Zepp Healthから発売されたスマートウォッチ「Amazfit Active」を使う機会を頂きましたので、レビューしていきます。
「Amazfit Active」スマートウォッチはAmazfitブランドの中核を担う製品の一つで、1.75インチと大型のスクエア型ディスプレイを搭載しています。
Amazfit GTS4 miniの実質的な後継機となります。
Amazfit Active | |
ディスプレイ | 1.75インチ 390×450 AMOLEDディスプレイ |
バッテリー | 300mAh |
バッテリーライフ | 通常使用 : 14日間 GPSモード連続使用 :16時間 |
GPS | 円偏波GPSアンテナ 5衛星測位(GPS、GLONASS、Galileo、BeiDou、QZSS) |
防水 | 5気圧防水(5ATM) |
機能 | ヘルストラック: SpO2(血中酸素),血圧,心拍,歩数,座りすぎ,睡眠など 通信:Bluetooth5.2LE/WiFi(2.4GHz) |
その他 | ・ZeppCoach AIトレーニングガイド ・AI音声アシスタント(Alexa) ・Bluetooth通話 ・OS: Zepp OS 2.0 |
Amazfit Active公式サイト
*Zepp Health様よりお借りいたしました。
同梱物チェック
付属品はマニュアル、充電ケーブル、本体ですね。
マニュアルは当然日本語です。詳しく書いてあるわけではないのですが、スマートウォッチアプリとペアリングまでいけばあとはアプリ側で使っていけば分かるようになっています。
使い勝手をチェック
ディスプレイは1.75インチと大型。Amazfit GTS4 miniは1.65インチでしたから、0.1インチの大型化です。
解像度は390×450と高解像度のAMOLEDディスプレイ。当然ながら非常に美しいディスプレイで、外にいるときでも視認性は抜群です。
操作系では右側面には赤いラインが入ったボタンが1つのみの一般的なスマートウォッチタイプ
最近はデジタルクラウンが付いているスマートウォッチも多々あるので、可能なら欲しいところではありますが、Amazfit Activeはあくまでシンプルさにこだわった感じですね。雑多のデザインにならず、画面が大きくなってもあくまでスタイリッシュにというイメージです。
バンドはレバーをずらせば簡単に交換できるタイプです。
充電ケーブルはマグネットタイプですが、よくあるとりあえずくっついている程度ではなく、背面にかなりがっちりとくっついて充電してくれます。これがかなり強力なので、ベッド脇に置いて不意に手が当たっても大丈夫なぐらいの磁力があります。
まずはペアリングする
まずは本スマートウォッチとスマートフォンをペアリングし連動させて使える様にしていきます。
Google Play/App Storeで”Zepp“で検索するとアプリが出てくるので、そちらをインストールすればOK。
あとは初期設定を完了させて、アプリが起動したら、プロフィールタブから「マイデバイス +追加」をタッチします。
あとは、ペアリングデバイスで「腕時計」をタッチし、QRコードをスキャンするように表示されるので、Amazfit Balanceに表示されているQRをスキャンすれば完了です。
設定も比較的多くLINEなどのスマホ通知も可能
もはや現行のスマートウォッチでは当たり前ですが、スマホからのLINE/SNS/SMS等の通知を受け取る事ができます。
設定はアプリ側で「通知とリマインダー」からLINEやSNSをOnにしておけば、受け取る事が出来ます。
通知できるアプリはLINEだけではなく、好きなアプリの通知を受け取る事もできます。
下はLINEでテスト的に送ったものを受け取ったものです。文字は読みやすい大きさですし、文字量も充分なボリュームです。
また簡易な返信も可能で、デフォルトの返信だけでなく、事前にZeppアプリで設定しておけば、好きなメッセージも可能です。*但しAndroidだけの機能
AOD(常時表示)が実用的でバッテリーライフも余裕
Amazfit Activeでは、AMOLEDディスプレイの特性を活かし、AOD:Always On Display=常時表示が可能です。
バッテリーの消費は高くなってしまいますが、常に時計を表示しておいてくれるので、時間確認がとても楽。
時刻を確認するために、いちいちボタンを押したり、腕をひねったりする必要がありません。
AODも細かい調整が可能で、時間でAODモードオンオフが可能な為、例えば22時~7時の夜間/早朝時間はAODをオフにしておくといった設定が可能。Amazfit Activeは通常使用で14日と余裕のバッテリーライフですが、AODモードで夜間無しの時間指定して、だいたい6日間は使えてしました。
常時表示させても、平日5日間は余裕で使え、週末に1回充電すればいいだけという使い方ができるのは嬉しい。
AODモードにしなければ14日と2週間のライフがあるとので、長期の旅行や出張でも充電ケーブル要らずというのは大きなメリットです。
フィットネストラッカー&GPSトラックが凄い
フィットネストラッカーとしては一般的な心拍/歩数計/睡眠といった基本的なヘルスデータ、更にSpO2(血中濃度)も収集可能です。
ランニングやウォーキング、歩数データといったスポーツデータのトラックも可能。
そしてGPSのトラッキングがしっかり取れていて驚きました。
以下左は海上のクルーズ船に乗ったときのものですが、問題無く船の航行履歴も取れます。
そして以下真ん中は普通にルート履歴が取れていますし、更に凄いのが、たまたま知り合いの家で雪かきをしたのですが、雪をせっせと運んで捨ててという作業の履歴までびっしりと残っています。
Amazfit のGPSのトラッキングは5衛星トラッキングができるからこそ、ここまでの細かい軌跡が残せるのです。
Bluetooth通話もサポート
Amazfit ActiveはBluetooth通話もサポートします。
これにより、着信時にいちいちスマホをカバンから取り出さずとも、Amazfit Activeだけで通話が完結します。
運転中とか他に荷物をもっている時など、片手だけで通話できるのはとても便利。
総括
Amazfit Activeを2-3週間使わせて頂きました。
まとめると以下がオススメポイントで、不満点が探し出せないぐらいの完成度の高さです。
・1.75インチAMOLEDディスプレイは美麗且つ輝度も高く見やすい。
・5衛生測位システムでGPS測位精度が高く、超正確なトラッキングをしてくれる。
・AOD:常時表示が実用的
Amazfit GTS miniは以前使いましたが、Zepp OS2.0となったのもあり、着実な進化を感じました。
画面は1.75インチと数値上は大型化していますが、ぱっと見細く見えるほどスタイリッシュで、それでいて機能は豊富だしディスプレイは見やすいし、AODは使いやすいしと、不満点は少ない。バンドが少し安っぽいのですが、それは好きなものに交換可能ですし、そうしたカスタマイズもまた楽しみの一つでもあります。
シンプルでも機能はしっかりとしたスマートウォッチを求めているならオススメです。
価格
価格は21,900円です。
関連リンク
公式サイト : Amazfit Active