Xiaomiは新しいフラッグシップスマートフォン『Xiaomi 11T』を発表/発売します。
兄貴分のXiaomi 11T Proとほぼ同じ外観で、少しだけスペックが落ちるのがXiaomi 11Tとなります。
それでもMediaTek Dimensity 1200-Ultra/67W急速充電/120Hz AMOLEDディスプレイ等々のほぼ11T Proに近い性能ながら価格はセール活用で499ドル/クーポンで449ドル~と11T Proよりも100ドルも安いハイコスパスマホとなっています。
Xiaomi 11Tの特徴
Mi11Tシリーズから”Mi”の名称が廃止され、Xiaomi 11Tとなりました。兄貴分のXiaomi 11T ProはSnapdragon888と最上位CPUですが、Xiaomi 11TはDimensity 1200 Ultraと、ほぼ同じ筐体であるにも関わらずCPUを分けて価格帯なども差別化されています。
ディスプレイ
ディスプレイは6.67インチで、Xiaomi 11T Proと共通。
解像度はフルHD+(2400×1080)で、10億色以上を表現する輝度/発色の良いHDR10+対応のAMOLEDディスプレイ。
リフレッシュレートは120Hzと一般的なスマートフォンの2倍。AdaptiveSync機能により、リフレッシュレートはコンテンツ毎に自動調整されるようになっています。
またタッチサンプリングレートも480Hzとゲーミングスマートフォンとしてもひけを取らないスペックです。
CPU/メモリ/ストレージ
SoC(CPU)はMediaTek Dimensity 1200-Ultra オクタコア max 3.0GHz。と、スマートフォンではOnePlus Nord2で採用されているCPUで、AnTuTu v9ベンチマークスコアは60万点前後とハイエンド。Snapdragon888が80万点程度なので、結構差があるようにも感じますが、60万点はSnapdragon865より上で性能的にも充分と言えるでしょう。
メモリ+ストレージは以下の2構成となっています。
- 8GB+128GB
- 8GB+256GB
microSDはサポートしないので、ストレージ容量に不安がある方は256GB版が良いでしょう。
カメラ
カメラは1億画素の108MPを筆頭にした3眼のトリプルカメラで11T Proと同様です。
8MPのウルトラワイドレンズは画角が120度、更に望遠/マクロの5MPという構成。
Mi11Tには11T Proと同様に「CINEMAGIC」というテーマが掲げられており、背景をだけを止めて人物を動かしたり、フォーカスした人物をオートズームで追っかけたり、”Audio Zoom”ではノイズを除去して被写体方向の音を大きくしたりと、多彩な効果を楽しむ事ができます。詳しくは公式動画に集約されています。
Meet Xiaomi 11T Pro | Key Features – YouTube
5,000mAhバッテリーと67W急速充電
バッテリーは5000mAhと比較的大容量で、急速充電は11T Proの120Wとは行きませんが、67Wと既存スマホと比べても充分な大電力。0→100%までたったの36分と爆速です。しかも充電時には以前のものより-10度も本体温度を下げるように設計されています。
サウンドはDolby ATMOS対応
11T Proのようにharman/kardonではありませんが、ステレオスピーカーでDolby ATMOS対応。
対応周波数帯
海外スマホを日本で使うなら重要になってくるのが対応周波数帯のサポート。
以下のように、4G LTE はdocomo B19/au B18 /SoftBank B8の3キャリアプラチナバンド対応。
5Gもn77/78がサポートされているので、docomo/au/SoftBankに加え楽天もサポートしています。
5G: n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n38/n40/n41/n66/n77/n78
4G: LTE FDD: B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/66
4G: LTE TDD: B38/40/41/42
3G: WCDMA: B1/2/4/5/6/8/19
カラー
カラーはブルー/ホワイト/グレーの3色。
主要スペック
Xiaomi 11T | |
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ディスプレイ | 6.67インチ フルHD+(2400×1080) AMOLEDディスプレイ リフレッシュレート120Hz タッチサンプリングレート480Hz HDR10+ |
SoC(CPU) | MediaTek Dimensity 1200-Ultra オクタコア3.0GHz |
メモリ+ストレージ | 8GB+128GB 8GB+256GB |
LPDDR5 RAM + UFS 3.1 | |
OS | MIUI 12.5 (Android 11ベース) |
カメラ | ・バック 108MP (広角)F値1.75 8MP (超広角120度)F値2.2 5MP (望遠/マクロ)F値2.4 ・フロント 16MP F値2.45 |
バッテリー/充電 | 5000mAh /67W 急速充電 |
WiFi/Bluetooth | Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac/ax Bluetooth 5.2 / NFC |
SIMスロット | nano SIM x2/eSIM x1 デュアルスタンバイ |
microSD | – |
対応周波数帯 | 5G: n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n38/ n40/n41/n66/n77/n78 4G: LTE FDD: B1/2/3/4/5/7/8/12/13/ 17/18/19/20/26/28/32/66 4G: LTE TDD: B38/40/41/42 3G: WCDMA: B1/2/4/5/6/8/19 2G: GSM: 850 900 1800 1900 MHz |
サイズ | 164.1mm×76.9mm×8.8mm |
重さ | 203g |
カラー | ブルー/ホワイト/グレー |
その他 | ・USB Type-C ・側面指紋認証 ・イヤホンジャック なし ・ステレオスピーカー/Dolby Atmos |
価格
Aliexpress Xiaomi Miストアでは、アーリーバードプライスセール予告していて、
8GB+128GB版の価格は499ドルと約5.6万円です。ショップクーポンが50ドルあるので、実質449ドルで5万円ぐらいです。クーポンは事前にゲットできますので、Aliexpressにログインしてゲットしておきましょう。8GB+256GB版は549ドル。ストレージ倍増で50ドルアップは悩ましい所ですが、128GBでは少なめに感じるなら256GBのほうが間違いなく良いでしょう。
セールは2021年9月23日 00:00 PST(日本時間16:00)から。
しかも、先着500名にはXiaomi Mi Watchがプレゼント。
関連ページ
・公式ページ: Xiaomi Mi 11T