Hysureというメーカーから発売されている「Hysure衣類乾燥除湿機」を使ってみましたのでレビューしていきます。
Hysure衣類乾燥除湿機
Hysure衣類乾燥除湿機はその名の通り、除湿機でありながら衣類乾燥機も兼ねているニコイチ製品。
除湿方式はデシカント式と呼ばれる構造を採用していて、コンプレッサー式より除湿力は劣るものの、静音設計にでき、小型化もできる為、室内で使う際にはメリットが大きな方式です。
また除湿だけでなく、衣類乾燥モードもあり、雨の日の部屋干しで、デシカント式除湿の時にでるヒーター熱を効率よく衣類に当てて、ただの部屋干しより乾燥時間が1/4と効率的に乾かすことが出来ます。
【商品仕様】
定格電圧:AC100-120V 50-60Hz
定格除湿能力:最大約10L/日
衣類乾燥時間2kg:約80分
排水タンク容量:約2.5L
外形寸法:L300×W200×H455mm
重量:5.75kg
電源コード:約1.7M
騒音レベル:≤45dB(運転時間や運転モードによって異なる場合があります。)
除湿可能面積の目安:木造住宅は24畳(39㎡)、コンクリート住宅は48畳(80㎡)
*Hysure様からお借りしてのレビューです。
開梱と外観
同梱物は本体とマニュアルだけです。
マニュアルは図解入りでしっかりと書かれています。これなら使い方で迷うことはないはずです。
上記マニュアルの部分である本体の上部にはボタンがあり、ここで電源、風量、タイマー等の設定ができます。
下部には除湿した水が溜まるタンクがあります。2.5Lも貯められ、オーバーフローしそうになると自動停止する機能があります。中にホースが入っていますが、これはこのタンクを使わずに直接排水口などに水を流したい=つまり2.5L以上水が溜まってもずっと使い続けるようにしたい際に使います。風呂場や洗面所などの近くで使えば、長期不在時でも除湿したいというケースで使えます。
側面には何もありませんが、ホースを抜く穴があります。
背面はフィルターのみ。こちらも取り外せて洗うことができます。
除湿能力
とりあえずリビングのTV脇に置いてみましたが、主張が強くないデザインで、SHARP等の加湿器などに似ている為、違和感はないはず。
まずは除湿機として付けっぱなしで2日程度使ってみたところ、結構水が溜まりました。
だいたい500mlぐらい溜まっていましたね。これの5倍の容量があるタンクという事を考えれば、10日ぐらいずっと除湿かけていても満タンにならないことになるので、環境にも拠りますが今の季節(梅雨後から夏場)なら1-2週間に1回程度で良さそうです。
音に関してはやはりデシカント方式の為、静音です。パワーを強にすればそれなりにうるさいですが、付けっぱなしであれば弱で良いので、その弱モードだとほぼ無音に近い。一応タイマーもありますが、寝ている時も気にならないレベルなので夜間でも安心。
部屋干しが楽
雨の日は我が家は和室の境にかけて自然乾燥させるか、サーキュレーターを使うのですが、今ひとつ乾きが悪い。
と言う事でこのHysureの依頼乾燥機能はかなり期待して使ってみました。
本機からは暖かめぐらいの熱風がでていて、ルーバーで角度調整もできるため、効率的に洗濯物に風を当て続ける事ができます。実際、自然乾燥だと多少じめっとしていても夜には畳んでしまうわけですが、この衣類乾燥を使うと早く乾くのはもちろん、衣類がパリッと乾いているので気持ちよく畳んでしまえます。
浴室乾燥は非常に電気代を食うので我が家ではほぼ使用禁止ですが、ほんのちょっと乾かしたいぐらいなら、このHysureの除湿/依頼乾燥機で良いと思います。
総括: 除湿も衣類乾燥もできて更に取っ手が便利
除湿は充分だし、衣類乾燥も補助的な機能ながらも満足いく性能です。
もう一つ良いところがあり、それは取っ手。
上部のグレーの部分は取っ手になっていて、持ち運びに便利。実際普段はリビングの隅で除湿機として使ってますが、部屋干しの時は移動が必要、このとき取っ手がないと全体を両手で持つことになり、また水が入っているとこぼしてしまいます。
しかしこの取っ手があるおかげで、私の妻でも楽々移動が可能。使い勝手が良いというのはほんとに有り難いのです。
と、性能だけでなく使い勝手に優れたHysure衣類乾燥除湿機ですが、価格がAmazonで27,999円です。
若干価格としては高めなので、このあたりは価格とのバランスがやや難しい所ですが、ものとしてはしっかり機能していて良いので、除湿や部屋干しの衣類乾燥の簡易タイプが欲しいなと思っているならオススメです。