中華タブレット『Onda V80SE』レビューです。今回はEverbuying様からサンプルをご提供頂いてのレビューです。
製品紹介記事 : OGSスクリーンを搭載した『Onda V80 SE』登場! 8インチWUXGA解像度のAndroid5.1タブレット
このOnda V80SEは8.0インチでWUGAというタブレットで、サイズの割りに高解像度です。
またディスプレイは8インチとしては最先端のOGSディスプレイを搭載しています。このOGSディスプレイは、画面の鮮やかさを向上させて、更にガラス面と液晶面の段差無くす技術。中華タブレットでは廉価なものだとこの段差(空白)がやや気になるの。
これは、Onda V80 Plusのディスプレイ。正面からみるとあまり気にならないものの、少し斜めから見ると段差が分かる。
こんな段差があるディスプレイは日本メーカーやその他大手のメーカーでは最近では見ることがなく、むしろ中華タブレットが異常とも言えました。
これがOGSディスプレイだと段差が無くなるので、やっと普通レベルになったとも言えます。
OGSは10インチオーバーの中華タブレットで普及し始め、CHUWI HiBook Proでは、2K解像度ディスプレイと相まって、非常に美しいタブレットでした。
そんなOGSディスプレイを搭載したOnda V80SE。8インチでも美しいディスプレイかどうかなど、レビューしていきます。
今回は第一回目のレビューという事で早速開梱&外観チェックレビューしていきたいと思います。
主要スペック
まずは主要スペックをおさらい。
CPUはBayTrail T世代のAtom Z3735と一世代前のもの。IntelがAtom系のCPU提供を止めるという敬意もあり、少しずつですがBaytrail世代のCPU採用が戻ってきてます。ただCherry TrailとBaytrailのパフォーマンス差は大きいわけでは無いので、極端に遅い=使えないなどはありません。
これにRAM 2GB + 32GB ROM(eMMC)という構成。
ディスプレイは8インチで解像度はWUXGA(1920×1200)とこのサイズとしては過剰レベル。
OSはAndroid5.1です。中華タブレットとしては珍しく(?)シングルOSです。
- CPU :Intel Baytrail Z3735F Quad Core 1.33GHz, up to 1.83GHz
- RAM: 2GB
- ストレージ: 32GB eMMC
- ディスプレイ : 8.0インチ 1920 x 1200 (WUXGA) IPS液晶
- OS:Android5.1
- バッテリー : 3.7V 4200mAh
- カメラ: リア2MP / フロント 0.3MP
- microSD: 最大256GB
- WiFi /Bluetooth :WiFi802.11 b/g/n 、Bluetooth4.0
- サイズ: 21.40 x 12.50 x 0.95 cm / 312g
- Languages: Androidは日本語あり
- インターフェース : MicroUSBx1 、microSD x1,ヘッドホンジャックx1
Onda V80 SEの開梱と同梱チェック
箱を開けるとビニール袋に包まれた本体が登場。
同梱物は、マニュアル各種、MicroUSBケーブルのみとシンプルです。ディスプレイは液晶保護フィルムが貼ってあり、剥がしてもその下にフィルムがあるタイプ。親切ではありますが、フィルムは相変わらず低品質で、気泡は入ってるし、傷が付きやすくあくまでオマケレベルと考えるべきです。ただ無いよりは絶対にあった方がいいので、助かりますね。(V80SE用の液晶保護フィルムなんて、国内ではなかなか手に入りませんし)
外観チェック
ここからさくっと外観チェックしていきます。
正面。上部カメラがある一般的な構成。サファイアブルーというカラーですが、ベゼルも正面から見ている限りはブラックに近く、光の角度を変えるとブルーに見えるという凝ったカラー。ただブルーなのはベゼルだけで、背面はホワイトというつくりです。このあたりは背面までカラーをこだわって欲しかったところ。ブルーのイメージが背面まで至っていないのはちょっとイメージ先行だと裏切られます。ただ価格が9,000円程度ですから致し方ない。
右サイド。
電源/ボリュームボタンがあります。
プラスチック筐体の為、多少安っぽいですが、機能的には問題無いし、クリック感などもしっかりあり、違和感無く至って普通に使えます。
左サイドには何もありません。
上部。こちらにイヤホンジャック、MicroUSB、DCジャック、スピーカーがある。DCジャックはあるものの、ケーブルが同梱されていなかったので利用不可です。
上部にあるスピーカーは、位置として珍しい。音も可も無く不可も無くといったところ。背面にあるスピーカーよりは多少は良いですが、期待してはいけません。
背面。 前述のようにホワイトでプラスチック感が満載。安っぽいけど実際安いのだから仕方ない。ただ背面はツルツルではなく格子状のデザインになっていて、指紋は一切目立たないし、スリ傷程度なら全く意識しなくていい造りになっているのは良い所。傷が怖くてデスクの上にも慎重に置いたりといった心配からは開放されると思う。背面から見て右側にはMicroSDスロットがあります。 レビューは【実機レビュー 後編 : 基本機能+OGSディスプレイチェック編】に続きます。
Onda V80 SE の購入方法
このOnda V80 SEは、Everbuyingで88.01ドル(約9,000円)という低価格で発売しています。※価格は記事作成時点・Everbuying販売ページ : Onda V80 SE 8.0 inch Android 5.1 Tablet PC with OGS IPS Screen
価格はクーポンやセール等で変わってきますが、8インチWUXGAというスペックを考えればこの価格でも充分安い。日本への配送は、FlatRate Shippingなら無料です。但し届くまでに1ヶ月前後かかります。より短納期を希望なら、Expedited ShippingというDHL配送が可能で、送料はたったの4.99ドルと約500円で可能になります。納期が5-8日営業日に短縮できますし、DHL/UPSなどの有名配送業者のため、配送も安心です。
Everbuyingでの購入方法などは、下記記事に取り纏めていますので、参考にしてください。
・Everbuyingの買い方ガイド :中国のガジェット通販サイト『Everbuying』で安く中華デバイスを買ってみよう