SHARPから”おサイフケータイ/防水/耐落下”と必須機能を揃えたスマホ「AQUOS Wish4」が発売 – 特徴と価格の比較をまとめてみた

SHARPからおサイフケータイ対応スマートフォン「AQUOS Wish4」が発売されます。

AQUOS Wish4の特徴と、ドコモ、ワイモバイル、楽天モバイル、IIJmio等で発売されるので、現状どこが安いかも比較して見ました。

AQUOS Wish4

AQUOS Wish4は、過去のWishシリーズと同様に、シンプルデザインで、おサイフケータイや防水、落下等にも対応した、誰が使っても過不足のないスマートフォン。

おサイフケータイや、IP68防水防塵、落下にも強いといった日本で使うには基本となる機能はしっかり抑えています。

悪く言えば没個性ですが、褒め言葉として言えば尖った所がなく「とりあえずこれ使っとけ」的なスマートフォンです。

プロセッサとRAM/ストレージ

SoC(CPU)はMediaTek  Dimensity 700で。AnTuTuベンチマークv10スコアは35万点程度です。
性能的にはミドルとエントリーの間ぐらいです。

メモリ+ストレージは、4GB+64GBで、これはエントリースペック。
但しメモリはLPDDR4X、ストレージはUFS2.1と高速です。

ストレージの64GBはmicroSDカード(最大1TB)まで使えるので、そちらで補えます。
ただメモリ4GBは昨今では少なめ。ただ全体的にAQUOS Wish4を使う方は、エントリー機で充分と思われるユーザーを想定しているのでしょうね。デザインも個性的では無いけど安くは見られない、スペックも過不足ないレベルとなっています。

ディスプレイ

ディスプレイは6.6インチディスプレイで、解像度は1612×720とHD+解像度です。ここも”そこそこ”スペック。
ただリフレッシュレート90Hzと一般的なスマートフォンの1.5倍滑らかさがあります。

AQUOS Wish3やWish2では、5.7インチディスプレイとやや小型でしたが、AQUOS Wish4では6.6インチと一気に大型化しました。ライトユーザーと考えると大抵は高齢の方となるでしょうから、画面サイズを上げるというのは良い選択だと思います。実際私はAQUOS Wish2を以前、親のスマホが壊れた際に貸し出しましたが、画面が小さくて見づらいと言っていました。

バッテリーと充電

バッテリーは5000mAhと最近のスマホとしてはやや大型。SHARPは「週に1度のフル充電で1週間使えます」と謳っていますが、さすがにそこまでは無理でしょう。(想定は1日1時間使用) それでもライトユースなら2-3日は余裕そうですね。

急速充電は特にワット数の記載が無いのですが、USB PD 3.0急速充電とは書かれています。
PD3.0自体は240Wまで規格上はサポートされていますが、あえて書かないという事はそれほど高くないのでしょう。(10W以上でしょうから、18Wぐらいですかね?)

カメラ

背面カメラは単眼でメインレンズのみの50MPです。OIS(光学手ぶれ補正)が搭載されています。
フロントカメラも8MP。

カメラに関してはある程度割り切っている感があります。

対応周波数

対応周波数帯域は日本の4G プラチナバンド対応は、当然ドコモ/au/ソフトバンク、そして楽天モバイルの4キャリア。
5Gはn77/n78で3キャリア+楽天モバイルにも対応しています。
つまり日本国内ではどのキャリアを使ってもOKです。

5G NR（sub6）:n1 / n3 / n28 / n41 / n77 / n78 / n79
4G LTE（FDD-LTE）:B1 / B3 / B8 / B18 / B19 / B28
4G LTE（TD-LTE）:B39 / B41

但し3Gは既に非対応の模様です。

価格比較

AQUOS Wish4は、オンラインでは、楽天モバイルや、ワイモバイル、IIJmio等で販売しています。

楽天モバイルは31,900円ですが、”楽天モバイル初めて申し込み+MNP(乗り換え)”で更に12000円分のポイント還元があり、実質19,900円が可能。

この中ではワイモバイルが一番安く、13680円。ただワイモバイルは少し維持費が高めです。
バランス的にはIIJmioのMNP(乗り換え)価格が一番安そうに見えますね。

回線契約が必要且つMNP(乗り換え)という条件付きですが、この価格差なら断然ですね。

IIJmioで見る

主要スペック

関連リンク

・公式サイト : AQUOS Wish4