格安SIMで最初に契約したいオススメMVNO 3社『mineo(マイネオ)』偏

格安SIMで最初に契約したいオススメMVNO 3社

最近、相談される事が多いのが、「格安SIMを始めて見たいけど何をどう選んだらいいの?」というもの。

確かに何が良くて何か良いか分かりづらいのが格安SIM:MVNO選び。
月額費用もほぼ横並びで違いは分かりづらい。

私としては「まずは一度やってみなって」と言いたいところ。MVNOは良いも悪いも試して見ないと分からない部分が多いし、MVNOの善し悪しは時期的なものもある。特に速度に関しては「CM始めたら突然契約者数が伸び、同時利用者数が増えて接続スピードが遅くなった」というケースはMVNOは見受けられる。1年も同じMVNOを利用すればそういう場面に遭遇しながらも「総じて良いMVNO」だなとか、「全然ダメだわ」みたいなものが分かってくる。

ただやはりどうせ始めるなら「失敗したくない」し、例えそうでもその回数を減らしたいのが普通だ。

そんなわけで私が体感しているMVNOの中で、「ここなら大丈夫(比較的)」という部分と、「こんな特徴があるよ」という面も合わせて「最初に選ぶ格安SIMならここ」という3社を選んでみた。

その3社とは、

  • mineo
  • IIJ mio
  • DMMモバイル

です。

長くなりそうなので今回は『mineo(マイネオ)』偏としてお送りします。

mineo(マイネオ)とは

もともとはau系格安SIM:MVNOでしたが、2015年9月からドコモ系のSIMも取り扱うようになり、auとドコモの2社のSIMを扱う日本ではほぼ唯一と言って良いマルチキャリアMVNOです。運営はケイオプティコムという会社で、その母体は関西電力という強いバックがついている。

良い点

  • 速度 : かなり速い部類
  • マルチキャリアな点: 機種選択の幅がある=au/ドコモ/SIMフリーが使える
  • 違約金設定が少ない

うーんなところ

  • ほぼない。
  • あえて挙げるとすれば、ドコモSIM提供からまだ日が経っていないという点ぐらい。

実行速度はどうか?

格安SIMを使って一番気になるのは速度。
au系/ドコモ系の両方のSIMを発行して使ってますが、どちらも速い。
auよりはドコモSIMのほうが遅いが、一番混雑する12時台でも遅い時でも1Mbpsは出ていて、web閲覧/YouTube再生で遅さは感じない。9月からここまで、昼時でも3Mbps~5Mbpsは出ていて安定している。他のMVNOでは昼時は多くの時間で繋がらないなどのケースもあることを考えれば、十分なスピードだ。

キャリアから格安SIMに変えても、全時間帯で動画を見ても遅くならないなどの無茶な使い方を希望さえしなければ、一般的な人には全く違和感なく使えるのは大きな利点。

マルチキャリアの利点とは?

mineoはマルチキャリア(au/ドコモ系SIMを扱っている)な点も大きな魅力だ。
「これから格安SIMにしてみたい」という人にとって、SIMだけでなく端末も必要。できれば手持ちのものを利用したい人もいるだろう。その場合、ドコモとauの端末がそのまま使えるのは大きなメリットになる。また、端末の選択肢が少ないSIMフリー機は、良い端末を実際見て買える事もチャンスとしては少ない為、二の足を踏んでいる人にも選択肢の幅が広がり、朗報だ。

また余ったデータは繰り越せるし、その余りを家族間でパケットシェアも出来る。しかも家族でmineoを使えばau/ドコモの垣根を越えてシェアできる。

例えば自分がau系の端末、奥さん(旦那さん)がdocomo系の端末で格安SIMを使う場合、MVNOは会社ごとにau系、ドコモ系と分かれる為、パケットシェアのような事はできない。しかしmineoならできるわけだ。またau端末からSIMフリーやドコモ系端末に乗り換えた場合でも、SIMカード変更手続き(2000円)さえすれば新しいSIMを発行してくれるので再契約などの必要は一切ないのも利点だ。

こういう汎用性の高さがマルチキャリアMVNOのメリットとなる。

料金は安い?

料金に関しては、MVNO各社を比較してもそう差は無い。mineoも最安では無いが、最安と比較してもせいぜい50円~100円/月の誤差だ。

Aプラン(au)

タイプ 500MB 1GB 3GB 5GB
シングルタイプ
(データ通信のみ)
700円 800円 900円 1580円
デュアルタイプ
(データ通信+090音声通話)
1310円 1410円 1510円 2190円

Dプラン(ドコモ)

タイプ 500MB 1GB 3GB 5GB
シングルタイプ
(データ通信のみ)
700円 800円 900円 1580円
デュアルタイプ
(データ通信+090音声通話)
1400円 1500円 1600円 2280円

また契約解除料がほとんどかからない点も良心的だ。
一般的に「音声通話を含むSIM契約」をすると、1年未満の解約には9500円~1万円ちょっとの違約金が発生するが、mineoの場合は「その番号でMNPして他社に移らない」のであれば違約金はかからない。つまり電話番号を無くしてもいいのであれば違約金ゼロ。その番号のまま他社に行くのであれば、12ヶ月の縛りがありますよというわけだ。データ通信SIMは一切の制約無しでいつでも解約できる。

難点は無いのか?

現時点ではほぼ無いという恐ろしいMVNO。
あえて探すとすれば、au系の格安SIMとして考えると、もう一社の「UQ mobile」のほうが速度が速いという点。
ただauのSIMをmineoで使っても、ドコモSIMと同等レベル以上の速度は出ていて、不満はない。

また他にあえて難点を探せばドコモSIMに関してはまだ日が浅いという点。
一般的にMVNOは「契約者数増加」⇒「速度低下」⇒「回線増強」⇒「元のスピードに戻る」を繰り返す。だから一時遅くても、回線増強後は速くなり普通に使えように戻る。ここで重要なのは「回線増強判断」の速さで、次に挙げるIIJ mioが一般的に「速くて安定」しているという評判なのは、この回線増強判断を早め早めに実施している点。

mineoはドコモSIMを始めてからまだ数ヶ月という所もあり、その判断を早めに出来るか未知数だ。

実際、2015年前半で「爆速」と言われた富士通系のNifMoは、CMを打ったりして勢いがあったが、後半あたりから速度が失速。お昼の時間帯ではWeb閲覧すらままならないという状況になってしまった。(私はその時点から1ヶ月経過しても改善しないNifMoに見切りをつけてmineoに移動した)

しかし「mineo」はau系格安SIMとして老舗MVNOなので、新参格安SIMではないわけで、心配しなくていいと考えている。mineoの運営元はケイオプティコムだが、その母体は「関西電力」であり、この点も安心して使える。

まとめ:総合的に一番使いやすい格安SIM:MVNO

スピードが他社と比べて最も速いわけでは無いが、それでも他サイトのスピードテストでは常にTop5には入り、実際使っていてもその速度が「遅い」と感じることは一度も無い。今後もこれがずっと続くと確定したわけではないが、mineoはNifMoのように新参でも無いし、格安SIMではある程度ブランド力もあるので、安心して使えると言って良いだろう。

またマルチキャリアによる利便性・汎用性の高さも魅力的だ。

よって、もし始めて格安SIMを使ってみたいなら、mineoをまずはオススメしたい。

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