ミドルレンジで約2.5万円!『HUAWEI nova lite 2』発売~ダブルレンズカメラ&5.65インチ縦長ディスプレイ

スマートフォンメーカーHUAWEIより「nova lite 2」の日本発売が発表されました。

HUAWEIではau向けにnova2が発売されていますし、nova liteは以前から発売されていた5.2インチのスマホでした。しかしnova2やnova liteとと似ているのは名前だけで、全く新しい縦長ディスプレイの5.65インチスマホとなっています。

HUAWEI nova lite 2の特徴

nova lite 2のディスプレイサイズは5.65インチで解像度は2160×1080。18:9というアスペクト比をもった縦長ディスプレイスマートフォンです。海外では「P smart」という名称で販売される予定。

非常に似ているのは同社のhonor9 liteで、ディスプレイサイズもスペックも非常に似通っています。honorブランドとHUAWEI直属のシリーズはほぼ兄弟機種と呼べるものも多いので、このnova lite 2も同じようなモデルです。以下honor 9 lite。

カメラは背面に1600万画素+200万画素、前面には800万画素のセルフィーカメラという構成。P10やMate10シリーズのようなライカ監修のものではありませんが、背景ぼかしたり、撮った後にリフォーカスできたりと、カメラの使い勝手はハイエンドと同じはずです(過去ダブルレンズカメラのHUAWEI端末はできていましたし)。

SoC(CPU)はKirin659 オクタコアで、honor 9 liteのAnTuTuベンチマーク結果を参考にすると概ね7-8万点程度と、ミドルレンジ機と言える結果です。RAMは3GB、ストレージは32GBで最近のスマホとしてはやや少なめですが、microSDも使えますし、実情に合わせたスペックです。これで価格が2万円台とのことなので、かなりリーズナブルと言えるでしょう。

4G LTE周波数帯も「FDD LTE: B1/3/5/7/8/19/28、TDD LTE: B38/40/41」とドコモのB19/ソフトバンクB8のプラチナバンドはしっかりと押さえています。

難点があるとすればUSB端子がmicroUSBという点でしょう。HUAWEIの場合、自社のローエンドライン(スペック的にはミドルだが)は、mate10 liteや、honor 9 liteと同様にかたくなに「microUSB」を使っています。これは「USB Type-Cが欲しければ高級機を買ってね」というメッセージなのでしょう。WiFiも2.4GHz帯しかサポートしません。

しかし、それを差し引いても、見た目は全画面ディスプレイでインパクトは大きいし、カメラはHUAWEIのダブルレンズカメラだし、性能的にはミドル機で2万円台。充分ハイコスパで魅力的です。

主要スペック

HUAWEI nova lite 2
ディスプレイ 5.65インチ フルHD+ (2160×1080) IPS
CPU HUAWEI Kirin 659 オクタコアCPU (4 × 2.36GHz + 4 × 1.7GHz)
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
OS EMUI 8.0 / Android 8.0
カメラ 背面 13MP+ 2MP ダブルレンズカメラ
前面 8MP
バッテリー 3000 mAh
ネットワーク Wi-Fi 802.11 b/g/n
Bluetooth 4.2
SIMスロット nano SIM x2
デュアルスタンバイ
microSD 有り : 最大256GB (nano SIM x1と共用)
対応周波数帯 FDD LTE:B1/3/5/7/8/19/20,
WCDMA:B1/2/5/6/8/19,
GSM:850/900/1800/1900MHz,
セカンダリーSIM:GSMの上記周波数(音声通話のみ)
サイズ 150.1 mm×72.05 mm× 7.45 mm
重さ 143g
その他 ・microUSB
・指紋認証センサー
カラー ブルー、ブラック、ゴールド

イメージ/フォト

価格

発売は2018年2月9日で、価格は25980円(税別)の予定。MVNOによっては多少価格の上下があるでしょうが、価格破壊レベルの安さです。

Amazonでは、24624円でOCNモバイルONEのSIM付きで販売中。このSIMはもらっといて使わないこともOKなので、不要なら破棄しても大丈夫です。

Amazon販売ページ : HUAWEI nova lite 2 【OCNモバイルONE SIMカード付】

関連リンク

・メーカー公式ページ : HUAWEI nova lite 2

最新情報をチェックしよう!