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100ドル未満のスマホ「Blackview A20/A20 Pro」レビュー! ロースペックスマホは使えるか?

中国のスマートフォンメーカーBlackviewの低価格スマホ「Blackview A20/A20 Pro」をBlackview様からご提供頂きましたのでレビューしていきます。

Blackview A20/A20 Proの主な特徴

Blackview A20とA20 Proは、見た目同じで中身のスペックが違うスマートフォンです。A20は2Gと3Gのみで、A20 Proは2G+3G+4Gの周波数まで対応します。対応周波数帯は、A20 Proが4GでB1/B3/B7/B8/B20とまずまず対応していますが、A20は日本では3Gのみで、B1/B8のみの対応です(これは非常に厳しい)。

ディスプレイは共に18:9アスペクト比の5.5インチ。A20が960×480,A20 ProがHD+の1440×720。

このあたりのスペックで分かるとおり、A20 Proがローエンド、A20が超ローエンド で、価格帯的にもA20 Proですら100ドル以下、A20は60ドル程度で買えてしまいます。

そのためSoC(CPU)も超ローエンド。A20 ProでMediaTek MTK 6739で、これはUMIDIGIのA3と同じ。A20はもっと低く、MTK6580で1.3GHzクアッドコア。メモリ+ストレージはA20 Proが2GB+16GB、A20は1GB+8GBとなっています。

しかしながらカメラは背面は共にダブルレンズカメラを備えています。ただA20は指紋認証リーダーすらありません。

こうしてスペックを書いてくるとなんだか悲しくなりますが、このスマホに注目する方はコストが第一でしょうから、「スマホとして動けば良い」ぐらいの感覚なら良いと思います。

主要スペック

同梱物と外観チェック

兄弟機だけあって箱の中身も同じ。microUSBケーブル、USB充電器、マニュアルだけ。

あとカバーが付いています。

日本語セットアップは可能で、以後全て日本語化されます。 上部にはmicroUSB端子とイヤホンジャック。右側面に電源/ボリュームボタン。下部にはマイクのみ。背面には上部にダブルレンズカメラ、下部にスピーカーがあるのみです。上はA20の背面ですが、A20 Proには指紋認証リーダーがある。
カメラはA20 Proが8MP+0.3MP、A20が5MP+0.3MPです。カメラの実力は後ほど書きますが、この価格帯のスマホにダブルレンズカメラは要らないと思う。ほぼ見栄えとかデザインの一環とかマーケティング的な要素でしか無い気がする。(A20にはダブルレンズカメラより指紋認証リーダーを付けるべきだし)

重さは共に175g。5.5インチでプラスチック筐体、スペック的にもローエンドな割にはちょい重。ただ手に持って重いと感じる事はないし、許容範囲内です。

電源が入らない!?使う前にカバー開ける必要あり

最初にちょっと焦ったのが、「あれ?電源入らんぞ」という点。ケーブル接続しても充電LEDすら点かない。恥ずかしながらBlackviewに「こんな状況なんすけど」と言ったら、速攻「背面パネル外してバッテリーシール剥がした?」と聞かれ、、、ああそういうことかと分かりました。

初代のZenFone5とかの頃にはこういう仕様ありましたね・・・。最近は背面カバーが開く機種もほぼないのでうっかりしていました。

ディスプレイ

A20 Pro(左)は5.5インチ (1440×720) 、A20(右)は 5.5インチ (960×480)というロー解像度。それでもHD+のA20 Proは解像度的にはそこそこ使えます。A20は文字が大きめで使えないことはないのですが、最近のスマホに慣れていると違和感があります。ただIPS液晶で発色はまずまず良く、そこは良いところ。

プリインストールアプリ

以下プリインストールアプリの一覧。InfoHubというニュースアプリ、ChildMode、Kira Keyboard(ストア)といった独自のものが入っていますが、一部はアンインストール可能。不可のものもありますが、数も多くないので邪魔にはならないでしょう。

