iPhone6S /iPhone6S Plusがいよいよ発売されますね。
3キャリア(docomo/au/softbank)ともいろいろと価格が出そろってきましたので、比較と維持費の計算をして3キャリアで比較してみることにしました。
なおSIMフリーの価格も参考までに載せてあります。
iPhone6S/6S Plusの価格一覧表(機種変更)
iPhone6S | iPhone6S Plus | |||||
容量 | 16GB | 64GB | 128GB | 16GB | 64GB | 128GB |
ドコモ | 93,312円 | 99,792円 | 99,792円 | 99,792円 | 99,792円 | 99,792円 |
au | 84,240円 | 97,080円 | 109,920円 | 97,080円 | 109,920円 | 122,760円 |
ソフトバンク | 93,600円 | 106,560円 | 119,520円 | 106,560円 | 119,520円 | 132,480円 |
SIMフリー版 | 93,744円 | 106,704円 | 119,664円 | 106,704円 | 119,664円 | 132,624円 |
ドコモは16GB/64GB/128GBと価格が同じですが、月々サポート代金が容量が大きい方が減り、実質負担額が上がるというトリックがあります。
https://www.nttdocomo.co.jp/info/notice/pages/150912_00.html
これを見ると、端末価格自体は9,000円ほどauが安い事が分かります。但し端末の販売価格だけでは負担額が分からないところが携帯キャリアの怖いところで、割引制度や月額のプラン次第変わる総支払額を見てみないと安い・高いが分かりません。
3キャリアの割引・維持費比較
月々サポート・毎月割などの端末購入サポートと、毎月の通信・カケホ代などの比較です。
モデルケースとして、iPhone6S 16GBで計算しています。そして機種変更でのプランです。下取りキャンペーンなどもありますが、そういったキャンペーンを織り交ぜるとまたよく分からなくなるので今回はプレーンな状態で比較しました。
また、比較がし易いように、各社データ3GBに近いプランで計算しました。
あくまで最低維持費として参考になるようにしています。
ドコモ
端末代金 | 料金プラン | ||
分割支払い金 | 3,888円 | カケホーダイ | 2,700円 |
月々サポート | 2,808円 | データSパック(2GB) | 3,500円 |
実質端末負担(月) | 1,080円 | SPモード | 300円 |
合計 | 6,500円 | ||
docomo最低維持費(月々端末代金+料金プラン代) | 7,580円 |
ドコモには3GBプランがないので、データSパック(2GB)で算出。
iPhoneの場合は、2GBでも+1GBが13ヶ月分プラスされますので、実質3GBですね。
(14ヶ月目からは2GBになってしまいますが)
au
端末代金 | 料金プラン | ||
分割支払い金 | 3,510円 | カケホ(電話カケ放題プラン) | 2,700円 |
毎月割 | 2,435円 | データ定額3(3GB) | 4,200円 |
実質端末負担(月) | 1,075円 | LTE NET | 300円 |
合計 | 7,200円 | ||
au最低維持費(月々端末代金+料金プラン代) | 8,275円 |
ソフトバンク
端末代金 | 料金プラン | ||
分割支払い金 | 3,900円 | スマ放題 | 2,700円 |
月月割 | 2,835円 | データ定額 パック小 |
3,500円 |
実質端末負担(月) | 1,065円 | S!ベーシック | 300円 |
合計 | 6,500円 | ||
softbank最低維持費(月々端末代金+料金プラン代) | 7,565円 |
ソフトバンクはまだ細かい通信費等が発表されていません。
他社のキャンペーンを見て、一番美味しいところを頂くつもりでしょうか?
とりあえず現在のiPhone6でのプランを当てはめています。
2年間の維持費で3キャリアを比較!
上記の数値を元に計算したものが以下になります。
2年間最低維持費 | |
ドコモ | 181,920円 |
au | 198,600円 |
ソフトバンク | 181,560円 |
ソフトバンクとドコモが意外にも一番安い。しかしドコモはデータSパック(2GB)だからとも言えます。
auはiPhone6Sの端末価格は他の2キャリアよりも1万円弱ほど安いにも関わらず、2年間の総支払額の総額では20万円弱のトップ。これは意外でした。
そう考えるとソフトバンクが意外にもオトクと、意外づくしの結果に。
iPhone6S/ 6SPlusの価格競争は年末辺りが一番激化か?
6Sシリーズはまだ発売初期であり、端末の割引などはほぼゼロ。
下取りで毎月割増額などドコモやauは初めてますが、下取り額が10,000円未満など、あまり下取りの魅力は薄いのが現状です。(中古ショップやヤフオクで売った方が断然高い)
そう考えると、新しいものにいま飛びつくのは一番損な所もあるのですが、やはり「新しいものは早く欲しい」というのが人情でもあり一番悩ましい時期です。
この比較で分かるのは、端末価格より月々の支払いがトータルでは響いてくるという点なのですが、2年総額20万円もiPhoneに捧げている費用をできるだけ抑えるには、できるだけ一括0円端末や、実質0円になる時期に買う事。
一括0円になれば相当安い(端末代が0円だから月々4,000円程度安くなる)し、実質0円でも月々1,000円程度は下がるだろう。
その時期はやはり年末商戦。
毎年この時期は端末価格が激安化し、iPhoneと言えど0円端末が現れる時期です。
実質0円で1000円/月下がったと仮定して、2年間で24,000円。
20万円の総支払額からすれば10%以上の値引きと同額なので、是非利用したいところ。
ただ「もっと安くならないのか?」という方は、SIMフリー機を買って、MVNO(格安SIM)で運用するのが一番安いしお買い得ですよ。