中国製ロボット掃除機『ILIFE X5』のレビュー2回目です。今回でレビューは完結です。
前回の記事はこちら
前回記事: 【実機レビュー前編】中国のロボット掃除機『ILIFE X5』の実力は? 意外と使えるぞ~開梱から本体チェックまで
今回は、【使ってみた編】という事で、ロボット掃除機としての実力をチェックしていきたいと思います。
掃除させてみた
早速掃除させてみました。
本体の「CLEAN」ボタンを押すだけで、勝手に動き回って掃除してくれる。
動きはモニュエルと比べると、倍ぐらいの速度で動き廻ってやる気満々の掃除をしてくれる。スピードがあるので最初は壁や家具に当たると「ガツン」と音がして「おいおい」と思うが、バンパーが吸収するのでお互い傷付くことはない。ただある程度動き廻って、どこに何があるか把握するようになると、家具・壁には寸止めで止まるようにになり、ギリギリまで掃除してれるようになる。
これはモニュエルなんかも同じで、「どこに何があるか分かって掃除してるのはすげー」と感心してしまう。
またセンサーで落下防止を謳っているだけあって、うっかり窓を開けたままでも、落ちずに止まって引き返してくれるのも良い所。
それに売りのひとつでもある静音性もいい。モニュエルは一般的な掃除機と同等で、TVの音が聴き取れないぐらいうるさいのですが、ILIFE X5は多少音を上げるだけでTVは見れる。
体高がないので、TV台の下にも潜り込んで掃除してくれます。
ただ、「やる気満々」のロボット掃除機なので、TV下部のケーブル類もガリガリ乗り越えて行きたがり、結局絡まってエラーで止まることもよくあり、「もーそこには入るな」とぶつぶつとロボット掃除機を叱ることも・・・
そんな時は付属のセンサーで、バリアーを作りましょう。
自動で充電ステーションに戻って再充電もしてくれますが、迷って力尽きることもあります。まぁこれはモニュエルでもたまにあるのでなんとも言えませんが、放置しておくと最終的には家のどこかで電池切れになって止まっている事はモニュエルより多いかなという気がします。
掃除は1充電で1時間ぐらいかけて掃除してくれます。
我が家は3LDKですが、1充電では全ての部屋までは掃除しきれませんでした。
ゴミの取れ方はILIFE X5が圧倒
ゴミ取りの結果はというと、ちょっと汚いですが、1回の掃除でここまで取れました。モニュエルよりも取れてますね。
毎日モニュエルで掃除していて、だいたい同じぐらいのゴミが取れますが、60,000円のモニュエルと同程度以上の掃除能力というのはたいしたものです。やっぱパワフルに動き回る方が良いのかも。
まとめ:1.5万円なら期待以上の性能のロボット掃除機
正直言うと、使う前までは「中国のロボット掃除機なんて使えるのか?」という気持ちもありました。が、結果から言うと「充分使えるし、学習して家具に当たらないとかお利口さんじゃない」と感心しました。
初回だけ家具配置は未学習だからぶつかりまくりますが、家具を認識すれば、ちゃんと回り込んで掃除もするし、2日目以降はとても賢い動作をします。
このILIFE X5は、GearBestで約15,000円で販売しています。(記事作成時点の価格)
ルンバはかなり価格が高いので、欲しいけど二の足を踏んでいる方にも、15,000円ぐらいなら「まずはお試しで買ってみよう」という気持ちにさせる価格ですね。
ILIFEシリーズはGearBestではかなり取り扱いがあり、保守パーツも結構安く売っているので、予備として買っておくなども出来るのが良いですね。
ILIFE X5の価格と購入方法
このILIFE X5は、GearBestで15,721円という低価格で発売しています。※価格は記事作成時点
価格はクーポンやセール等で変わってきますが、性能を考えればこの価格でも充分安いですよ。
GearBestでの購入方法などは、下記記事に取り纏めていますので、参考にしてください。
・GearBest.com販売ページ : ILIFE X5 Smart Robotic Vacuum Cleaner
・GearBest.comの紹介 : GearBest.comを利用して中華デバイスを安く輸入するのも面白い
・GearBest.com買い方ガイド : 中国のGearBest.comでデバイスを買って輸入する方法~注文から届くまで