ドイツで開かれたIFA2016にて、HUAWEIからハイスペックAndroid SIMフリータブレット『MediaPad M3』が発表されました。
RAMは4GB、SoC(CPU)は、Kirin950 オクタコア (4 x 2.3 GHz + 4 x 1.8 GHz)と万全。Kirin950は同社のスマートフォンHUAWEI MateSでも搭載され、そちらのAnTuTuスコアは90,000越えとタブレットとしては超ハイエンド。スピーカーもharman kardonで、恐らく音もかなりいい。HUAWEI OEMのd-tab compactでもかなり音は良かったので期待。
そしてnano SIMスロットを搭載して、LTE-FDD: Band 1/3/5/7/8/19/20/28をサポートしている。ドコモならB1/B3/B19の3つのバンド、ソフトバンクならB1/B3/B8をサポートするので、国内キャリアSIMでも充分使える。恐らく日本市場を強く意識していると思っていたら、日本発売は決定していて『2016年9月26日』発売です。
価格的には、32GB WiFiのローモデルで4万円程度から。64GB LTEモデルは5万円前半と、スペックを考えればなかなかのお買い得感です。私ならLTEモデルで32GB版ですね。microSD使えますし。 やっと日本国内でも発売となりました。
WiFi版は31,980円、SIMフリー版は37,800円。プレミアムモデルは42,800円。こちらはカラーがゴールドになり、AKGイヤフォンが付属する。
主要スペック
- CPU : HiSilicon Kirin950 octa-core processor (4 x A72@2.3 GHz + 4 x A53@1.8 GHz)
- RAM: 4GB
- ストレージ: 32GB / 64GB(プレミアムモデルのみ)
- ディスプレイ : 8.4-inch IPS WQXGA (2560 x 1600 pixels), 359 pixels per inch (PPI)
- OS: Android 6.0/ Emotion UI 4.1
- バッテリー : 5100mAh
- カメラ: リア800万画素 / フロント800万画素
- microSD: 最大 128GB
- WiFi /Bluetooth :802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth4.0
- サイズ: 215.5 x 124.2 x 7.3 (mm) / 310g
- SIM : Nano SIM x1
- ネットワーク:
GSM: 850/900/1800/1900 MHz
UMTS: Band1/2/5/6/8/19
TD-SCDMA: Band 34/39
LTE-TDD: Band 38/39/40/41(100MHz)
LTE-FDD: Band 1/3/5/7/8/19/20/28 - インターフェース : microUSB x1 、microSD x1,イヤホンジャックx1
写真で見る「MediaPad M3」
ハイスペック好きなら買いでしょう
私はきっと買います。ホームボタンはあるし、WQXGA(2560×1600)の解像度は綺麗で使いやすそう。音が良いのもプラス要素。重量も310gと8.4インチとしては超軽量。
うーん。このスペックで3.5万円ぐらいの価格で発売できちゃうのはさすがに凄いですね。私的に唯一の不満はmicroUSBインターフェースという点ですね。いまこの時期に発売されるハイスペックタブレットで、microUSBというレガシーになりつつあるインターフェースは今ひとつです。自宅でも充電はべつにmicroUSBでもいいのですが、持ち歩いた際にモバイルバッテリーで充電する事も考えると、ケーブルを持っていかなければならない。スマホもUSB Type-Cに切り替わってきているので、そうなるとType-CとmicroUSBの2本が必要になる。これはちょっともったいないなと。
日本国内でもやっと発売され、概ね定価販売。(税込み分でやや高く見えてしまいますが) 以下は参考までに楽天での販売価格です。
私はプレミアムモデルまでは要らないので、ノーマルのWiFi版とLTE版で悩み中です。
■WiFiモデル
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■LTEモデル
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関連ページ
・メーカー公式ページ : HUAWEI MediaPad M3 (日本語ページ)