ASUSジャパンは、日本で「ZenFone Max」を発売すると発表しました。
もともとはGlobalモデルとして2015年3月に発売していた機種で、今更感はあるのですが、LTE周波数帯をきっちりと日本仕様に合わせての発売で「さすがASUS」という感じがします。
特徴は5.5インチの液晶に、5000mAhもの大容量バッテリー搭載している点。
主要スペック
- CPU :Qualcomm Snapdragon 410, 1.2GHz Quad Core
- RAM + ROM: 2GB + 16GB
- ディスプレイ : 5.5 インチ IPS液晶 Gorillaガラス4
- 解像度 : 1280 x 720 HD解像度
- OS: Android 5.0.2
- バッテリー : 5000mAh
- カメラ: 13MP rear / 5MP front *リアはレーザーオートフォーカス/デュアルLED
- SIMサイズ: Micro SIM x2
- microSD: 最大128GB
- WiFi /Bluetooth :802.11 b/g/n 、Bluetooth4.1
- サイズ/重量: 高さ約156mm×幅約77.5.mm×奥行き約5.2mm~10.55mm / 202g
- ネットワーク:2G : GSM 850/900/1800/1900
3G :W-CDMA 800(6)/800(19)/850(5)/900(8)/1900(2) /2100(1)
4G :FDD-LTE:
2100(1)/1800(3)/850(5)/800(6)/900(8)/1700(9)/800(18)/800(19)/700(28) - その他: 日本語入力はATOKプリインストール済み、リバースチャージ対応
写真で見る『ASUS ZenFone Max』
大容量バッテリーは魅力だがやはりネックは重さ
Snapdragon410に2GB RAM、16GBストレージはローエンド機としては標準的で、悪くないスペック。
そこにお得意のレーザーオートフォーカス搭載カメラと、5.5インチ液晶であれば使いやすいのは間違いないと思う。端末自体もZenFone2あたりの背面ボリュームボタンデザインではなく、ボタン類は側面にあるオーソドックスな形でZenFone Zoomに近い。
ウリは5000mAhの大容量バッテリーで、単純計算で普通のスマホの2倍長持ちなのは嬉しいところ。しかしこれが逆に202gという重量級の重さである点がネガティブ要素。中華スマホで10,000mAhバッテリー搭載の『OUKITEL K10000』という製品があるが、おなじ5.5インチでそちらは184gだ。(中華スマホの場合バッテリー詐欺の可能性もあるが)
それを考えると、あと15gほどの軽量化は頑張って欲しかった所。しかし冒頭にも書いたが、Zenfone Maxは既に2015年3月に発売されていた機種で、若干時代遅れな面は仕方ないのかも知れない。しかし、日本用にB19/B28と言った重要なLTE周波数帯をサポートしている点は素晴らしい。日本語入力にはATOKがプリインストールされている点もプラスだ。
ASUSショップ価格は27,800円(税込み30,024円)で、日本での価格はまずまず安い。
Global版はGearBestで19,415円でセール中。ただLTE周波数帯はB1/B3だけなので、それを考えると日本版を買うべきでしょう。
関連ページ
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・GearBest.com販売ページ : ASUS ZenFone Max 4G Phablet
・GearBest.comの紹介 : GearBest.comを利用して中華デバイスを安く輸入するのも面白い
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