今回はdodocool様から『dodocool ソーラー4200mAhバッテリー』のサンプル提供をして頂いたので、使ってみました。
バッテリーの特徴としては、出力はフルサイズUSBx1、入力はmicroUSBx1を搭載している4200mAhのモバイルバッテリー。とこれだけだと一般的なバッテリーですが、機能として面白いのは、太陽光充電可能なソーラーバッテリーであるという点、それとアウトドアに最適なLEDも搭載しています。
そんな便利そうなモバイルバッテリーをレビューしていきます。
開封の儀
では開封。
マニュアル、バッテリー本体、MicroUSBケーブルが1本という構成。
マニュアルは仕様の部分には日本語があります。あとは英語ですが、モバイルバッテリーですし、それほど解説が必要なデバイスではないでしょう。
コンパクトで薄い本体
ここからはモバイルバッテリー本体を見ていきます。まずは外観。4200mAhと書いてある部分はフックになっていて可動します。
このフックはこのように180度曲げることができ、冒頭の写真のようにリュック等に引っかけて置くことも可能。ただ、フックが甘くロックができないので、このままでは落としてしまいそうですけどね。おそらくキャンプ等でロープに引っかけて置くことを想定していると思います。
ちなみにこのフック部はこのようにスタンドにする事もできます。おそらくこちらの方が重要で、太陽の角度に合わせて傾けて置いておくことで、最高の充電環境にする事ができます。
真ん中のボタンを1回押すと充電、ダブルクリックするとLEDが点灯します。LED部は90度回転させる事ができるので、キャンプなんかでは活躍してくれますね。
入出力端子を見てみましょう。側面にMicroUSB端子があり、ソーラーだけでなく普通に充電も可能です。これ結構重要で、ソーラー頼みだと太陽出ていないと使えなくなってしまいますので2wayの充電方法があるのは助かります。
反対側側面には、USB端子があり、こちらが出力端子となります。ただOutputは5V/1Aなので、急速充電非対応です。
ソーラー部はこのようになっています。
重さは約200gで、重いという印象は全くありませんね。
ソーラー充電してみました
それでは目玉機能であるソーラー充電をやってみました。数時間おきっぱなしにするので、真っ昼間のベランダに設置してみました。
6時間で約50%の充電率でした。フル充電は14時間かかるとのことなので、太陽光で満充電を目指すのは効率的とは言えません。ただそれでも電源が全く無い環境や、「気がついたら充電されている」みたいな事ができるのはメリットと言えますね。
スマホに充電してみた
スマートフォンに充電してみました。
5V/1Aの性能通り、4.67V/ 0.71Aで充電していました。 4200mAhのモバイルバッテリーなので、Galaxy Note5の3000mAhのバッテリーだと1回満充電するとほぼ空になってしまいますね。
まとめ:アウトドアでの防災グッズ的な役割として使える
モバイルバッテリーとしての性能は昨今の急速充電全盛の中では5V/1Aという性能は今ひとつです。しかしこのバッテリーの売りはそこではなく、普通のモバイルバッテリーとして”も”使える、と言った方がいいでしょう。このバッテリーが生きる環境はアウトドア。
太陽が出ているならソーラー充電し、そうでなければどこか電源が取れれば充電しておくことが可能。そして夜はLEDライトとしても使える。キャンプやアウトドアの時は当然万全の準備をしていきますが、「万が一のときあったらいいな」的なグッズとして使えます。
気になる価格は、3,499円(記事作成時点の価格)で、これだけの多機能があるモバイルバッテリーとしては安いと思います。アウトドアの時なんか使いたくなるグッズですね。
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