モダンデコから発売されている低温調理器を買ってみました。
もともと低温調理器は持っていたのですが、中途半端に故障してくれるのでイライラ。というのも、60度/2時間とか設定して1時間ぐらいでいつの間にか電源落ちるという現象になってしまいました。気付くとそうなっているのでどれぐらい低温調理されたかも分からず、食材は中途半端に温められているので、全く使えない弟子をもった気分。
もはや耐えられないので、買い直しました。とは言え、以前私が買った製品は1万4000円ほどでしたが、このモダンデコ低温調理器は7000円程度と当時の製品の半額と抜群に安かったです。
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開梱&外観
箱を開けると、本体、マニュアルという構成。
マニュアルはしっかりと図解入りなので非常にわかりやすい。
低温調理器自体にケーブルが直結されています。
ダメな子となってしまった以前のRazorri低温調理器(左)との比較。Razorriのほうは電源ケーブルは別でめちゃくちゃ太かったので取り回しが大変でしたが、モダンデコ低温調理器は直結タイプなのでコンパクト。全体のフォルムとしてもかなり小さく細くコンパクトな事が分かります。
下部の水に浸かる部分には、MAX/MINのゲージがあり、この範囲内に水を入れる必要があるわけです。
底部はプラスチックカバーとなっていますが、ちゃんと自立するように足が付いています。
上部にはコントロールパネル。全てタッチ操作です。
ローストビーフ作ってみた
ちょうど妻の実家でクリスマス会をするので、ローストビーフを作ってみました。
牛肩ロースかもも肉を約400gくらいを用意します。あとはローストビーフの素があると楽ちん。ローストビーフの素にある粉をかける前にニンニクチューブを塗っておくと粉が付きやすいのでオススメ。
無ければ塩こしょうかクレイジーソルトを強めにみっちりふりかけ、周りに軽くニンニクのすり下ろしを塗ります。
あとは肉をジップロックに入れる。
低温調理器で調理するには、ジップロックから空気をほぼ抜いてしまう必要があります。空気があると調理時に空気が熱入りを邪魔してしっかりと熱が通りません。コツとしてはジップロックの端を僅かに開けておき、鍋や炊飯器に水をたっぷり入れ、肉側からジップロックの口に水が入らないように沈め、空気を抜きます。肉の周りに空気が無くなればジップロック口を閉めて完成。
あとは3時間ぐらい冷蔵庫で味を馴染ませます。私の場合、低温調理する前日にここまで完成させて冷蔵庫で寝かせ、翌日調理します。
さて翌日。デカイ鍋と低温調理器を用意します。水をたっぷりと入れておきます。
モダンデコ低温調理器の電源ケーブルをコンセントに繋ぎ、あとは電源を入れて、温度と時間を設定すれば完了。ただこれだけで超簡単。
あとはモダンデコ低温調理器にお任せです。55度で2時間と設定してあとは放置するだけ。
楽ちんなのは、この低温調理は場所を選ばないという点。キッチンじゃなくてもよくて、電源さえ取れればベランダとかでもOKです。とにかくほったらかしでいいという点は楽。時間がくればアラームで知らせてくれるので、あとは取り出すだけ。
ちなみに取り出さないと、そのまま55度を保ってくれます。取り出すとこんな色合いに。
あとは表面に焼き目を付ける程度に焼いてあげればできあがり。
切るとこのように中は綺麗なピンク色に。いやー美味しそう。
できあがった後に親類とのクリスマス会に持っていきました。
ローストビーフ専用のナイフじゃないので、綺麗には切れなかったのですが、それでも味は充分美味しい。
市販でローストビーフ買ってくるよりも間違いなく美味いです。
実家でみんなで食べましたが、めちゃくちゃ喜ばれました。
総括 : 廉価で手軽な低温調理器
ローストビーフを買うとなると高いし量も少ない。でも低温調理器があれば、+1000円ぐらいで肉買ってくれば、おなかいっぱい食べたれてしまう。ローストビーフだけでなく、鶏の胸肉でハムも作れたりします。しかも下処理して低温調理器に突っ込めば、ほぼほったらかしで作れる。
モダンデコ低温調理器自体も、使い終わったら水をタオルで拭くだけ。利用方法もお湯に浸かっているだけですし簡単。自立できるタイプなので、キッチンの隅に置いておくこともできます。
低温調理器というと敷居が高いイメージがありますが、このモダンデコ低温調理器は、6999円と楽天市場でさがしてもほぼ最安価格で手軽に買える割に使い方は超簡単。とても良い買い物をしました。
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