5.7インチ 『ワイモバイル AQUOS Xx-Y(404SH)』国産スマホで唯一買っても良いかも!だが残念な点も・・・

これは私の完全の好みの世界ですが、スマホの画面サイズは5.7インチ以上じゃないと私の中では許容出来ません。

私の場合、スマホで読書はライフワークだからです。
そんな私の希望を満たすものは現在の所、国内キャリアではauのGalaxy A8かNexus6Pしかありません。

でも「ニッポンのものづくり頑張れ!」という信条の私は、できる限り日本製を使いたいのです。
ですが・・・無い。
そんな中、1月15日から5.7インチ『Y’mobile AQUOS Xx-Y(404SH)』が発売されます。AQUOS Xx-Y 404SH

価格は6万4800円(税込)。

端末としては、Softbankで2015年夏に販売されたAQUOS XxのY’mobile版。たぶん全く同じもの。AQUOS Xx softbank

現行機種の中で国産では最大でしょうから、大画面ファブレット絶対の私にとっては欲しい1台であることは間違いありません。

写真で見る『AQUOS Xx-Y(404SH)』

この狭額縁液晶は魅力的です。全幅が79mm。AQUOS Xx-Y 404SH

こういうスクエアなデザインは好きです。私。サイドエッジもアールがかかっている為、持ちやすいはず。AQUOS Xx-Y 404SH

画面周り。今日額縁とエッジの仕上げはかなり綺麗。さすがは価格が高いだけはあるキャリアスマホ。AQUOS Xx-Y 404SH

AQUOS Xx-Y 404SH

SHARPお得意のグリップマジック。5.7インチとデカめなスマホなのに、電源ボタンが右側面上部にあるので手が届きにくいのをテクノロジーでカバーするのはさすがです。AQUOS Xx-Y 404SHAQUOS Xx-Y 404SHAQUOS Xx-Y 404SH

2つほど残念な点

凄く気になってしまう点が2点ほどあります。

microUSB端子が横に配置されるという使い勝手の悪さ

1つ目は、microUSB端子が横に配置されている点。どうして上下どちらかに配置出来なかったのが不思議でならない。この位置で充電しながらスマホを使うのは非常に邪魔です。

AQUOS Xx-Y 404SH

世界的に見ても横から充電させるスマホは非常に珍しく、いわばスタンダードを外してマイノリティを選んだわけですが、これだけで私の中では使いたくないという気持ちがでてしまう。

狭額縁なのになぜか横幅が大きい

同じ5.7インチのスマホでサイズを比較してみました。

AQUOS Xx-Y Galaxy A8(au SCV32) Galaxy Note5 Google Nexus6P
縦146/幅79/厚み8.7mm 縦158/幅77/厚み6.0mm 縦153.2/幅76.1/厚み7.6mm 縦159.3/幅77.8/厚み7.3mm

すると、AQUOS Xx-Yは、縦方向では非常にコンパクトですが、横幅がなぜかGalaxyA8より2mm、Nexus6Pより1.2mm、Galaxy Note5との比較では約3mmも幅広です。6インチのXPERIA C5 Ultraが79.6mmですから、5.7インチのスマホであればもうちょっと幅をコンパクトにできたのではないかなと思う。もちろん縦方向にコンパクトなのは評価できます。しかし、ある程度大画面なスマホを手に持って一番窮屈となるのは横幅です。AQUOS Xx-Y 404SH

主要スペック

AQUOS Xx-Y 404SH AQUOS Xx-Y 404SH

結論: もうちょっとユーザビリティがよければ名機の予感

残念な点でも書きましたが、microUSB端子が横な点、横幅がいまいちな点は、「ライバルと比較して」という意味では積極的にこの端末を選ぶ理由が無くなります。

AQUOS Xx-Yは全体としてコンパクトで尖っているのは魅力的ですが、USB端子の位置のように利便性(ユーザビリティ)を損ねるようなものがあると、日々使うスマホですから「イライラする」という事にもなりかねません。結果、端末を早く手放したり、もうSHARPはいいやと言ってしまうユーザーも出かねません。

もちろんこんな些細なことどーでもいいじゃん。良いところ見ようよという意見もあるでしょうから、「んなこと気にしないぜ」という人にとっては有力選択肢になりますね。

同画面サイズは、auのGalaxy A8や、同じグループのSoftbankにはGoogle Nexus6Pがおり、こちらが直接的にはライバルになり得ます。こうしたライバルに端末の魅力で勝たなければ意味がありません。まぁ元となったAQUOS Xxは2015年夏発売ですから、その頃にはA8もNexus6Pもなかったわけで、ライバル不在ではありましたが、たった半年ちょっとで5.7インチ市場は活性し始めて、AQUOSはちょっと色あせた気もします。もちろん120Hz駆動

「ワイモバイルの中では大画面だね」で終わらないような端末をシャープには是非作って欲しい所です。ソフトバンクではAQUOS XxはXx2になり、5.3インチにインチダウンしてしまいました。Nexus6Pとの競合を避ける意味合いでしょうが、せっかくの大画面スマホラインナップが減ってしまいました。もったいない。

関連サイト

・SHARP公式ページ :Y’mobile AQUOS Xx-Y 404SH
・SHARP公式ページ : Softbank AQUOS Xx

 

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