中華スマホのレビューです。今回は、『Xiaomi RedMi Note3 Pro』の自腹レビューです。
RedMi Note3は既に持っていて、いくつかレビューした記事もあるのでこちらご覧下さい。
紹介記事 : XIAOMI REDMI Note3 アーカイブ
Xiaomi RedMi Note 3は持っていてお気に入りなのですが、唯一と言って良いウイークポイントが「microSDスロットがないこと」です。そのmicroSD無しの課題が、「RedMi Note3 Pro」では解消されているのです。そして更にCPUはMediaTekのHelio X10からSnapdragon650にアップして、性能も1.5倍ぐらいになっている。それでいて価格は25,000円ちょっととか恐ろしい事になっているのです。
で、そのNote3 Proがかなり安くなってきて、更に恐ろしい事にNote3とNote3 Proの価格がほぼ変わらないところまで下がってきて、思わずポチりました。2GB RAM/ 16GB ROM版ですけどね。(2.1万円とお買い得価格でした)
今回はRedMi Note3とNote3 Proを比較しながらファーストレビューしてみたいと思います。
RedMi Note3 vs Note3 Pro
ではどの程度ノーマル版のNote3とNote3Proが違うのかと言う点をまとめてみました。全然別物ですね。価格差を考えると、非常にお買い得なスペック。
Xiaomi Redmi Note 3 | Xiaomi Redmi Note 3 Pro | |
---|---|---|
CPU | MTK Helio X10 | Qualcomm Snapdragon 650 |
GPU | Power VR G6200 | Adreno 510 |
4G+ | LTE Cat4 | LTE Cat7 |
カメラ | 5.0MP front | 5.0MP front |
13.0MP back | 16.0MP back | |
VoLTE | No | Yes |
Battery | 4050mAh | 4050mAh |
RAM | 2GB / 3GB | 2GB / 3GB |
ROM | 16GB / 32GB | 16GB / 32GB |
価格 | 25,501円 | 26,726円 |
*価格はGearBestでの価格/ 3GB+32GB版 |
開梱の儀
箱はデザインは相変わらずシンプルで綺麗。
ただ外箱からはどっちがNote3でどちらがProか分からない。一応、右がProです。
箱を開けると、やっぱり綺麗な端末が登場。Note3の時も思ったけど、ぱっと箱を開けて「あれ?」と思わせず「おおー綺麗」と感じさせる所は中華スマホとしては一歩レベルが上。他の中華スマホメーカーはまずはXiaomiをベンチマークとして欲しい所。(まぁーそんなとこ金かけるよりXiaomiより安く売らないと売れないから必至なんでしょうけど)
背面。フルメタルボディの質感と剛性感は高く、相変わらず安っぽさは全く感じない。これで2.5万円ちょっとなのだから恐れ入りますレベル。保護シートも貼ってあり、その上にいろいろと注意書き等が貼ってある。これは保護シートごと剥がせる。
同梱品の確認。USBケーブルとUSBチャージャー、それとマニュアル、SIMトレイ取り出しピンが入っている。
マニュアルは冊子ではなくカードのようになっていて、基本的な使い方が書いてあるだけ。当然中国語です。
日本語ロケールあり!!
初期セットアップを進めると、いきなり「日本語」発見! これはいよいよ日本も射程距離に入ってきたのかも・・・
RedMi Note3 ProのMiUIのテーマカラーを変更できた。少しずつですが、MiUIも進化している。
初期セットアップが完了すると、日本語版RedMi Note3 Proとして起動します。とは言っても「出来る範囲で」という感じで、まだまだ完璧とは言えませんが、70%くらいは日本語化されているし、あとは英語の為ある程度は分かる。(設定項目とかXiaomi特有のものはまだまだ英語ばかり)フォントも中華フォントなので、日本語自体も完璧とは言えないですが、それでも充分使える。
本体周りのレビュー
本体レビューと言っても、RedMi Note3と同じです(汗)。まったく。細かい部分はRedMi Note3のレビューでやってますので、そちらをご参考を。今回はRedMi Note3 Proとしての違いの部分メインで行きますね。
左がRedMi Note3、右がRedMi Note3 Proです。 上がPro。
大きな違いはここ。SIMトレイ。Micro SIM+ microSDが使える構成。これは大きい。だから2GB RAM+16GB ROM版でもいいやと思った所でした。3GB RAM/32GB ROMも魅力的でしたが、+5000円はちょっと大きかったし、私的にはmicroSDが使えるという点が重要でした。
画面はRedMi Note3同様、非常に美麗。5.5インチフルHDというのもありますが、ぱっと見で「あーこれ綺麗だなー」と感じるような色合いとか高精細さというのは大切な要素。もちろんキビキビ動くヌルサク端末だというのもありますが、第一印象で何の不満もないという中華スマホのクオリティは怖いものがあります。
総括: この端末が21,000円程度って
今回はとりあえず開梱からざっと筐体周りのレビューでした。
筐体は基本的にはRedMi Note3と同じなので、全体としては驚きは無いものの、やはりXiaomiのスマホは同じFul HDの解像度を持った端末とは言え、Ulefone BeTouch3とは比べると綺麗。とにかく発色が綺麗だし、動作自体もキビキビと快適。
あとはやはりmicroSDが使える点は大きい。RedMi Note3はmicroSD非対応の為、安い16GB版は買いづらい人も多かったはずですが、ProはmicroSDのサポートで16GB版の使用に活路が見えてきた。
正直、RedMi Note3の32GB版に24,000円払うなら、RedMi Note3 Pro 16GB版が21,000円程度で売られている*ので、そちらを買う方が正解だと思う。(RAM 3GBが必須なのであれば、RedMi Note3 Pro 32GBを2.6万円で買う方がスペック的にもオススメ) *セール価格
しかし、これで2.1万円とは恐ろしい時代です。Xiaomiも日本語ロケールインストール済みで初期セットアップさせるようになりましたし、もうちょっと翻訳度合いが上がれば、日本対応版も出してくれるかも知れない・・・。
次回からはもうちょっと使い込んでレビューしていきます。
操作性、AnTuTuのベンチマークスコアなどを順次記事にしていきます。
関連サイト/関連記事
・GearBest販売ページ: XIAOMI Redmi Note 3 Pro 2GB+16GB版 / 3GB+32GB版
・GearBest.comの紹介 : GearBest.comを利用して中華デバイスを安く輸入するのも面白い
・GearBestの買い方:中国のGearBest.comでデバイスを買って輸入する方法~注文から届くまで