ただ、CPU パワーが足りないのか全体的にもっさりしているので、あまりパワフルさを求められるアプリはやめておいた方が良いでしょう。

ベンチマーク

A20 Proの実力をAnTuTu (ver7)ベンチマークで試してみました。ちなみにA20の方はAnTuTu 3Dのほうが対応しておらずインストール不可。

ベンチマーク結果としては3.9万点と、過去最低。おなじSoC(CPU)のUMIDIGI A1 Proよりもかなり離されています。UMIDIGI A1 ProやA3がそこそこ快適に動くのに対して、A20 Proは単純にOS内での動作でも微もっさり。A20はもっさりとなります。Chromeでブラウザを見るのもキビキビとは言いがたい所があります。と言う事で「価格が価格だし」と割り切って使う必要がある。

機種名 SoC(CPU) AnTuTu Ver7スコア
vivo NEX S Snapdragon845 289691
OnePlus 6 Snapdragon845 287343
XPERIA XZ2 Snapdragon845 266288
HUAWEI P20 Pro Kirin 970 210380
XPERIA XZ1 Compact Snapdragon835 205788
HUAWEI honor 9 Kirin960 165134
ZenFone5 ZE620KL Snapdragon636 139085
ZenFone4 Snapdragon660 137253
XPERIA XA2 Ultra Snapdragon630 90087
HUAWEI nova lite 2 Kirin 659 89273
Vernee Active Mediatek Helio P25 79228
KOOLNEE K1 Trio Mediatek Helio P23 67080
UMIDIGI A1 Pro Mediatek MT6739 45258
Blackview A20 Pro Mediatek MT6739 39034

カメラ

A20 Proを外に持ち出してカメラテストをしてみました。A20 Proは背面に8MP+0.3MPのダブルレンズカメラ仕様で、ポートレイトモードもサポートします。A20は5MP+0.3MPのダブルレンズカメラですが、基本的にはA20 Proと同様なので今回は割愛。

正直ここまでのレビューであまり期待はしていなかったのですが、写真は悪くない。一般的なレベルにあると言えるでしょう。

ただダブルレンズカメラは過度な期待は禁物。ポートレイトモードで撮れますが、フォーカス位置の周りがぼけるだけで自然とは言いがたい感じ。それでも100ドル以下のスマホのカメラというと備忘録/メモ程度という予想からは良い意味で裏切られました。

 レビューまとめ

総評としてはA20 Proはまずまず合格点かなと。A20はメモリ1GB/ストレージは8GBで昨今のスマホとしてはもっさりしてて微妙。A20は3Gのみですし、指紋認証リーダー無し、解像度も低いなど機能的にも削りすぎている。下にも価格は載せていますが、67ドル程度と格安とは言え、A20 Proとの差が30ドルほどならA20 Proを買うべきです。

A20 Proは97ドルほどですが、この価格なら悪くない。4GでB1 / 3 / 7 / 8 / 20と対応しているので、docomo/SoftBank系ならそこそこ使えます。価格を考えればカメラも思ったほど悪くないですし、操作感も(当然だけど)A20より段違いに軽快。微もっさりですが、許容範囲内です。予算1万円でなんとかスマホを買いたいというなら、ほんの少しだけ足が出ますがA20 Proはアリな部類でしょう。ただUMIDIGI A3とか強力なライバルと比較するとちょっと物欲刺激という意味では弱く感じる。

Blackview A20 Pro/A20の価格

記事作成時点の価格ですが、GearBest ではA20が66.82ドルで販売中です。GearBest販売ページ

A20 ProはAmazonで約1万円で販売しており、海外輸入するよりこちらのほうが安くて早い。

Amazon販売ページ

関連リンク

・公式ページ : Blackview A20  / A20 Pro

GearBestでの購入方法などは、下記記事に取り纏めていますので、参考にしてください。

・GearBest.comの紹介 : GearBest.comを利用して中華デバイスを安く輸入するのも面白い
・GearBest.comの買い方ガイド :「中国のGearBest.comでデバイスを買って輸入する方法~注文から届くまで」

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