ALLDOCUBEから発売された、UNISOC T618搭載10.4インチ Android 13タブレット「ALLDOCUBE iPlay50 2023」4GB+64GB版をBanggoodで自腹購入してみました。
ALLDOCUBE iPlay50 のマイナーチェンジ版ですが、超低価格はそのままに、仮想RAMやWidevine L1対応など、2023年の流行/性能にあわせたリファインがされたタブレットです。
ALLDOCUBE iPlay50 2023の主な特徴
ディスプレイは10.4インチで、解像度は2000×1200と変わらず。しかし輝度が最大350nitsにアップしています。(旧iPlay50は300nits)
微妙なアップデートではありますが、ディスプレイはより明るくなっています。
SoC(CPU)はUNISOC T618 8コア 2.0 GHz。こちらも変わりなし。
AnTuTu v9ベンチマークスコアがだいたい24万点程度です。
スコア的にはエントリー機の上位レベルというところで、ゲームは重いのは無理、軽めならOKという程度ですが、動画見たりネット見たりという程度ならサクサクです。
メモリとストレージは4GB+64GBか、6GB+128GB版があります。
そしてALLDOCUBE iPlay50 2023では、仮想RAMに対応し、+8GBを使えます。最大は12GB~16GB。
microSDカードは2TBまでサポートします。
WiFiは5GHz/2.4GHz帯をサポートしているので11acにも対応。
nano SIMカードも使え、2G/3G/4Gのモバイルネットワークもサポート。4G LTE周波数帯は日本ではSoftBank系のB8プラチナバンド対応。ドコモもB1/B3が使えるので首都圏では電波は掴みやすいと思います。
2G GSM:B2/3/5/8
3G WCDMA:B1/2/5/8 TDS: B34/39
4G FDD:B1/2/3/5/7/8/20/28AB TDD: B38/39/40/41
著作権レベルであるWidevineはL1でHD画質に対応。昨年のALLDOCUBE iPla50シリーズはこのWidevine L1対応に関して遅れていました。
ただ中華タブでよくあるのが、Widevineレベル表示ができるNetflixではL3と表示されることがありますが、このiPlay50 2023では上記ロゴにnetflixがあり、ネトフリでもHD画質で見れると謳っています。これは大きいですね。
主要スペック
製品名 | ALLDOCUBE iPlay50 2023 | ALLDOCUBE iPlay50 |
ディスプレイ | 10.4インチ 2000×1200 IPS 350nits |
10.4インチ 2000×1200 IPS 300nits |
CPU | UNISOC T618 8コア 2.0 GHz | |
メモリ | 4GB/6GB 仮想RAM +8GB |
4GB/6GB |
ストレージ容量 | 64GB/128GB eMMC | |
OS | Android 13 | Android 12 |
カメラ | フロント: 5MP バック : 8MP |
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ネットワーク | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac Bluetooth V5.02G GSM:B2/3/5/8 3G WCDMA:B1/2/5/8 TDS: B34/39 4G FDD:B1/2/3/5/7/8/20/28AB TDD: B38/39/40/41 |
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インターフェース | USB Type-C microSD(最大2TB) nano SIMx2、 3.5mmイヤホンジャック |
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バッテリー/急速充電 | 6,000mAh / 10W(5V-2A) | |
重量 | 475g | |
サイズ | 246.7x 156.5 x 8.2 mm | |
その他 | 2スピーカー 著作権レベル Widevine L1対応 |
2スピーカー |
同梱品
同梱物はマニュアルとUSB Type-Cケーブルと充電器、変換コネクタ、あと写真に映っていませんがSIMトレイ取り出しピンがあります。
マニュアルには日本語もあります。
