防水ハウジング付360度カメラ『ANETHIC 360 Camera ANPro』のレビュー2回目です。
前回の記事はこちら
前回記事:【実機レビュー#1】防水ハウジング付360度カメラ『ANETHIC 360 Camera ANPro』レビュー! 開梱と外観チェック編
今回は、【アプリと連携させて動画公開までやってみた編】という事で、実際に使ってみてどう?というところをまとめてみました。
本体重量とハウジング付き重量を量ってみた
連携アプリXDV360をスマホにインストールする
連携アプリは以下からインストールできる。Androidの場合はGoogle Play(Playストア)にあるのでここからインストールする。
[appbox googleplay appid=com.pi.xdv360n]iOSの場合はこちら。
[appbox appstore id1093099282?mt=8]WiFi接続してXDV360を使う
360カメラ ANPro本体の▼を長押しすると、WiFiモードになる。SSID: ActionCam、WiFi Password:1234567890と非常に安易だが、覚えやすいのは確か。
カメラ側がアクセスポイントとなるので、スマホ側でWiFi接続しに行く形を取る。
WiFi接続されたら、XDV360を起動する。するとカメラ映像がスマホで見れるようになる。
アプリはほとんどが日本語化されているが一部中国語がある。
この画面でビデオマークを押せば録画、カメラマークを押せば写真が撮れる。
撮った動画や写真を見たいならメディアギャラリーをタッチすれば見ることができる。動画や写真は右上の黄色い下↓をタッチする事で、スマホにダウンロードすることも可能。動画は特にそのほうが視聴は安定する。
設定は本体でも連携アプリ【XDV360】でもできる
XDV360で、「設定」をタッチすると、カメラ側の設定を細かくいじれる。カメラのボタンを押して設定もできるが、小さい画面だし、こちらで設定したほうが確実。
設定が完了すればあとは、本体の録画ボタンを押して、動画/写真を撮るだけ。あとはMicroSDにどんどん撮っただけデータが貯まっていきます。
撮った動画/写真を視聴するには
動画や写真はPCに取り込んでも単なる変な魚眼写真にすぎない。
人に見せる動画を作るのは大変
ここまでは自己満足の360度カメラの動画視聴でしたが、撮ったものを皆さんと共有したいと思うのは誰しもあると思います。そんな私もそう思いましたが、連携アプリXDV360にはそんな便利な機能が無い。一応SNSでシェアする事はできるのですが、360度動画や写真としてアップしてくれないので、あまり意味を成さないのが残念すぎる。魚眼写真をSNSにアップしてどうすんねんと・・。
Facebookはデフォルトで360度動画をサポートしているので、アップロード時にちょこっと設定してあげるだけで公開できました。
参考FAQ : Facebookページに360度動画をアップロードするにはどうすればよいですか。
夏休みにシュノーケリングしたときの動画をテスト的にアップしてみました。動画自体は適当に撮っていたものなので、出来は簡便してください。映像角度も一定ではないで見づらいもので申し訳ないのですが、なんとなく雰囲気は伝わるかと・・・。
PCならマウスドラッグ、スマホならスワイプで画面を動かせます。またスマホならVRモードにする事もできます。
まとめ:ハードは使いやすい、ソフトは自分で頑張るしかない
360度カメラは初めてでしたが、ANETHIC 360 Camera ANProというカメラ自体は非常に使いやすく、設定さえしてしまえばあとはボタン一つで360度動画をさくさく撮ってくれます。
ただ問題はXDV360というアプリ側で、ただ自分で視聴するだけならXDV360だけでも良いのですが、それを人に見せたいとか加工したいとなると、アプリケーションが当然必要になってきます。この全天球カメラではRICHO THETAが有名ですが、THETAはちゃんとそういったアプリが備わっているので、動画を公開するまでの道のりがあるのですが、ANETHIC 360 Camera ANProは「そこから先は頑張って。」みたいな世界です。もちろん有料ソフトを買えばできたりもしますが、1万円のカメラにその価格以上のアプリケーションを買うなら、THETA Sを買った方がいいなと思い、止めてしまいました。
それでもfacebookでは簡単に動画のアップロードはできましたし、私の稚拙な動画でなければ、どんどん公開していきたいという気持ちにさせてくれる360度カメラです。
ANETHIC 360 Camera ANProの価格と購入方法
このANETHIC 360 Camera ANProは、Banggoodで9,576円という低価格で発売しています。※価格は記事作成時点
価格はクーポンやセール等で変わってきますが、性能を考えればこの価格でも充分安いですよ。日本への配送は、Air Parcel Registerなら無料で7-20営業日かかります。もっと短納期を希望なら、EMS配送が1065円のオプションを払うことで7-15日、Expedited Shipping(概ねDHL)だと、5-8日に短縮できますが、1,836円の配送料が掛かります。ただEMSにしてもDHLにしても、私の体感ではこの予定日数(営業日数)よりは少し早いので、あくまで最大日数と考えておけばいいでしょう。
Banggoodでの購入方法などは、下記記事に取り纏めていますので、参考にしてください。
・Banggoodの買い方ガイド :Banggoodで買って輸入してみよう~買った商品が届くまで