タブレット/PCメーカーのALLDOCUBEから、バカ売れAndroidタブレットALLDOCUBE iPlay40 の後継となる「ALLDOCUBE iPlay 50」が発売されました。
ディスプレイは引き続き10.4インチ2K解像度ですが、若干古くさかったデザインを流行のフラットデザインにして、しかも価格はセール等では最安89.99ドル=1.5万円と相変わらず売れ筋になるだろうと思われるハイコスパタブレットとなっています。この価格だとAmazonのFireHD10 Plus等の低価格タブレットを買うなら、価格は同価格でパフォーマンス的にもiPlay50が圧倒的となりハイコスパです。
ALLDOCUBE iPlay 50の主な特徴
ALLDOCUBEはiPlay40シリーズとして、UNISOC T618プロセッサを搭載したiPlay40,40H、40Pro、そして1台だけSoC(CPU)が違うALLDOCUBE iPlay40 5Gを発売してきました。
今回発売されたiPlay50は、40/40H/40Proの後継シリーズとなるであろう新機種です。
※購入しました。レビューはこちら
ALLDOCUBEから発売された、UNISOC T618搭載10.4インチ Androidタブレット「ALLDOCUBE iPlay50」を自腹購入してみました。 先代にあたるALLDOCUBE iPlay40はUNISOC […]
デザイン一新
デザインは一新され、iPlay40のブラックマットの曲線のあるデザインから、フラットでカクついたがっちりとしたデザインへと変更されました。iPlay40シリーズは背面に手垢が非常に付きやすいのが個人的にはかなり難点でしたが、恐らくこのデザインでその不満は解消されるはず。
プロセッサ/メモリ/ストレージ
SoC(CPU)はUNISOC T618 8コア 2.0 GHz で、先代のiPlay40シリーズや、他社のTECLAST T40/M40と同じ。
プロセッサが変わらないというのはやや新機種として進化に乏しい所もありますが、AnTuTuベンチマークv9 スコアは約24万点程度で、相変わらずタブレットとしてはそこそこ充分な性能です。このそこそこというのは、基本動作はサクサク。私も以前レビューしていますが、iPlay40シリーズではウマ娘プリティダービー程度のゲームでしたら、そこそこ快適に動くというレベルです。
メモリとストレージは4GB+64GBと、6GB+64GB、6GB+128GB版があり、先代は8GB+128GBが基本線だった事を考えると若干スペックダウン。ただ個人的には2万円程度のタブレットで8GB RAMが必要というケースは少ないだろうと思うし、トータルコスパを考えれば競合他社に対して少しオーバースペックだったと考えたのであろうALLDOCUBEの考えは支持したい。(恐らくそこに落胆した方の為に、iPlay50 Proなどが発売されそうですが)
microSDカードは2TBまでサポートします。
ディスプレイ
ディスプレイは10.4インチ 2000×1200解像度で、先代のALLDOCUBE iPlay40/40Hと全く同じサイズと解像度。
バッテリーと急速充電
バッテリー容量は6000mAh、10W充電も先代と変わりません。ただここはせっかくの新製品ですし18Wくらいの急速充電に対応して欲しかった所。
スピーカー/オーディオ
スピーカーはiPlay40の4スピーカーから、2スピーカーにダウン。
但しiPlay40 には無かった3.5mmイヤホンジャックが復活しています。
WiFi/ネットワーク
WiFiは5GHz/2.4GHz帯をサポートしているので11acにも対応。
nano SIMカードも使え、2G/3G/4Gのモバイルネットワークもサポート。4G LTE周波数帯は日本ではSoftBank系のB8プラチナバンド対応。ドコモもB1/B3が使えるので首都圏では電波は掴みやすいと思います。
2G GSM:B2/3/5/8
3G WCDMA:B1/2/5/8 TDS: B34/39
4G FDD:B1/2/3/5/7/8/20/28AB TDD: B38/39/40/41
まとめと価格
AliExpressのALLDOCUBE Direct Storeではいきなり6GB+64GB版が89.99ドルの1.3万円で販売していましたが、現在は1.4万円程度です。
6GB+128GB版でも1.8万円です。
最新価格はこちらをご覧ください。
私も1.3万円の時に買いました。
iPlay40 とプロセッサ同じ、その他若干スペックダウンしているので「新型としてどうよ?」という事は率直に思いますが、デザイン一新して手垢の不満点解消、価格も安くなって買いやすいと考えると、これはALLDOCUBEの狙いとしては正解なのでは無いかと思います。しかも89.99ドルと100ドル以下は衝撃です。
UNISOC T618機はいまでは多々あり、T618を採用するのなら過度なスペックアップよりは、実用性重視してコストダウンしたほうが売れると踏んだのでしょう。いまさらT618搭載して2.5万円と言われても売れるかと言われたら微妙でしょうし、この判断は正しいと思います。ただこれでは足りないというユーザー向けに、iPlay50ProでRAM/ストレージアップ版か、iPlay40 5Gで採用されたDimensity720搭載機のような、もうワンランク上の兄貴分的なタブレット製品がでれば、選択肢の幅もできて安泰ですね。
主要スペック
製品名 | ALLDOCUBE iPlay50 |
ディスプレイ | 10.4インチ 2000×1200 IPS |
CPU | UNISOC TigerBen T618 8コア 2.0 GHz |
メモリ | 4GB/6GB |
ストレージ容量 | 64GB/128GB eMMC |
OS | Android 12 |
カメラ | フロント: 5MP バック : 8MP |
ネットワーク | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac Bluetooth V5.02G GSM:B2/3/5/8 3G WCDMA:B1/2/5/8 TDS: B34/39 4G FDD:B1/2/3/5/7/8/20/28AB TDD: B38/39/40/41 |
インターフェース | USB Type-C microSD(最大2TB) nano SIMx2、 3.5mmイヤホンジャック |
バッテリー/急速充電 | 6,000mAh / 10W(5V-2A) |
重量 | 475g |
サイズ | 246.7x 156.5 x 8.2 mm |
その他 | 2スピーカー |
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