BMAXから発売された、UNISOC T606搭載10.1インチ Android 13タブレット「BMAX I10 Pro」をレビューしていきます。
BMAX I10 Proタブレットは、Android13搭載で1万円強の低価格タブレットです。
主要スペック
BMAX I10 Pro | |
ディスプレイ | 10.1インチ WVGA (1280×800) |
CPU | UNISOC T606 8コア 1.6 GHz |
メモリ | 4GB (+4GB 仮想RAM) |
ストレージ容量 | 64GB |
OS | Android 13 |
カメラ | フロント: 5MP バック : 13MP |
ネットワーク | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac Bluetooth V5.02G GSM: B2/B3/B5/B8 3G WCDMA: B1/B5/B8 4G FDD-TLE: B1/B3/B5/B7/B8/B20/B34;TD-TLE: B34/B38/B39/B40/B41 |
インターフェース | microSD (Max 1TB)、 USB Type-C 3.5mmイヤホンジャック nano SIM x2 |
バッテリー/急速充電 | 7000mAh / 10W |
重量 | 440g |
サイズ | 239 x 158 x 7.6 mm |
その他 | 3.5mmイヤホンジャック スピーカー: ステレオ Widevine L1対応 |
同梱品
同梱物はマニュアルとUSB Type-Cケーブルと充電器、変換コネクタ、あと写真に映っていませんがSIMトレイ取り出しピンがあります。
マニュアルには日本語もあります。
充電器は一般的な5V-2A=10Wの充電器です。
ディスプレイは発色よく綺麗
10.1インチ 1280×800とフルHD以下の解像度ですが、ディスプレイは比較的綺麗で、IPSというのもあり、視野角も悪くない。
ネットみるのも全く違和感がなく、フルHD+機との差は殆ど感じません。
漫画/雑誌リーダーとして軽量で使いやすい
BMAX I10 Proタブレットは1万円前半と低価格なタブレットですが、電子書籍/漫画リーダーとしても普通に違和感無く使えます。
横持ち見開き2ページにしても軽快に読めます。本体も440gと10.1インチとしては軽量級というのも読書が捗る理由。
アプリの2画面表示もできるので、漫画読みつつ他の情報を見るなんて事も可能。
その他外観
その他外観は右側角にイヤホンジャックがあります。タブレットによっては無線のみというのもありますので、有線イヤホンが使えるのは良いですね。
SIMトレイはUSB Type-C端子脇にあります。nano SIM x2かnano SIM x1 + microSDカードという組み合わせで使えます。
SIMは、以下の周波数帯をサポートしています。4G LTE周波数帯は日本ではSoftBank系のB8プラチナバンド対応。ドコモもB1/B3が使えるので首都圏では電波は掴みやすいと思います。
3G WCDMA: B1/B5/B8
4G FDD-TLE: B1/B3/B5/B7/B8/B20/B34;TD-TLE: B34/B38/B39/B40/B41
アプリ/日本語
初期設定時から日本語選択が可能です。
アプリもGoogle純正アプリ以外は全く入っていないプレーンな状態です。
また、BMAX I10 Proタブレットでは、仮想RAMが使え、物理4GBにプラスして4GBの仮想RAMでトータル8GB RAMとして使えます。(デフォルトで8GB設定でした)
ベンチマーク結果
搭載されているUNISOC T606 の実力ベンチマークで試してみました。
UNISOC T606は様々なタブレットに使われる有能/低価格プロセッサですが、AnTuTu Ver9のスコアは177850と約18万点でした。AnTuTu v10なら20万点前後といった所でしょう。このスコアはローエンドにしてはそこそこ高めと言ったところですね。
実際動作は基本的には快適で、動画/ネット閲覧は余裕でサクサク。ゲームはウマ娘プリティーダービーもちゃんと動作します。ただもっさりとしますので、「とても快適だ!」とまでは言えませんが、そこそこ不満無く動く感じです。それでも1万円前半という価格を考えれば充分でしょう。
動画はHD画質に対応しているか?
タブレットと言えばNetflixやアマゾンプライムビデオ等の動画視聴がメインというケースも多いでしょう。
タブレットではNetflixやAmazon Prime VideoでSD画質以上であるHD高画質が選べないなんてことがありますが、BMAX I10 Proタブレットは著作権保護レベルのWidevine L1に対応しています。
ただNetflixで見るとL3となっていてSD画質になります。本体はL1,Netflixではまだ認証がとれていなくてL3という扱いです。アマゾンプライム・ビデオやHulu、Disney+ではL1=HD画質になるようです。
それでもアニメとかでは粗さは全く感じないので、動画視聴に集中しやすいです。
YouTubeではフルHD(1080P)が選択可能で、美しい映像を見ることができます。
まとめ
BMAX I10 Proタブレットは、1万円強という価格が魅力のタブレット。
この価格で、AnTuTu 18万点で、ゲームはむいていませんが、それ以外は基本的にはサクサク動くし、10.1インチ ディスプレイはWVGA+だけど普通に綺麗だし、SIMカードも入れられるので外でネット環境も手に入ります。
もっとも向いているのは動画再生機や電子書籍リーダーとしてでしょう。
ネット閲覧、YouTubeや漫画リーダーとしての使い方なら、褒め言葉として「これで充分じゃね?」というタブレットです。
価格
BMAX I10 Proタブレットは、通常16999円ですが、Amazonのブラックフライデーセールで、12990円となっています。
更に販売ページにあるクーポンで、11990円まで割り引き可能。この価格なら断然魅力的。
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