韓国LGは、Galaxy Noteタイプの5.7インチスマートフォン「LG Stylus2」を発表しました。
Source: Social LG전자
LGは既にG5というハイエンド端末をMWC2016にて2月21日に発表すると公開していますが、今回発表された「LG Stylus2」はそのMWC2016に展示されるとの事。
スペック
LGにより公開されている情報は以下の通りです。
- サイズ 155×79.6×7.4mm
- 重量 145g
- カラー チタン、ホワイト
- ネットワーク LTE / 3G / 2G
- SoC 1.2GHz Quad Core
- ディスプレイ 5.7 “HD In-cell Touch(1280×720)
- カメラ 13MP背面/ 8MP前面
- バッテリー 脱着式3,000mAh
- メモリ 2GB RAM / 16GB ROM / Micro SD slotサポート
- オペレーティングシステム Android6.0 マシュマロ
- Wi-Fi(802.11 b、g、n)、Bluetooth 4.1、USB 2.0、NFC
このスペックを見ると分かりますが、性能的にはミッドレンジの下でエントリーレベルです。
5.7インチ液晶を搭載しますが、解像度はHD画質、WiFiも802.11 b/g/n、CPUも1.2GHz Quad Coreと最低限のレベル。恐らくですが、日本では発売しづらいスペックかなぁと思う。ただいかにも廉価な臭いがするスペックなので、2万円台でSIMフリーとして発売したらもしかしたら・・・という気もします。
サイズに関してちょっと気になるのは横幅。79.6mmはやや太っちょです。Galaxy Note5は同じ5.7インチで76.1mmですからもう少し頑張れたんじゃないかなと。もちろん価格帯が違うからコストのかけ方も違うでしょうから難しいのは分かりますが。
廉価なペンスマホが欲しい人には朗報
Stylus2は、以前発売していたG4 Stylusの後継機です。G4 Stylusは2015年前半に発売されましたが、フラッグシップの”G4″の名前を継承しているにもかかわらず、1GBメモリ、ストレージ8GBと微妙な端末でした。
しかしこのG4 Stylusからの進化版と捉えれば、163g→145gへの軽量化、メモリとストレージ倍増となかなかの成長と言えそう。(やっと最低限レベルに到達したとも言えますが)
そして、スタイラスを内蔵できるタイプのスマホとしては、基本的にはGalaxy Note一択状態だった所に、廉価版でも手書きペン使えますよという立ち位置を確立したのは素直に褒めたい。Stylus2の価格はG4 Stylusと同等と考えると、30,000円アンダーだと思います。Galaxy Noteは最高峰スペックの為、価格が高いので、「Galaxy Note使いたいけど高い」と二の足踏んでいた方には選択肢が増えそうです。
あとは私が知る限り、最高の手書き環境が整っているGalaxy Noteシリーズにどこまで使用感が肉薄できるか・・・ですね。