10.6インチ『Teclast Tbook11』実機レビュー! 開梱・外観をチェック!これが2万円って恐ろしい

今回は10.6インチフルHDタブレット『Teclast Tbook 11』のレビューです。

いつものGearBestさんから端末をお借りしてのレビューとなります。
Teclast Tbook 11』は、以前この記事でもご紹介しました。細かいスペック等はこちらをご覧下さい。

紹介記事 :10.6インチデュアルOS『Teclast Tbook 11』が登場! FullHD+Cherry Trailの2in1タブレット

スペック的には最近の中華タブレットの「よさげ」なレベルです。Cherry TrailのAtom CPU搭載で、RAM 4GB+ROM 64GB、10.6インチフルHD液晶、OSはWindows10+Android5.1のデュアルOS。

ただTbookはTeclastの2016年モデルだけあり、スペックだけで無くメタルボディで質感と剛性感を高め、過去の安くてチープな中華タブレットの印象からは抜けだそうとしている所が良い所。中華タブレットも安さだけでなく質も求めるようになってきたのは、ユーザーからすると歓迎ですね。価格も2万円ぐらいなので、このスペックと価格を維持しつつ質を上げたという事になり感心します。

と言う事で早速どんなものなのか見ていきまょう。

開梱の儀

さっそく開梱。本体はいつもの(?)ビニール袋。同梱物はmicroUSBケーブル、OTGケーブル、あとはマニュアル各種ですね。特に変な所もなくこちらも通常運転。

本体は少し重い。

ただ片手で持っても重くてだめという印象はなく、10.6インチですしこんなものでしょう。

公称値は650gですが、実際計測すると620gでした。30gも軽い・・・喜んで良い事なのか・・・

本体チェック

画面側。 下部なWindowsタッチボタン、上部にカメラという一般的なWinタブ構成。さすがに10.6インチだと、横画面での使用を想定しているので、Windowsタッチボタンは横画面で下に位置する。カメラは200万画素。液晶面には保護シートが貼られていて、そのまま使えるのでこれは有り難い。ただあくまでオマケ程度のシートなので品質(指の滑り)がそれほど良いわけでは無い。 下部側面。こちらにはキーボードドックコネクタがあるのみ。ここには別売りのキーボードが接続できます。
左側面。microSDスロットとスピーカーがある。スピーカーは右側面にもあり、ステレオスピーカーとなっている。 上部。
ここに電源ボタンとボリュームボタンがある。ボタン自体は黒くて触っても素材が分からないが、多分プラスチックと思われる。しかししっかりとしたクリック感もあるし、違和感無く使える。
中央にはmicroHDMI、端にMicroUSBとイヤホンジャックがある。横画面のタブレットを両手で持って操作したり視聴するわけだから、何かを接続する端子系は上部に配置するのは自然ですね。端子類が少ないのは、薄型だからでしょうね。スマホぐらいの厚みしかないので、フルサイズUSB端子の搭載はまず無理です。 右側面。こちにもスピーカーがある。 背面。カメラとMicroSDスロットがある。MicroSDは側面というよりもほぼ背面に配置されていると言っても良いぐらいの位置。ちなみにmicroSDは128GBまで認識が可能。カメラは200万画素で前面と変わらない。背面にも保護シートが貼ってあり、傷防止に役立つ。こういうのなかなか剥がせないんですよね。もったいなくて。背面は前面メタル素材の為、ひんやりして気持ちが良い。プラスチックじゃないので、軋んだりすることもなく剛性感が高い。これは持ってみると一目瞭然で、すぐに「薄型なのにがっちりしているな」と感じる。

起動してみた

起動してみました。デュアルOSなので、起動時にOS選択画面が表示されます。

とりあえずWindows10で起動。初回起動時は英語でしたが、いきなりリカバリを実施させてあげると、初期セットアップから日本語にする事ができました。

日本語化というより、日本語OSで普通にリカバリされるので便利です。 フルHDの液晶はさすがに綺麗で、高精細の恩恵はWebページを見ていると明らかな差になって表れる。
フルHD液晶は発色も良いし、文字はジャギーがなく綺麗。
Windowsの操作性はタブレット単体ではちょっといまいちですが、それでもピンチ・ズーム等はスムーズだし、操作は快適。このあたりはまた別途レビューしていきます。

「これで2万円なのか・・・」

今回はざっとTeclast Tbook11の開梱から本体レビューまでやってきました。

600g台の10.6インチフルHDタブレットという事で、多少重いかなという面はあるものの、10.6インチというサイズを考えれば、ぼちぼちです。ただ手に持った感触は、薄型のタブレットだからか実際のグラム数よりは軽く感じられます。

メタルボディーの質感はさすがに良い。このTbook11を一言で評価するとしたら「これで2万円なのか・・・」とタイトルを付けたいぐらい。

スペック的にも4GB RAM+64GB eMMC搭載で・・・ですからね。10.6インチフルHD液晶搭載で。。。。これだけでも充分の性能ですが、更にメタルボディで薄型ですからね。中華タブレットも価格だけでなく、質も問われる時代になってきたのでしょうね。

このTeclast Tbook 11は、GearBestで約20,000円でセール中。(記事作成時点)

オプションの専用キーボードも、3000円ほどですから、両方買っても安いですね。(キーボードも後ほどレビューしていきます)

次回はデュアルOSのAndroidを起動して、AnTuTuのベンチマークや電子書籍との相性などをお届けする予定です。

関連サイト/関連記事

・紹介記事 :10.6インチデュアルOS『Teclast Tbook 11』が登場! FullHD+Cherry Trailの2in1タブレット
・GearBest販売ページ: Teclast Tbook 11 2 in 1 Ultrabook Tablet PC
・GearBest.comの紹介 : GearBest.comを利用して中華デバイスを安く輸入するのも面白い
・GearBest.comの買い方ガイド :「中国のGearBest.comでデバイスを買って輸入する方法~注文から届くまで」

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