ASUS X205TA-BとWindows10でスタンバイ後に無線LANが使えなくなるときの対策

約1ヶ月前、ASUS EeeBook X205TA-BをWindows10にアップデートしました。

その後タッチパッドでマルチタッチが出来なくなるというトラブルは有ったものの、これはタッチパッドドライバのアンインストール⇒インストールで解決できました。

しかし最近になって再びトラブルが。

それは『無線LANが使えなくなる』というもの。

ネットワークが表示されないのでおかしいなと。とうとうハード的に故障したかと思ったのですが、トラブル対処の初歩である再起動をすると治る。

しかし、次の日また同じ事に。

デバイスマネージャーではこんな感じ。
「このデバイスを開始できません。(コード10)」

これ見ると、デバイス自体のハード故障というより、なんかサービスが開始できてないとかそういう類いのものっぽい。

と言うことで類似案件を調べて見ると、ありました。

Microsoft Answers : Broadcom Wifi cannot find any wireless network

この中でX205TAとWin10 Preview版でWiFiが動かないという人が居て、スタンバイからの復旧時にトラブっているよう。それで再起動すると問題が改善するんですね。

対処方法

現状のWiFiドライババージョンは「5.93.103.4」で、このWiFiドライバを新しい「5.93.103.8」にすれば解決するらしい。

しかし、ASUS EeeBook X205TAのページには対処出来るドライバが有りません。

と言うことで同じASUSのT110のページからドライバを拝借します。

ASUS Transformer Book T100TALダウンロードページ

上記リンクページで「OS」をクリックし、「Windows8.1 32bit」をクリックします。

「Wireless」をクリックします。

『Version V5.93.103.8
　Description : Broadcom Wireless Lan Driver and Application』
という項目の「Global」をクリックします。

するとドライバが自動的にダウンロードされます。

ダウンロードしたドライバを解凍し、「Setup.exe」を起動します。

その後ドライバを画面の指示に従いインストールします。

インストール後はドライバを適用する為に、手動で再起動します。

X205TAを再起動後のデバイスマネージャーを確認すると、ドライババージョンが、
5.93.103.4　⇒5.93.103.8
に上がっている事が確認できます。

まとめ:今のところ問題なし

ドライバのバージョンアップで改善できるのは非常に簡単で良かったです。

しかしこういう問題はASUSのサポートも把握しているだろうし、MSのAnswersで話題になっていたのはWin10のPreview版の話ですから、FAQやダウンロードページにドライバをアップしておくなどの対処はしておいてくれると親切ですよね。

Windows10へのアップグレードは自己責任とは言え、ASUSのページでは「今なら無償でWindows10へアップグレード」と言い切っているわけですから、こういうトラブルにはより早く対処する事で、ユーザーの自己解決を促し、サポートコストの低減が出来るはずです。

素晴らしい製品を出し続けるASUSなのですから、サポートの製品同様魅力的だとより惚れてしまいます。

ちなみにその後は快適です。
適用したドライバ自体は2014年のドライバで古いのですが、特にトラブルが出ない限りはこのままにしておこうかと思います。より新しいドライバもネット上では見つけましたが、X205TAとの互換性も怪しいし、まずは様子見。

もしトラブルが出たら新しいものを試してみます。

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