auからHTC 10 HTV32 が発表されました。
HTC10はHTCの数ある端末のなかでもハイエンドで、「ミドルレンジ指向」だった冬モデルからするとハイエンドに戻りつつあるのは良い事かも知れません。(Galaxy S7 Edgeも今回は発売されますし)
細かいスペックは下記にまとめたので見て欲しいが、CPUはSnapdragon820という現時点で最高峰のCPU(SoC)で2.2GHzのクアッドコア、5.2インチに2560×1440のWQHD液晶、4GB RAMなどスペックは間違いなく最高レベル。カメラはレーザーオートフォーカスに対応した1,200万画素で、使い勝手と画質も向上している。また前面カメラも光学手ブレ補正(世界初)も搭載し、セルフィー重視の方にはたまらない。
インターフェースはUSB TYPE-C、急速充電機能はQuick Charge3.0で、QC3.0の充電器付と、購入したら即QC3.0が使えるのは素晴らしい。
フルメタルユニボディでがっちりした筐体は素晴らしい質感・・・というのはグローバル版のイメージでした。しかしなんだかau版は高級感が薄れおもちゃ的な色合いに。実物見てみないと分からないが、auのHTC端末は常にレッド推しのようですが、HTC10の持つ最高級端末のカラーとしてはどうなのかなと(個人の感想です)。
正直、グローバル版のシルバーのカラーのほうがソリッド感があって良かったのですが、カラーの好みは人それぞれですから、こればっかりは仕方ない。
通常auのHTC端末は、日本向けにだいぶ改良されているが、今回は基本グローバル版でおサイフケータイ、ワンセグ/フルセグは非搭載。このあたりは好みが分かれる部分でしょうが、私的には「これでいい」と思う。
また嬉しい機能としては、IP53の防水性能に対応している。IP53は完全防水を示しているわけではないが、雨中で水滴が付くぐらいは余裕でしのげるレベルなので、水没とかが無ければキッチンや水回りの不意の事故にも対応できそう。(ちなみにauでは公式に防水とは書いてない。生活防水レベルだと思うんですけどね)
それにしてもキャリアからこのようなHTCの最高峰端末が発売されるのは良い事で、もっとグローバル市場にある良端末を日本で手に入りやすくなってほしいところ。auあたりがXiaomiと手を組んでくれると面白いのですがね。
スペック
製品 | HTC 10 HTV32 |
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ディスプレイ | 5.2インチ 2560×1440 WQHD Super LCD5 |
CPU | Snapdragon 820 クアッドコア 2.2GHz |
RAM | 4GB |
ROM | 32GB |
OS | Android 6.0.1 Marshmallow, HTC Sense 8.0 |
カメラ | 前面 500万画素/ 背面 1200万画素 レーザーオートフォーカス/前後面光学手ぶれ補正 |
バッテリー | 3000 mAh |
ネットワーク | Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac Bluetooth 4.2 ,NFC |
SDカードスロット | microSD (最大200GB) |
サイズ | 145.9 x 71.9 x 9.2 mm |
重さ | 161g |
その他 | ・USB TYPE-C ・指紋認証センサー(ホームボタン) |
関連リンク
・au公式サイト :HTC 10 HTV32