基本的にはXPERIA C5 UltraはWiFiルーターか別のスマホからのテザリング経由の運用ですが、仮にmineoやNifMo SIM入れてみました。
横浜界隈でどの程度電波を掴むか試してみたかっただけなのですが、意外な結果でした。
XPERIA C5 UltraでLTEを掴むには
XPERIA C5 UltraはSIMを入れてAPN設定しただけではLTE波を掴まなかった。
そこでいろいろと調べると、モバイルネットワークの中の「通信事業者」で「【LTE】NTT DOCOMO」を選択する事で解決した。
この設定後は、LTEもしっかり掴むようになり、またLTE設定を指定しても3Gでも通信はしている。
同じ場所だとnexus6よりなぜかC5 Ultraが速い
同じ時間帯で、NifMo SIMをnexus6とXPERIA C5 Ultraで入れ替えて試してみました。
こんな感じで、電波さえ掴めばXPERIA C5 Ultraのほうがnexus6より速い。
理由はわかりませんが、端末で速度差が出るというのも面白い。XPERIA C5 Ultraとnexus6のLTE波の違いはB19(800MHz)対応の差しかないので、nexus6はこの時B19を掴んでいたって事になるのでしょうか?
nexus6でも電波環境は良いとは言えない場所だから、より安定性を求めてプラチナバンドのB19を掴んでいるのかも知れない。
XPERIA C5 Ultraのほうはやはり電波の掴みは悪く、ギリギリアンテナピクト1本。ただ掴めば速い。
XPERIA C5 Ultraは対応バンドが少なく電波の掴みが悪い
上にも書いてきましたが、やはり日本ではB1(バンド1)とB3しか対応できないXPERIA C5 Ultraは、電波の掴みが非常に弱いです。少なくとも横浜界隈では。
nexus6がアンテナピクト3本~全開で受信する地域で、XPERIA C5 Ultraは1本~2本レベル。それでも通信は速いので、恐らくバンド3あたりを捕まえているんでしょうが、お店の中の奥まったところではアンテナピクトはほぼゼロに近くか圏外になってしまう。
※nexus6はそれでも1-2本は立つ。
10歩位歩いて部屋の奥に入ると、、、0本。
やはりB19(800MHz)のプラチナバンドをサポートしているnexus6は強い。
意外と弱いバンド1と3
個人的にB1とB3、それにプラチナバンドのB19で差がこんなにあるとは思わなかった。さすがプラチナバンドと呼ばれるだけのことはある。
横浜のような関東であればバンド3がかなり強い地域なのではないかと想定し、そこそこ使えるはずという読みがあったのですが、甘かったと言わざるを得ない。
地図上ではB3は相当な地域をカバーしているものの、実際は電波の回り込みなどを考えると、B19のプラチナバンド帯(800MHz)が強いのだろうという事がわかっただけでも収穫ですけどね。
XPERIA C5 Ultraは電波さえ掴めば速いので、バンド1と3を有効に使えているように見えるだけに少し残念。
あとはバンド28が始まると言われている2015年後半から2016年にかけて、どの程度の周波数帯が役立つかです。XPERIA C5 Ultraはバンド28をサポートしているので、この波が生きてくれば結構面白そうです。
それでも技適の問題は解決しないですけどね。
まぁこの黒だけど実際はグレーゾーンな技適の話をし出したら、きりが無いですけどね