超小型ながら65WのUSB PD出力ができる「CHOETECH 65W GaN USB PD充電器 PD8002」をCHOETECH様からご提供頂きましたので、使ってみました。
主な特徴
「CHOETECH GaN MiniFast Charger PD8002」は、USB PD 65W出力ができるUSB充電器。
GaNとは窒化ガリウムという素材で、GaNにより電力効率を高めて高密度に設計でき、いま充電器を小型/軽量化する必須技術となっています。
そんなGaNを用いて超小型サイズに収め、USB Type-C x1，USB Type-A x1ポートのトータル2ポートの充電が出来ちゃいます。
プラグ部分は折りたたみでき、カバンにもすっぽり入り邪魔になりません。
2ポートの出力内訳は、Type-Cだけなら 65W出力、Type-C+USB Type-Aだとそれぞれ45W+12Wとなっています。細かい内訳は箱に書いてありましたので、参考にしてください。
最近のノートPCはUSB Type-C充電が可能なものが増えてきていて、メーカー純正のデカいACアダプタを持ち歩かなくとも、こうしたUSB PD対応の充電器を持ち歩けば、スマホや任天堂Switch等のUSB充電と兼用できるのでとても便利です。
開梱と外観
パッケージを開封していきます。
同梱物は、USB充電器本体とマニュアルのみ。
マニュアルはマルチランゲージで日本語もあります。
本体のコンセント部分は折りたたみ式で、コンセント挿し口を出して直結するタイプ。
本体は本当に小さく、5cm角程度で手のひらに軽く収まります。
USBポートはこのようにUSB Type-CとType-Aの2ポート。その下のLEDは通電確認用です。
前述のようにUSB Type-C1ポートのみの充電なら最大65W、Type-Aは5V-2.4Aで12W出力で、2ポート同時充電した際は、USB Type-C側が65Wから45Wへと出力が下がります。
本体側面にも充電規格が載っています。また日本のPSEマークもありますね。
使ってみた
さっそく使ってみました。まずは愛用中のLenovoThinkPad E15に接続。E15は65W/45Wで充電可能ですが、65Wのほうが急速充電になる為、PD65W出力ができるこのような小型USB充電器はとても助かります。
半分ぐらいバッテリーが減った状態で計測してみましたが、19.3V/2.68Aという事で約51Wで充電されています。
なお通電確認用LEDはこのようにブルーに点灯します。ただ明るさがやや乏しく、暗い場所なら見えるのですが、明るい室内だと「点灯して・・・る・・・のか」ぐらいの感じで、やや視認性が低いです。夜間のベッド脇で皓々と光られるよりは遙かに良いのですが、もう少し明るくても良いかなと思います。
また、手持ちの任天堂Switchも当然ながら余裕で充電可能。
ただのUSB充電器ではなく。PD対応が必須のデバイスであっても、ちょっとした出張や旅行であればこれ一台でまかなえるのは便利ですね。
まとめ
出張や旅行などで、PCとスマホ、あとSwitchなども持っていくと、3台同時充電したくなりますが、大抵は使用時間の棲み分けがあるし、2ポートでも事足ります。
自分以外の家族や友達の分もとなると足りなくなりますが、一人分と考えるとこんなコンパクトな充電器1台で、手持ちのPCを含むデジタルデバイスの充電環境が整うならお買い得な1台です。できればもう1ポートあると取っ替え引っ替えしなくていいので楽できるかなという気もしますが、価格もセール/クーポンで2000円台と安いので、このあたりはバランスでしょう。
基本的にはメリットだらけで不満点はほぼないと言える充電器ですが、複数同時充電した際にUSB Type-C側のワット数が落ちるので、65Wじゃないと絶対ダメだというデバイス(主にラップトップPCだと思いますが)を使う場合は実質1ポートとなるので、そのあたりは気になる人も出るでしょうね。
旅先/出先でUSB充電環境はこれ1つをカバンに入れておけばいいという気軽さは間違いなく大きなメリットです。
この小ささと65Wの大出力で2ポートの充電器は、手持ちの荷物を減らせるので手放せないアイテムとなりそうです。
価格
CHOETECH GaN 65W充電器は楽天で2000円台と格安です。