【後編】こんなの待ってた! タフネス IP68防水・防塵スマホ『Ulefone ARMOR』 使ってみた編

IP68防塵防水タフネススマホ『Ulefone ARMOR』レビューの後編です。

前回のレビュー : 【前編】こんなの待ってた! タフネス IP68防水・防塵スマホ『Ulefone ARMOR』 開梱~外観チェック編

前編では開梱から外観まわりまででしたが、今回はもう少し基本性能のチェックをして使用感など確認してみました。

TORQUE G02とのサイズ感比較

日本だと京セラ(au) TORQUE G02が似たようなスマホとなります。と言う事で私の愛用のTORQUE G02とサイズ感を比較してみました。

画面サイズは4.7インチで、TORQUE G02/Ulefone ARMORも同じ。その為かサイズ感もほぼ一緒です。背面。デザインはもちろん違いますが、ARMORも鮮やかなオレンジでいかにもアウトドアな雰囲気で好きです。TORQUE G02はグリーンの部分は塗装で、ぶつけたりすると剥げてくるのが残念なのですが、ARMORはプラスチックの色なので塗装剥げが無いのが良いところ。私の場合、釣り、カヤック、SUPといったマリンスポーツをハードにするので、塗装剥げとか気にせずにできるのは有り難いです。

ストレージの空き容量

32GBストレージに対しての空き容量を確認しました。わずか121MB・・・って本当かと疑いたくなりますが、表示上は121MBしか使っていない。

ベンチマーク結果

AnTuTuベンチマークも走らせました。スコアは37,435とMediaTek MTK6753 Octa Core 1.3 GHzというSoCとしてはなかなか良い結果です。ただ30,000台と言う事でローエンドレベルは変わりません。メインのスマホとして使うならちょっと物足りないスコアですが、サブスマホとして考えればTORQUE G02より上(TORQUE G02は30,000前半)ですし、このスマホでばりばりゲームをするわけでもないので、十分かと思います。私の場合はマリンスポーツの時だけSIMをメイン機と入れ替えて使うぐらいなので、電話ができてネットとメールがチェックできる端末と割り切ってます。その場合、これぐらいで十分なんです。

防水チェック

防水スマホの良い所は、ちょっと汚れたりしても蛇口でざーっと洗うだけで良いという点。気兼ねしなくていいのがいい。価格も1万円台なので結構雑に扱えるしね。我が家の水槽にも入れてみました。IP68の場合は真水での試験ですが、我が家の水槽は海水です。テスト的に10分ぐらい浸けておきましたが、当然平気。ダイビングみたいにずっと潜っているのはNGでしょうが、ある程度水辺のレジャーであれば楽々こなしてくれそう。SUPやカヤックのように「落水の危険はあるが普段は水に浸かっていない」ぐらいであれば楽勝ですね。

カメラをiPhone7 Plusと比較

13MP(1,300万画素)のメインカメラのテストです。スマホの中でも綺麗な絵が撮れる「iPhone7 Plus」と比較してみました。基本デフォルト設定でHDRだけOnにしています。

まずは室内。左がUlefone ARMORですね。正直「にじむ」し「白っぽい」。iPhone7 Plusはやはり「見たままの画」が撮れる。風景ではその差が歴然としてしまう。

下のiPhone7 Plusが「肉眼で見たものに近い」。Ulefone ARMORはどうしてこうなったレベル。備忘録程度なら良いと思いますが、残念ながら家族写真とか人に見せるレベルの写真は撮れません。画素数=綺麗 ではないという典型のような画質です。TORQUE G02もほめれた画質ではありませんが、ARMORよりはだいぶマシですね。

良い点/いまいちな点まとめ

●Good

  • IP68スマホが1万円台で買える
  • アクティブな雰囲気を醸し出すデザイン
  • 使いやすいナビゲーションボタン
  • そこそこの性能で快適
  • サブスマホとしてなら十分使える

●いまいち

  • 残念なカメラ
  • キャップレス防水ではない
  • メイン機として期待しているならやめたほうがいい

私の評価ですが、「マリンレジャー等に行くときもスマホを持ち込みたいが、普段使っているスマホは防水ではないから「サブ機」としてこのUlefone ARMORを買う。」というなら良いと思う。メイン機として考えてしまうと、中国のスマホなのでLTE BandがドコモだとB1/B3しかないので若干厳しいのですが、あくまでサブと考えば、残念なカメラ性能もある程度許容できるでしょう。(海や川で写真をスマホで撮るのを期待しているならNGですが。)

3GB RAM、ストレージ32GBと、SoC(CPU)を除く基本性能はしっかりしてますし、動作もゲーム以外はサクサク動きます。(ゲームもツムツム程度なら問題無く動く)以下価格を見て頂くと分かるように1万円台でスマホが買えて、レジャーの時だけSIM差し替えて使うという感じなら良いと思いません? TORQUE G02もいいスマホなのですが、用途限定ならUlefone ARMORもありですね。

Ulefone ARMORの価格と購入方法

このUlefone ARMORですが、Everbuyingにて199.99ドルという価格で発売しています。※価格は記事作成時点Everbuying 販売ページ: Ulefone ARMOR 4G Smartphone 4.7 inch Android 6.0 

これは今回レビューしているのはオレンジですが、ほかにブラックもあります。ちなみに、GearBestでは18,272円でセール中。為替レートを考えるとこちらのほうが安い。但し香港倉庫からの発送の為、DHLで3-7営業日配送の場合は3,322円掛かってしまいます。EverbuyingはDHL配送料が2.99ドルなので、総額としてはあまり変わらない感じですね。GearBest販売ページ: Ulefone ARMOR 4G Smartphone – ORANGE

配送オプションですが、もし買うなら有償配送がお勧めです。通常の無料配送では10-25営業日かかりますので、早くて2週間、遅い場合は1ヶ月半かかります。すぐ欲しい方はExpedited Shipping=高速配送のOptionを付けましょう。3-7営業日で届く予定で、配送もDHLやUPSなどの有名国際配送業者となる為、安心感があります。またEMSの場合はExpedited Shippingより配送は若干遅い(4-9営業日)ですが、オプション配送料がハンパなく安いのでお勧めです。また遠隔地配送料=Remote Area Feeも掛かりませんので、地方の方には特にお勧めです。

関連リンク

・Ulefone公式ページ : Ulefone ARMOR
・GearBest.comの紹介 : GearBest.comを利用して中華デバイスを安く輸入するのも面白い
・GearBest.com買い方ガイド : 中国のGearBest.comでデバイスを買って輸入する方法~注文から届くまで
・Everbuyingの買い方ガイド :中国のガジェット通販サイト『Everbuying』で安く中華デバイスを買ってみよう

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