以前レビューした、Inspiron 14 5000(5458)ですが、中古で2万円台でゲットして、非常に満足感が高い14インチノートPCでした。
以前の記事はこちら
実機レビュー記事: 安くなってきたDELL 14インチ『Inspiron14 5000(5458)』買ってみた!開梱~外観チェック編
実機レビュー記事: 安くなってきたDELL 14インチ『Inspiron14 5000(5458)』買ってみた!基本チェック+ベンチマーク編
ただ唯一の不満が「遅い」という点。CPUはCore i3で、メモリ4GB積んでいて遅いというのは、やはりHDDが足を引っ張っている証拠で、以前のレビューでもHDDのベンチ結果は異様に遅いという結論でした。(Crystal Disk Markの結果)
と言う事でSSDに換装して、爆速化にチャレンジしてみました。
事前準備
SSDは、自宅にあった余り物ですが、こちらの製品を使う事に。
SSDは何でも良いのですが、厚み7mmのものしか入りませんのでご注意下さい。(最近のものは7mmですが古いものだと9.5mmのものがあります)
また、SSDはHDDを取り付ける前にクローン化しておかないといけません。クローン化はフリーソフトなどを使えば簡単です。私の場合は、EaseUS Todo Backupの無料体験版で済ませました。
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HDDを取り外しはやや難しい
まずはHDDを取り外していきます。
Inspiron 14 5000(5458)の背面パネルのネジを取り、カバーを外します。
HDDはブラケットで固定されているので、まずはブラケットのネジを取ります。
次に、HDDケーブルをマザーボードから外すか、HDDからコネクタケーブルを取るかどちらかを実施します。普通はHDDに付いているコネクタケーブルを外しますが、私のは異様に硬かったので、マザーに繋がっているフラットケーブルを外しました。
フラットケーブルの取り外しは、簡単ですが気をつけて下さい。
精密ドライバのマイナスでそっとケーブルを押さえているロックを持ち上げます。そっと持ち上げればフラットケーブルを痛めることはありません。
あとはケーブルを持ち上げればするっと外れます。取り付けはこの反対をするだけです。
HDDが取り外せたら、コネクタケーブルを取り外します。
HDDにはまだブラケットが付いてますので、側面にあるネジx4を取り外します。
これでHDDが外れました。
SSDを装着する
SSDの取り付けは簡単で、HDDの取り外しの逆をやっていくだけ。
SSDをブラケットに装着してネジ止め、その後コネクタケーブルをSATAコネクタに取り付けます。で、あとはフラットケーブルを元通りに取り付けてロック。
最後にブラケットをネジ止めすればOKです。
ベンチマーク結果
では早速どの程度速くなったかベンチマーク。
元のHDD。
SSD化後。軽く5倍以上の爆速化。シーケーンシャルも速くなっているが、特にランダムアクセスの速度向上が素晴らしい。さすがはSSD。取り付けたCFDのSSDはちょい前のものですが、再利用してもこの速度なら充分使えますね。
実際OS起動速度も、体感レベルで全く違います。HDDのほうは電源On→ログオン画面まで45秒程度ですが、SSD化で15秒まで短縮。
まとめ: 安くなってきたSSDで高速化が一番楽な爆速化
効果を見れば明らかに爆速化されている事が分かります。これはInspiron 14 5000(5458)に限った話しではなく、HDDを搭載したPC全般に言えることですが、SSD化は確実に体感レベルで速度アップが望めます。使用しているPCが遅いなぁーと感じたら、メモリやHDDの交換ではなく、HDD→SSD化をするほうが確実に速くなります。
そのSSD、以前は容量のわりに価格が高かったものの、現在は128GBで5000円、256GBで10,000円前後と、非常に買いやすい価格になってきました。
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