ついに、VAIOがb-mobileと組んで、MVNO端末として発表されました。
これがVAIO Phone。
外観チェック
見た目は至って普通のスマホですね。
ボタン系で少し気になるのは、電源ボタンが右側の一番上の方にある点。
Android端末の場合、スリープ解除は常に行われる作業ですので、それが押しづらい位置というのはちょっと気になります。
またスピーカーは本体裏面。私の持っているAscend Mate 7も同様ですが、この位置はやや音がこもります。
でもスマホでスピーカーからいい音出して聞きたいって場面もそうあるわけじゃないので、これはこれでいいのかなと。
側面はマット仕上げ、背面はガラスになっていて、そこに[VAIO]の文字。しびれますねー。
スペックから見るVAIO Phone
液晶は5インチで、解像度は720×1280のHD画質。
昨今のスペックインフレ気味のスマホからすると、1世代古いイメージ。
ただ、同じ解像度のZenFone5でHD画像を見てますが、HDでも液晶が綺麗なら5インチ程度だと全くFullHDと遜色ないですからね。
あまり気にしなくても良いのかもしれないです。
また全体的に、そのZenFone5と非常に近いイメージ。
サイズ的にはZenFone5を少し縦に切り詰めただけですね。
OSが最新のLolipopで、Android5.0搭載で、最新の操作感が得られます。
RAM2GBに、MicroSDスロットもあるので、容量面で不満が出ることはないでしょう。
まとめ
MVNO端末として買いか?
と問われると、「買いでしょう!」と答えられますね。
スペック的にもミドルレンジのスマホで、売りやすい・買いやすい形です。
ただカラーがブラックのみなので、買い手が男性だけに絞られるのはもったいない。
背面はガラスを採用しているので、カラーの増加はコストアップ必至の為、なかなか難しいのでしょうが。
そもそも価格が5万1000円で、MVNOのSIMフリー端末としては高め。これ以上のコストアップは無理なのでしょうね。
また防水・防塵等もなく、ワンセグ・おサイフケータイ機能も無い。
結構機能的には削ぎ落とされてますので、価格を見るとちょいとお高いです。
それでもVAIOというブランドがスマホを作ったというだけでもまずは価値あり。
b-mobileだけでしか買えないのは多少難ありですが、日本通信のb-mobileは基本的には安いし問題ないでしょう。
どんな端末を揃えるかでMVNO各社が「色」を出してくるのは”まずは”良い事です。