1万円台前半で買えるアクションカメラ「AKASO Brave7 LE」レビュー – 前後ディスプレイ/4K&30fps撮影が可能で最初に持つアクションカメラとしては機能豊富でオススメ出来る

4Kアクションカメラ 「AKASO Brave7 LE」をAKASO様からお借りできましたのでレビューしていきます。

前後デュアルディスプレイ、6軸ジャイロ補正、4K/30fpsまで撮影できる1万円台という低価格が魅力なアクションカメラです。

主な特徴

AKASO Brave7 LEは4Kアクションカメラ。
Go Pro Heroシリーズと同様に前後デュアルディスプレイで、自撮りも簡単に撮れます。

前面は1.2インチ、背面は2インチのタッチディスプレイ。

動画は4K 30FPSまで撮影でき、写真なら20MPで撮影可能。バッテリーも標準で2個付いてくるので、最大170分撮影が可能です。そしてリモコンをサポートするので、動画配信などもしやすくなっています。

またハウジングなしでIPX7防水対応となっているので、1mまでなら水中での撮影も可能です。付属のハウジングケースを着ければ、水深40mまで利用可能で、スキューバダイビングにも使えます。

開梱と付属品

付属品は紹介しきれないぐらい多数あります。主なところでは本体の他にUSB Type-Cケーブル、充電台、予備バッテリー、リモコン等々があり、その他は様々なマウンターです。GoPro Heroシリーズと互換性があるので、Brave7だけでなく他にもGoPro関連マウンターを持っていたという方にはいろいろと使い道がありそうです。

マニュアルは図解入りで説明されるので分かりやすい。

但し日本語表記もありますが、細かい使い方はダウンロードしてPDFで見てねという仕様。

但しダウンロードしたマニュアルはボリュームも多く、カラーで表示されるので圧倒的に読みやすいです。

付属パーツもアタッチメント含めこんなたくさんあります。リモコンも添付されていて、アタッチメントでどこかに固定したり三脚等を使えるなど、多彩です。

バッテリーは最初から2個添付されています。但し充電器はmicroUSBです。このあたりはUSB Type Cにして欲しかったところ。

あとはハウジングケースがあり、これをつけると40m防水ケースとして使え、更にGoPro系のマウンターとして機能し、アタッチメントパーツを取り付けられるようになります。

外観

前面にディスプレイとカメラがある造りになっています。このディスプレイのおかげで自撮りが圧倒的にしやすくなる。

ディスプレイは2インチのタッチ対応。反応速度もよくサクサクとメニュー選択等が可能です。

上部には録画(撮影)ボタンと左側に選択していく為のモード選択ボタンがあります。このモード選択=Mボタンでメニュー移動、録画ボタンで確定です。

背面から見て右側には電源ボタン。

左側にはカバーがされていますが、HDMI/microUSB端子があります。直接本体にも充電できるし、付属の充電器を使ってもOK。

充電器もそうですが、できればUSB Type-C端子にして欲しかった所ですね。

本体底部はバッテリーカバーと三脚等に使えるネジ穴があります。

バッテリーカバーを外すとバッテリーが取り出せ、更にmicroSDカードが差し込めます。microSDカードは最大128GBまでです。

設定項目

動画解像度や、手ぶれ補正、ボタン操作音等々、結構細かく設定できますし、アクションカメラで必要な項目は概ねカバーされています。動画は4K/30fpsが可能ですが、30fpsでは足りないという場合は2.7k/60fpsとなります。普通はこちらのモードで充分でしょう。

アプリも使える

アプリは「AKASO GO」で事前にGoogle Play/App Storeからインストールしておきます。

スマホ連動アプリ「AKASO GO」を使えば、アプリから録画指示が出せるので、カメラが離れた場所にあると便利です。撮った画像の確認や、設定変更やバッテリー残、microSDの容量確認もできるので、Brave7LE本体の小さい2インチ画面でいちいち確認しなくていいのは楽です。

撮影してみた

外に持ち出して使ってみました。使用感や各種シーンでの撮影は、以下動画にまとめてありますので、実際の撮影動画を確認しつつ見て頂ければと思います。

ハウジングケースを着けなくてもIPX7程度の防水力はあるので、とても便利です。ハウジングを付けると構造上マイクが使えなくなり音が録れない(本体マイクがケースの中にはいってしまうので)為、水中撮影以外ではケース無しで使う事になります。そんなとき不意の雨や、陸上にいるとは言え砂浜とか川で撮影したいときに、ある程度の防水力があるのは助かりますね。

無論ケースを着けて、40mの防水力で撮影するのも良いです。

ディスプレイも太陽光下で見やすく使いやすい。

動画では手ぶれ補正はデフォルトオフをオンにして、4K 30fpsで撮影しています。手持ちや水中撮影、車に載せたり船の上で釣りもしてみましたが、全体的にぶれを補正して綺麗な映像が撮れていると感じました。例えば車載や船釣りでの映像では、そもそも船は常に揺れているし、車載と言ってもダッシュボードにおいただけの状態の割には振動も少なく普通によく録れています。

私はGoPro Hero8を持っていますが、それと比較して「若干暗いかな」レベルですが、これは比較すればという程度で、Brave 7 LEだけ見ていたら普通に綺麗です。

この手のアクションカメラだと4Kと言いつつも空がモアレで変色したり、画質の粗さが出てしまったりというケースもありますが、Brave7 LEは朝や夕方といった光量が少なめの時でも色飛びもせずによく録れています。

総括

実際使った感想としては画質良いし、手ぶれ補正はあるし、本体単体で防水で使い勝手良い。

マイナス点はmicroUSBである点が使い勝手を悪くしています。できればUSB Type-Cが良かったですね。

1万円台という価格もあり、正直過度な期待は厳しいだろうという面もありましたが、実際使った後は「最初に持つアクションカメラはまずこういうの買って、それで満足できないならより高級機でいいのでは?」と思います。

価格

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