先日からレビューがスタートしている「Onda oBook10」。
前回は、開梱から本体周りのレビューを行いました。
今回はOnda oBook10専用キーボードレビューです。oBook10はキーボードとドッキングさせることで、2in1のクラムシェル型ノートPCに変身できるので非常に便利です。2万円弱のタブレットに4000円のキーボード・・・というのは一見高いイメージですが、Windows10タブレットはキーボードとタッチパッドがあるだけで格段に操作性・実用性があがりますので、必須アイテムと言っても良いくらいです。
開梱と外観
さっそく開梱。箱はoBook10本体と同じデザインで綺麗。
oBook10とのドッキング
さていよいよOnda oBook10とドッキングです。ご覧のように物理的に接続するタイプとなっていて、Bluetoothやら別電源で充電等の煩わしさはありません。ただただ本体を差し込むだけで使えるこの手軽さが良い。
開けば至って普通のノートPCです。
機能の確認
まずはキー配列。英語配列なのは仕方ないとして、5段配列の為、F1-F12(ファンクションキー)とESCキーの列が、数字キー(フルキー)と一緒です。F1やESCを入力したければ、Fn+1と押してやる必要があります。これはかなり面倒。
Deleteキーも動作はDeleteではなくBackSpaceという珍妙ぶり。Print Screenも探したが見つからない(汗)
Fnキーとのコンビネーションでも押せないとなるといろいろと面倒です。だ、、、大丈夫か?
LEDインジケーターは3つ。左から電源/Caps/×です。最後の×はタッチパッドを無効にした場合に表示されるようになっています。
打鍵感
キーボードとしての打鍵感ですが、良くも悪くも普通レベル。キーストロークはあるし、キー自体も打ちやすいのですが、アイソレーションキーボードの割にストロークが深めで、キーの端を押そうとするとキーが斜めにたわむ。
4000円のキーボードとしては良く出来ていると思うし、それ以上を求めてはいけない気もしますが、oBook10の専用キーボードという意味ではオンリーワンなのですから、もう一息欲しかった。
タッチパッドの使用感
このタッチパッドが凄いというか奇妙なのが、クリックボタンがタッチパッド上部でも押せてしまう点。普通は左クリックなら左下側で「カチッ」とクリック感があるボタンになっているわけですが、このキーボードは最上部の上から5mm以下の部分はどこでもクリック感があるボタンになっている。
普通はこのあたり。
しかしこのぐらいの位置でも「カチッ」と押せてしまう・・・
感覚的に上の位置でクリックすることはないのですが、すごく奇妙です。
タッチパッドとしての操作性は良くサクサクカーソルが追従してくれる。ただ残念なのはマルチタッチ非対応のようで、二本指スクロールやピンチインなどは出来なかった。
oBook10買うなら必須アイテム
なんだか使いにくい部分も散見されるこのキーボード。
でもプラス面を見れば、専用設計という点で非常に見た目も綺麗だしコンパクトなミニノートになる点は魅力的です。またフルサイズUSB端子も付いているので普通のノートPCとしての利便性も確保できます。
そうは言ってもESCを押すのにもFn+~(チルダ)を押さないといけないので、ちょっと癖があります。そうなんです。これ、キーボード入力を頻繁にするには向かない。けどoBook10をWindows10として使いこなすには、タッチパッドあり、ちょっとしたキー入力もできるアイテムとして非常に便利なのです。というか、Win10タブ全般に言えますが、Win10をタブレットモードで使わない場合、キーボードは最低でもないと面倒なのです。
そこで一般的にはBluetooth等のキーボードを接続して使うわけですが、そういう点ではoBook10は専用キーボードがあるだけマシで、充電の煩わしさから開放され、見た目にもスッキリ使えるメリットは大きい。oBook10を買うなら、このキーボードは必須でしょう。持っていて損はないです。
4000円のキーボードは一見高いですが、専用品の良さはメリットが多々あります。けどこれしか選択肢が無いんですもの。買うしか無い・・・(汗)
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・GearBest販売ページ: Onda OBook10 Ultrabook Tablet PC – WINDOWS 10 GOLDEN
・GearBestキーボードドック販売ページ: Onda Obook10 Keyboard – GOLDEN
・GearBest.comの紹介 : GearBest.comを利用して中華デバイスを安く輸入するのも面白い