中国のPC/タブレットメーカーCHUWIからIndiegogoにてクラウドファンディングをスタートさせる予定の世界最小4KミニPC「LarkBox」の内部分解構造が公表されました 。
CPUやSSD、ポート類、ファンが、このコンパクトなボディにどのように収められているかが確認出来ます。
LarkBoxの内部
用意するものはプラス/マイナスの精密ドライバ。CHUWIの公開記事では、1.8㎜×25㎜のプラスドライバーとマイナスドライバーを使用していました。それにしてもiPhone XSと比較して、この小ささは本当にコンパクトですね。
マザーボードは基板対基板 (BTB) コネクタを採用しています。多層になっていますが、簡単に取り外すことができます。
最初にケースの底部を外すと、以下のMicroATX基板を目にすることになります。
パワーサプライ、USB-Type A(x2)、3.5㎜イヤホンジャック、Micro SDカード拡張スロットが小さな基板に組み込まれている事が分かります。
配線でつながっているもうひとつのマザーボードには、Gemini Lake世代のIntel Celeron N4100プロセッサ、6GBのメモリ、128GB eMMCストレージ、Intel無線LANなどのメインパーツ、更にUSB Type-C、HDMIポートがついています。
CPU:Intel Gemini Lake N4100 with UHD Graphics 600
メモリ:SK hynix H9HKNNNDGUMUBR 3GB LPDDR4×2
ストレージ:FORESEE NCEMASLD-128GB
無線LAN:Intel Wireless-AC 9461
インターフェース:HDMI(Type-A)×1、USB Type-C×1
最後は放熱ファンです。ヒートシンクの上に極小ながら空冷ファンが備わっていて、最大回転数でも20db以下に抑えられているそう。
全てのパーツを一覧にした画像がこちら。レモンと同じぐらいの大きさのボディに、縦に複数の基板を表裏繋げてコンパクトに収納していることが分かりますね。空冷ファンの冷却システムも組み込んでいるので、超小型ながらも熱に関してはある程度安心出来そうです。
スペック
まとめ
Indiegogoのクラウドファンディングスタートは5月末を予定していて、価格は199ドルの予定。
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