私の仕事+プライベートサブノートはDELL inspiron 2in1が相棒でした。(既に過去形!!)
しかし、ちょっと空いた時間に猛烈に文章をまとめないといけなかったりといった事態が私には発生することがあるので、そうなるとInspiron11 2in1はちょい大きいし、ガツガツとレポートを書いたりするには鷹揚なキーボードなんですよね。タッチパッドも気持ち大きすぎる。2in1はゆったりまったりネットをやるには最適なPCですが、バリバリ仕事モードは似合わない。
そんなわけで、以下の条件でモバイルノートを探してみました。
私の求めるバリバリ仕事できるサブノートの条件
・10インチ程度の画面サイズ
・打ちやすいキーボード
・用途は文章打ち込んでちょっとしたネット程度
・だから性能そこそこで十分
・予算は中古で2万円
いやぁーこんなのあるんかと思いつつ探してみたがなかなか見つからない。
当たり前か・・・(^_^;)
Lavie Zは15万円くらいするし、Surface3Proも10万はしますし・・・。
Surfaceは「打ちやすいキーボード」という点では「?」だし。
そう。一番の問題は「打ちやすいキーボード」という点。
打ちやすいって人それぞれですからねぇ。
でも簡単に言いますと、「法人向けノートパソコンのキーボード配列」であることなんです。
いわゆる一般的なキー配列で、F1-F12までしっかりあって、Enterキー周りがへんてこな配列になっていないこと。
猛烈にキーボードを打っていると、誤打多くてイライラするのは当たり前。
ですから法人向けのノートPCって、正しい配列が多いんですよ。
そうじゃないと情シス(情報システム部門)から配布されたPCで能率下がりましたなんて社員に言われたら、情シスの人は次からそのPCを発注しないですからね。使いやすいは当たり前なのが法人向けなのです。
中古市場を探してみた結果
そんなわけで、ヤフオク等々で中古市場を一斉捜査。
まずロックオンしたのはDELLのLatitudeシリーズという法人ノートPC。
法人向けPCなんて人気無いから、ヤフオクならさぞ安いだろうと期待してましたが・・・
甘かった。
DELLだと12インチクラスなのですが、4-5年前のモデルでも4-5万円とかなり割高。
Latitudeシリーズは、そもそも12-15万円が売値ラインだから、中古もお高めなのかもしれない。ま、これでも安いといえば安いんですけどね。
また私のように変態法人ノートPCマニアがたくさん居るのかもしれない。
うーん。
てなわけで法人と言えばhpとLenovoか。
国産PCもあるだろうけど、高いイメージがあるのでパス。
hpもヤフオクが今ひとつ高かったので、ThinkPadブランドのLenovoに絞ってみました。
ただモバイルノートとしてだとX220eやX240といった高級機になってしまうので、ここは思い切って廉価モデルのEdgeシリーズを探してみました。
そこで出会ったのが、Lenovo Thinkpad Edge E130というわけです。
2013年モデルながら、ヤフオク価格は2万円とばっちり予算内。
速攻で買ってしまいました~。
Lenovo ThinkPad Edge E130を軽くレビュー
スペック
CPU | Intel Celeron 887 (1.50GHz, 2MB, 1333MHz) |
OS | Windows8.1 |
ディスプレイ | 11.6型HD液晶 (1366 x 768 16:9) |
メモリー | 8GB |
HDD | 320GB HDD |
バッテリー | 6セル Li-Ion システム・バッテリー |
使用時間 | 約9.2時間 |
重量 | 1.54kg |
メモリは最初から8GBで売られてました。中古はこういうアップグレードしてあるのがいいよね。
ディスプレイも11.6型で、1366×768なら標準的だし、11インチならこれぐらいの解像度が使いやすい。
予算2万円で文句は言えません。
重量は11.6インチのノートにしては結構あるけど、予算枠内では許容範囲。
800gぐらいのノートが欲しければ、10万円以上の出費が必要ですからねぇー。
予算2万円だもの・・・(ToT) でもこれで十分だとあとで分かります。
ちなみにWindows8.1は自分で入れなおしました。Win7では遅すぎるので・・・。
筐体周り
2万円の中古ノートと侮る無かれ。
ThinkPad Edge E130は、十分なサブノートPCとしての資質を備えているんです。
右サイド面を見ると、ちゃんとUSBポートもある。USBは左側にもあるんですが、小型のサブノートで左右にUSBポートがあるのは使い勝手の面でとても優秀です。
ちなみに黄色いUSBポートの意味は、スタンバイ状態ならUSBポートから電源供給しますよって端子です。(確か)
スマホなどの充電に使えるんです。(確か)
私は使わないけど。
あとちゃんとHDMI端子もあって、プレゼンなんかにも使える仕様です。
では左側のサイド。
USB3.0ポートがx2個もある。11インチのサブノートで、3個のUSBポートは凄い事です。
ThinkPad Edgeシリーズは廉価が売りなPCですが、ここで予算を削らない所が「ThinkPad」ですね。
あと、LAN端子もあって使いやすさ◎。
たまにデカイデータ落とす時に、自宅のWiFiだと重くて仕方ないって時もあるんで、たまに使いたいんですよね。助かります。
キーボード
私にとって一番重要なキーボード。
これは本当に素晴らしい。
ま、2万円(直販でももともと5-6万円)ですから、チープ感はありますよ。そりゃ。
プラスチック感丸出しのキーボードは高級感ゼロです。
でもね。配列は間違いなく法人ノートPCで、癖がない。
ThinkPadは7列配置とかもあるんですが、このEdge E130は至って普通の配列がイイ。
そして打鍵自体もとても小気味よく打てる。
また私・・・トラックスティック大好きなんですよね。
これ嫌いな人もいますが、使いこなせるとタッチパッド要らず。キーボードから手を離さずカーソル移動/クリック動作ができるので、仕事に集中しているモードだととても便利なんです。いやー最高。
動作
これはね・・・さすがに微もっさり。
Celeron 1.5GHzで2Coreとは言え、遅いかな。
ただ、HDDが5400rpmの320GBなので、それかもしれない。
web(Chrome)立ち上げるだけでちょい遅い感じなので、HDDアクセスで遅いなら改善の見込みあり。
定番のSSDチューンですね。
E130には、HDDとは別にmSATAというスロットがあります。
そこにmSATA版のSSDを入れれば、高速起動ができそうですし。
次回試してみますね。
2万円サブノートの実力
はっきり行って、素晴らしいの一言。
2万円でノートパソコンを買うのも凄いことですけど、それで満足感を得られるとは・・・気持ち的には結構ギャンブル購入でしたが、まさかの場外ホームランです(^_^;)
amazonレビューでは酷評されていますが、理由がわからないですねー。
とりあえず私のPCはアタリだったのかもしれませんが。
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(後日)ThinkPad EdgeE130を爆速化してみました
mSATA SSDを増設して爆速化してみましたよ~。
ThinkPad Edge E130の爆速化への道「mSATA SSD」を追加してSSD+HDDで高速+大容量を実現する