タフネスタブレット「Blackview Active6」が発売に。AnTuTu 27万点のそこそこの快適性をキープしつつUNISOC T606を搭載した低価格帯の防水防塵頑丈タブレットはピンポイントで需要あるかも

スマートフォン/タブレットメーカーのBlackviewから防水防塵タフネスタイプの10.1インチAndroidタブレット「Blackview Active 6」が発売されました。

タフネスタブレットの中でもUNISOC T606を搭載した、そこそこパフォーマンスの低価格タブレットとなるはずです。

価格

Blackview Active 6はAliExpressのBLACKVIEW Official Store299.99ドルと表示されています。
但し2023年10月発売となっているので、これは実質的には発売前の金額です。
プロセッサスペックがUNISOC T606であることを考えると、100ドル台なのは間違いないでしょうし、私の勝手な予想では、アーリーバードで150ドルぐらいと予想しています。

AliExpress : Blackview Active 6

Blackview Active 6の主な特徴

Blackview Active 6は10.1インチのタフネスタブレットです。兄貴分としてActive 8 Proという同じタフネスタブレットが発売されていますが、Active6は性能を抑えた低価格タブレットという位置づけです。。

ディスプレイ

ディスプレイは10.1インチで、解像度は1280×800のWXGAとなっています。

https://ae01.alicdn.com/kf/S7d0467bab15e44899e5994d842f2c744v.jpg

フルHD+等が一般的な解像度の為、WXGAはやや低めですが、このタブレットに求められているのは、低価格帯のタフネスタブレットという位置づけであろうと思われるので、高精細さよりも購入の手軽さを取ったのはそういう狙いの為でしょう。

プロセッサ/メモリ/ストレージ

SoC(CPU)はUNISOC T606 8コア 1.6 GHz。このUNISOC T606は、AnTuTu v9ベンチマークでだいたい22万点程度です。以下公式では27万点を謳っていますが、恐らくAnTuTu v10ベンチマークの結果だと思われます。

このスコアだと基本動作はある程度サクサクでしょうが、アプリでゲームは厳しいと思います。
ただこのタフネスタブレットの重さは854gとなっており、一般的な10インチタブの2倍弱。この重さでゲームは向かないでしょう。

メモリは物理8GBで、仮想RAMが8GBで合計15GBまで使えます。

ストレージは128GB。

microSDカードは1TBまでサポートします。

バッテリーと急速充電

バッテリー容量は13000mAhと超大容量。

一般的な10インチタブレットがだいたい7000mAh程度なので、2倍程度の容量となります。
この為、前述のように重量も854gとこのサイズのタブレットの2倍です。

しかし、Active 6にはレザーストラップが添付されていて、片手でホールドすることが可能です。

また大容量バッテリーの為、急速充電も重要となってきますが、その急速充電は33W充電となっており高速。

リバースチャージにも対応している為、残量が足りなくなったスマホ等を充電する事もできます。

WiFi/ネットワーク

WiFiは5GHz/2.4GHz帯をサポートしているので11acにも対応。

nano SIMカードも使え、2G/3G/4Gのモバイルネットワークもサポート。4G LTE周波数帯は日本ではSoftBank系のB8、のプラチナバンド対応でかなり電波の掴みは良く使いやすいはずです。docomoもB1/B3とサポートされているため、首都圏では電波は掴みやすいはずです。

3G WCDMA1/8
4G LTE_FDD: B1/3/7/8/20 TDD:B34/38/39/40/41

IP68/69K防水防塵

タフネスタブレットなので、当然IP68/69K防水防塵で、米軍のMIL STD-810H認証取得のタフネス仕様です。

アウトドアでの使用、仕事用、風呂の中、子供に持たせる等々、様々な過酷に環境においても使えるのは安心です。

まとめ

BlackviewではタフネスタブレットとしてBlackview Active 8 Proが発売されていて、MediaTek Helio G99搭載でタフネスタブレットの中では比較的パワフルでした。但し価格は220ドル程度でリーズナブルとは言えますが、もう少し性能を我慢しても良いので安くして欲しいという欲求を叶えるのがBlackview Active6です。

例えばアウトドア/キャンプに持っていって子供に使わせるとか、船やSUP等に載せてアプリを入れてBluetooth魚探みたいに使うとか、結構スペックをあまり必要としない限定的な使い方に対してはコスト重視は選択肢としアリだなと思います。

UNISOC T606はギリギリのパフォーマンスではなく、普通には使えるレベルですし(多少もっさりもするでしょうが)、RAM 8GBはエントリー機としては余裕のあるスペックですし、値段次第では面白いタブレットになると思います。

AliExpress : Blackview Active 6

主要スペック

製品名 Blackview Active 6
ディスプレイ 10.1インチ 1280×800 IPS
CPU UNISOC T606 8コア 1.6 GHz
メモリ 8GB 仮想RAM +8GB
ストレージ容量 128GB  / microSD  (最大1TB)
OS DukeOS_P3.0 (Android 13)
カメラ フロント: 16MP
バック : 13MP
ネットワーク IEEE 802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth V5.0

2G GSM: 850/900/1800/1900
3G WCDMA1/8
4G LTE_FDD: B1/3/7/8/20 TDD:B34/38/39/40/41

インターフェース USB Type-C
nano SIM x2
microSD(最大1TB/nano SIM x1と排他利用)
3.5mmイヤホンジャック
バッテリー/急速充電 13000mAh / 33W
リバースチャージ対応
重量 854g
サイズ 251.3 X 170.1 X 14.9mm
その他 スピーカー : 2
IP68/69K/MIL-STD 810H防水防塵
GPS: GPS+Glonass+Beidou+Galileo
Widevine L1対応

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