中華タブレットメーカーとしてはあまり聞かない「Haier(ハイアール)」。しかし家電(特に白物家電)では驚異的に成長して、日本のメーカー「三洋(SANYO)」から白物家電事業を買収した事でも有名です。
そのハイアールは実はタブレットやスマホを発売していたのですが、ちょっと不発。
しかしそういった状況を挽回すべく、今回紹介する「Haier Ⅱ Pro」は好き嫌いがはっきりと分かれそうな奇抜なデザイン(というかカラー)のタブレットとして登場しました。
このカラーは個人的には好きですが、完全プライベート用ですね。
キーボードも同梱され、いきなり2in1タブレットPCとして使う事ができます。またボディーは背面にアルミとマグネシウム合金を使っていて、高級感と剛性感がありそうです。
スペックに目を向けると、液晶サイズは12.2インチで解像度は1920×1200のWUXGA、OSはWindows10で、これにSkylake世代のCore m3が搭載されます。
メモリとストレージは2モデル毎に違い、RAM 4GB+128GB SSD、RAM 8GB+256GB SSDとなっています。
4GB RAMモデルで約64,000円で、Skylakeを搭載している事を考えればかなりお買い得です。
主要スペック
- CPU :Intel Skylake Core m3-6Y30 Dual Core 0.9GHz, up to 2.2GHz
- RAM: 4GB / 8GB
- SSD: 128GB / 256GB
- ディスプレイ : 12.2インチ 1920 x 1200 IPS
- OS: Windows 10
- バッテリー : 8,300mAh
- カメラ: 5MP rear / 5MP front
- microSD: 有り
- WiFi /Bluetooth :WiFi802.11 a/b/g/n、Bluetooth4.0
- サイズ: 30.50 x 21.04 x 0.89 cm/ 840g
- Languages: 日本語プリインストール無し
(但しWindows10はOS標準であとから日本語ロケールインストール可能 - インターフェース : MicroUSB 3.0 x1、Micro HDMI x1、microSD x1，イヤホンジャックx1
写真で見る「Haier II Pro」
スペックから考えればコスパはいい
まだ情報が少なく、写真もあまりないのですが、とりあえず分かるのはSurfaceタイプではなく、キーボードカバーが”へ”の字型に曲がってタブレット部を支えるという構造という点が面白いですね。ただこれだとラップトップはほぼ100%無理で、デスクの上だけで使える2in1タブレットPCとなりそうです。スタンド代わりになるカバーも、どの程度の角度まで支えられるのか微妙で、構造としてはいまいちかなと。
デザインは好きだし、Skylake世代のCore m3を搭載しつつ、4GB RAMモデルは6万円台と頑張っているので、コスパはかなりいいです。あとはスタンドの使い勝手がちょっと6万円に見合ってないかなというのが残念。(あくまで想像ですが)
でもこのカラーは人柱覚悟で買っても良いかなと思わせるところもある。世界で唯一のカラーですし。こういう大胆さが日本メーカーにはないので、”よし。目立ってやろう”みたいなハイアールの意気込みはちょっと羨ましい。
肝心の価格はGearBestで4GB RAMモデルが約64,400円 / 8GB RAMモデルは約80,000円 でプリセール中。
価格だけならEverbuyingで買った方が安そう。4GB RAMモデルが549ドル(約60,000円)、8GB RAMモデルが686ドルなので75,000円ぐらいでしょう。
欲しい方はお早めに。
ちなみに高速配送である「Expedited Shipping」は、どちらのショップでもなんと0円です。早めに欲しい方はOptionを付けましょう。Expedited Shippingは、DHL/UPSなどの有名国際配送業者となる点と、荷物のトラッキングができるので安心感が違います。
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