充電器は日本のコンセント形状にも合わない為、Banggoodで変換コネクタを添付していますが、iPlay50自体が10W充電なので充電器も100均に売っているようなレベルのものと同等です。つまりこのコネクタ+充電器を使う理由はないですね。別途用意しましょう。
ディスプレイは発色よく綺麗
10.4インチ 2000×1200と高解像度のIPSディスプレイはもともと必要充分な美しさ。
更に350nitと輝度が向上しています。先代のALLDOCUBE iPlay50が手元にないので単純比較できませんが、最大輝度時は確かに明るくメリハリのある発色がでているように感じます。
漫画リーダーとして軽量で使いやすい
ALLDOCUBE iPlay50 2023は100ドル前半(1万円台)と低価格なタブレットですが、電子書籍/漫画リーダーとしても普通に違和感無く使えます。
いつも読んでいる少年ジャンプ+や、Google Play Bookなども快適。
漫画は見開き2ページでも文字サイズも充分なので、漫画リーダーとして普通に使えます。
その他外観
外観はALLDOCUBE iPlay50(2022版)と全く同じで比較しても意味は無い所ですが、使い勝手の面で悪いところもなく、至って普通に使えます。
右側角にイヤホンジャックがあります。タブレットによっては無線のみというのもありますので、有線イヤホンが使えるのは良いですね。
背面はシルバーマットの為指紋が目立たないのもグッドです。
アプリ/日本語
初期設定時から日本語選択が可能です。
アプリもGoogle純正アプリ以外は全く入っていないプレーンな状態です。
OSはAndroid13となり、タブレット用のメニューとなりました。文字が結構大きいのですが、「ディスプレイ」から文字サイズの変更も可能です。
ベンチマーク結果
搭載されているUNISOC TigerBen T618 8コア 2.0 GHzの実力ベンチマークで試してみました。
UNISOC T618はもはや様々なタブレットに使われる有能/低価格プロセッサですが、AnTuTu Ver9のスコアは227270と約23万点でした。やや低めとなったのは、私が購入したのが4GB+64GBと低スペック版だからかもしれません。
ALLDOCUBE iPlay50の2022版では、25万点程度(6GB RAM版)でしたから、10%ぐらいベンチマークで差がつくという感じですね。
ちなみにAnTuTu v10 Liteベンチマークで試してみましたが、28.5万点となっています。
実際それでも動作は基本的には快適で、動画/ネット閲覧は余裕でサクサク。ゲームはウマ娘プリティーダービーもちゃんと動作します。ただもっさりとしますので、「とても快適だ!」とまでは言えませんが、そこそこ不満無く動く感じです。それでも1万円台半ばという価格を考えれば充分でしょう。
動画はHD画質に対応しているか?
タブレットと言えばNetflixやアマゾンプライムビデオ等の動画視聴がメインというケースも多いでしょう。
タブレットではNetflixやAmazon Prime VideoでSD画質以上であるHD高画質が選べないなんてことがありますが、ALLDOCUBE iPlay50 2023のウリの一つは著作権保護レベルのWidevine L1に対応し、ネットフリックス等が高画質で見れるよという事です。
実際にNetflixでみるとWidevineがL1となっていて、ちゃんとネットフリックスで承認を受けているようで、HD画質となっています。
アニメとかでも粗さは全く感じないので、動画視聴に集中しやすいです。
まとめ
ALLDOCUBE iPlay50 2023は、4GB+64GB版なら100ドル強で1万円台という価格が魅力のタブレット。
この価格で、AnTuTu 23万点で基本的にはサクサク。10.4インチ 2000×1200の高解像度ディスプレイは美麗で、Widevine L1対応でNetflix等でHD画質が堪能できます。
しかし逆にライバルも同等の性能は多くあり、それに対して大きなアドバンテージはないのが弱点。そしてALLDOCUBE iPlay50の2022年版から乗り換えるほどの魅力がないのは難点でもあります。それでも価格は一歩安く10インチクラスの低価格帯タブレットでは外せない選択肢です。
まとめと価格
ALLDOCUBE iPlay50 2023の価格は、Banggoodにて以下となっています。
クーポンもあるので活用してください。
4GB+64GB版 : 129.99ドル (約1.9万円)
115.99ドルクーポンコード: BGJPf9de
6GB+128GB版 : 169.99ドル (約2.5万円)
134.99ドルクーポンコード : BGJP054f
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