前回、Habor『クッキングサーモメーター(温度計)』レビューしましたが、同じく「今度のはバージョンアップ版です」とhaborさんから新製品のアピールが。私もこういうノリは好きです。やってみましょうとお受けする事にしました。
外観と機能
まずは梱包状態のチェック。箱から取り出した所。
温度計本体と、マニュアルがあるのみです。
マニュアルは残念ながら英語ですが、だいたい触れば分かる的な性質の商品=温度計ですから迷う部分はそれほど無いです。スペックとしては、マイナス45度~200度まで計測することができます。まぁそんなに過酷な温度を測る事はありませんが、天ぷらとか揚げ物だと180℃とかありますから、実用面でいうとちょうどこれぐらいなのでしょうね。本体はボールペンのようになつていて、胸ポケットなどにすっと挿せるようになっている。温度計自体はそこから取り出して使う。こんな感じ。
金属部分先端は尖っているというほどでもない。前回の温度計(Hobor CP1)のほうが尖っていて危険な感じはありましたが、CP2では改善されている。ボタンは2個だけ。機能としては、電源On/Offと、摂氏/華氏の切替のみという非常に単機能に絞られている。前回のCP1でも実際はボタンはこの2つ(というか摂氏にした後は電源ボタンのみ)しか使っていないので、実使用ではこれだけで良いと思います。
あとCP2の特徴としては、音字表示部が180度首が曲がるのです。好きな角度に固定できます。ま、使いやすいと言えば使いやすい。無くても問題は無いと思いますが、便利な機能ではあります。
簡易に計れるが利便性は用途によりけり
温度はもちろん問題無く計れます。
試しに手で握るとこんな感じ。と言う事で前回同様、実際料理に使ってみました。
直近で肉料理の予定がなかったので、またもや味噌汁で試すことに。こんな感じで温度が簡単に測れます。4-5秒も待っていれば測定完了。簡単です。
ただ問題は・・・前回同様に温度計を固定できないという問題はついて回ります。
今回のCP2では液晶部が180度曲がるので、その機能を使って辛うじて固定できますが、鍋から出っ張った液晶部が火力次第では溶けてしまいそう・・・。 それに液晶部が先端に比べて当然重いので不安定です。なのでほぼ無理。やはりピンポイントで温度を「今何度かな-」と計測するためのモノですね。
その為、天ぷらなどの「常に温度を一定に保ちたい」と言った料理ではなく、ハンバーグやステーキといった「今肉の中は何度だろう?」と言うような料理に使われる事になりますね。もちろんコーヒーや紅茶の最適温度を測るのにも適しています。
まとめ:あると便利なキッチンサーモメーター
私は週末は趣味で家庭内料理人ですが、ハンバーグや分厚いステーキ肉などを焼く際に利用してます。今度自家製ローストビーフに挑戦したいと思っているので、その際に活躍してくれそうです。
価格的も以前に紹介したCP1が799円で、今回のCP2が1,199円。ほんのちょっとだけ割高ですが、180度首が曲がるのと、クリップが付いているので、安全に収納できて便利です。クッキングで温度を測って美味しく食べたい(飲みたい)という方にはオススメの温度計でした。
Haborクッキング温度計 料理用 デジタル180°回転 ℃/°F 防滴 油/ミルク/揚げ物/お茶/お肉/ハンバーグ/調理用
売り上げランキング: 12,311