全てが破格!「 Nothing Phone (2a)」を発表 -AnTuTu 74万点/6.7インチAMOLEDディスプレイ/唯一無二デザイン/12GB+256GB構成で5万5800円。MVNOなら3万円台もあり得るぞ

デザインに主眼を置いたスペシャルスマートフォンを発売しているNothingが、最新スマートフォン「 Nothing Phone (2a)」を発表しました。このNothing Phone(2a)は既に日本市場での発売も決定しています。

SoC(CPU)には、MediaTekと共同開発した、Dimensity 7200 Proを搭載したミドルレンジスマートフォンです。
日本版は、Felica=おサイフケータイにも対応しています。

Nothing Phone (2a)の特徴

Nothing Phone (2a)は、6.7インチAMOLEDディスプレイ、45W急速充電。印象的な50MPデュアル背面カメラ、そしてNothingの最大の特徴である背面のGlyphインターフェースLED等、Nothing Phone(2)というよりも、Nothing Phone(1)の後継というような立ち位置で、スペック比では廉価とも言える55800円の定価が魅力です。

デザインとGlyph Interface

カラーは、ブラック/ホワイトの2色。Nothingではおなじみとも言える背面のこの特徴的なデザインは当然継続され、Glyph Interfaceと呼ばれるLEDライトが配置されています。

ライトには機能性があり、カメラを起動するとカウントダウンとして利用できたり、音量レベルを段階的なLED表示で知ることも可能。

ディスプレイ

ディスプレイは6.7インチ の 2412×1084解像度でフルHD+。このサイズとしては標準的ですが充分な解像度。
更に最大輝度も1300nitsととても明るく鮮明です。

またリフレッシュレートは可変で120Hzまでとなっていて、一般的なスマートフォンのリフレッシュレートの2倍も滑らか。

ベゼル幅もNothing Phone(1)では2.6mmでしたが、Phone(2a)では2.1mmまで狭額縁化されています。

CPU/メモリ/ストレージ

搭載されるCPUは前述の通り、MediaTekと共同開発したという Dimensity 7200 Pro を搭載。

AnTuTu v10ベンチマークのスコアは74万点超と公式では謳っています。

Xiaomi RedmiNote 13 Pro+5G には、名称が近いMediaTek Dimensity 7200-Ultraは、80万点程度と謳われていて、6万点ほど劣っていますが、それでも74万点あれば充分な快適な操作性と、ゲームもよほどのサクサク度を求め無ければ普通にプレイ可能なレベルです。

メモリ(RAM)とストレージ構成は、8GB+128GB版と、12GB+256GB版の2構成。
仮想RAMで+8GBの利用が可能。

バッテリー/急速充電

バッテリーは5000mAhと一般的。

急速充電は45Wと比較的ワット数が高めです。昨今のXiaomiハイエンド機のように120Wというような超高速充電ではありませんが、充分のレベルにはあります。

カメラ

背面カメラは 50MP(メイン)と、50MP の超広角のデュアルカメラ。
OIS(光学手ぶれ補正)/EISも付いています。

対応周波数帯

対応周波数帯は4G LTEはB8/B18/B19とソフトバンク/au/docomoのプラチナバンド対応。
5Gもn77/n78で3キャリア+楽天モバイルにも対応。

3G: 1, 4, 5, 6, 8, 19
4G：LTE ：1, 3, 4, 5, 7, 8, 18, 19, 20, 26, 28, 38, 39, 40, 41, 42, 66
5G: sn1, n3, n5, n7, n8, n20, n28, n38, n40, n41, n66, n77, n78

価格

12GB+256GB版の価格はなんと定価で5万5800円。AnTuTu 74万点のスマホと考えても比較的安価であることは間違いない。
恐らくIIJmio等のMVNOでも発売されるでしょうから、回線契約とセットでの割引だと恐らく3万円台もあり得ると思います。

特徴的なデザインであることを考えると非常に安いですね。

発売は3月末から順次となっています。

Nothing Phone (2a)

スペック

関連リンク

・公式サイト : Nothing Phone (2a)