アルミ合金で放熱性に優れた「USB-C NVME M.2 SSDケース PCM2」使ってみた

USB-C 接続の「NVMe M.2 SSDケース PCM2」を株式会社オリコ様からご提供頂きましたので、使ってみました。

主な特徴

最近はM.2 SSDの価格もだいぶ安くなり、PC好きな方なら容量拡大へと乗り換えているうちにM.2 SSDが余ってしまうことも増えている人もいるでしょう。私も実はノートPCやデスクトップPCのM.2 SSDを128GB→256GB→512GB→1TBみたいなじわじわ乗り換えていて、余剰SSDがポツポツ出ています。

そんなとき便利なのがSSD専用のケースです。このORICOのPCM2という型番のケースは、NVMe SSD専用のケースで、NVMe SSDを入れれば、USB3.1 Gen2で10Gbps接続でNVMeの速度をできる限り活かしています。

またケース自体もアルミ合金の為、堅牢強固なだけでなく放熱性も兼ね備えています。

こういったSSDケースは、ディスククローンする際には活躍してくれますね(というかSSD載せ替え時はないと困る)。

ちょっと注意が必要なのはNVMe SSD専用という点で、長さ的には2280まで対応するものの、PCI-E/SATAのM.2 SSDは物理的に挿せません。また最大容量は2TBまでです。

製品仕様
製品名:ORICO NVME M.2 SSDケース
材質:アルミニウム
出力ポート: USB3.1 Type-C
転送速度:USB3.1 GEN2 10Gbps(理論値)
容量:2TBまで
システム:Windows / Mac / Linux
寸法:29*104*10.2mm
重さ:38g(パッケージ除く)

開梱と外観

パッケージを開封していきます。

同梱物はマニュアル、USB Type-C – USB Type-Cケーブル、USB Type-C – USB Type-Aケーブル、ネジ、精密ドライバーです。ドライバーとネジはSSD固定用。

マニュアルは英語ですが、図解もありますし、ケースあけてSSDを取り付けるだけなので、困ることはないでしょう。

端子はUSB Type-C。

反対側にはケースロック用のネジ止めと、小さな穴はSSD アクセスLEDです。

ケースは29x104x10.2mm と非常にコンパクト。重さもわずか38gと軽量です。この大きさならUSBメモリーキー代わりに使うのもアリです。

NVMe SSDを装着

それではSSDを装着していきましょう。まずはケースを開けるとこのように基板があります。

基板ごと取り外して、NVMe SSDを差し込みます。

あとは付属のネジと台座金具で挟み込むようにネジ止めして固定します。

再び基板+SSDをケースに入れます。

あとは蓋を閉じて付属のネジで留めます。これで完成です。

ドライバーレスで簡単接続というわけにはいきませんが、頻繁に入れ替えるものでもありませんので、一度固定するだけなら手間もたいしたことは無いですね。

使ってみた

早速接続して使ってみました。当然ですが、ケーブル繋げて挿せば認識します。

速度はCryctalDiskMarkで計測して見ました。シーケンシャル898.3MB/sはさすがNVMe SSD。SATA SSDが500MB/sちょいぐらいですから充分高速です。Amazonレビューをみていると規格上のフルパワーの速度がでているかというとそうでもないという指摘もあります。どうも冷却効率も関係あるらしいというのを目にしましたが、ケースを簡易扇風機で冷やした程度では数値は変わりませんでした。ただ900MB/sなら充分高速です。

データバックアップや臨時のモバイルストレージとしては充分以上に高速です。もちろんSSD載せ替えでクローン化が必要というとき、こういうケースは必須アイテムになってきますし、余ったSSDをUSBストレージに簡単にできるこういうアイテムは1つ持っていると便利です。

価格

価格はAmazonで4,500円です。

ちょいお高いのですが、クーポンを頂きました。30% OFFで3150円です。
欲しい方はご活用ください。

割引後価格:3150円
クーポンコード:6RK29VLB
有効期間:~ 2019年11月07日 まで

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