【レビュー】DTNo1 D70+は3500円程度でデジタルクラウンの操作性の良さとBluetooth通話や心電図まで測れる機能性の高さを備え、デザインも普段使いからビジネスまで通用するスマートウォッチ

たったの25ドルながらもシックな見た目とデジタルクラウンの操作性の良さが魅力的な「DTNo1 D70+ スマートウォッチ」を使う機会を頂きましたのでレビューしていきます。

DTNo1 D70+スマートウォッチ

最近、DTNO.1のスマートウォッチは、DT8 Ultra Max、DT8 Ultra Plusとレビューしてきましたが、どちらもApple Watch Ultraにそっくりなスマートウォッチでした。

しかしこのDTNo1 D70+スマートウォッチは、一般的な円形ディスプレイを搭載したスマートウォッチで、奇抜なデザインやカラーは使っていない為、ビジネスでも利用可能。


また右に2ボタン+1デジタルクラウン(ダイヤル)と非常に操作性のいい配置です。実はこのDT70+は25ドル以下という販売価格で、この価格帯としては異様な操作性の良さが期待出来ます。

ディスプレイは1.45インチ 454×454と解像度も高い。

バッテリーライフは通常使用で5日で、スタンバイは20日。

またトラッキングとしては、24時間の心拍測定、SpO2(血中酸素濃度)、睡眠トラッカーといった一般的な機能だけでなく、血圧やESG:心電図もサポートしています。
NFCではAliPayにも対応。更にIP68防水とBluetooth通話機能もサポートと、スマートウォッチとしてほぼ全部入りの贅沢機能を搭載しています。

DTNo.1 DT70+
ディスプレイ 1.45インチ 454×454 IPSディスプレイ
バッテリー 320mAh
バッテリーライフ 通常使用 : 5日間/省電力モード 20日
GPS
防水 IP68
機能 バイブレーション: あり
ヘルストラック: SpO2(血中酸素),心拍,歩数、血圧、ESG:心電図、
重さ 46g
その他 ・マイク
・Bluetooth通話
・NFC

*DTNo.1様からお借りしてのレビューです。

開封して使い勝手をチェック

同梱物はマニュアル、バンドがレザー調とシリコンの2タイプが付属。その他マグネット式のUSB充電器です。

背面にはセンサー類があります。ここにマグネット式充電器を装着することで充電ができる。

充電ケーブルは背面にピタッと接触させるだけでOK。

充電中はこのような表示となり、簡易的な置き時計のようになります。ただ充電量が10%単位で、結構おおざっぱ。
90%ぐらいのときに「あとどれぐらいで充電終わるかな?」という読みができず、ちょっとこの辺はもったいない。

そしてマグネットは少し弱く外れ易いのももったいない。充電中でもちょっと触れただけで結構簡単に取れるので、充電環境にはやや気を遣います。まぁ充電頻度は通常使用なら5日なので、週に1-2回程度の充電頻度です。毎日というわけではないので、それほどイライラはしないでしょうけどね。

マニュアルは絵入りですが、英語版のみです。しかし基本的にはアプリとペアリングすれば直感的に使えるので大丈夫です。

1.45インチ 454×454 IPSディスプレイは視認性も良いし、大きく見やすく美しいです。
輝度最大では外でも充分見やすいです。

操作系は右側面に2ボタンと1つのデジタルクラウン:ダイヤルがあり、ダイヤルは押し込みでメニュー表示。上側のボタンは画面表示、下側のボタンはスポーツモードに切り替えできます。

ペアリングは簡単

まずは本スマートウォッチとスマートフォンをペアリングし連動させて使える様にしていきます。

Google Play/App Storeで”Wear Pro“で検索するとアプリが出てくるので、そちらをインストールすればOK。

アプリを起動するとログインもしくはアカウント作成が必要となります。アカウントはGoogleアカウントと連動も可能なので、面倒ならこちらを使うと良いでしょう。

あとは初期設定を完了させて、アプリが起動したら、「設備」タブから「追加」をタッチすると、近くにあるDT70+を自動で検出してくるので、ペアリングの要求画面がでたら「ペアリング」をタッチすればOK。

Wear Proは以前は結構寂しい設定項目数でしたが、バージョンアップしてからは非常に多くの項目を設定できるようになりました。通知有無、持ち上げて画面オン等、設定も結構細かくできます。

ウオッチフェイスは多数から選択可能

スマートウオッチの良いところはウォッチフェイスを好きなデザインに変更できるところ。

プリセットは3種類ですが、アプリからオンラインで約150種類から選択可能です。

前述のように、ダイヤルで簡単にウオッチフェイスの切り替えが可能なので、好きな画面を登録しておくと便利です。

デジタルクラウンが快適

デジタルクラウンは回すとウオッチフェイスの切り替えが簡単にできるようになっています。

これによりお気に入りウオッチフェイスをプリセットから、その時の気分次第で気楽に選択できます。

またメニュー操作もこのデジタルクラウンを使って選択する事が出来るため、非常に軽快で気持ちが良い。

受電だけでなく発信通話も可能

DT70+にはスピーカーとマイクが搭載されています。この機能は主にBluetooth通話機能の為。

アプリで通話機能を有効にした後は、普通に着信電話が可能です。音量調整も画面上部で調整可能。

きゅうな 着信にもいちいちスマホを取りだす必要がなく、DT70+の画面を1タッチするだけで通話出来るのは非常に便利です。

LINEなどのスマホ通知も可能

スマホからの通知設定はアプリ側で「アプリ通知」からLINEやSNSをOnにしておけば、受け取る事が出来ます。

通知できるアプリはLINEだけではなく、好きなアプリの通知を受け取る事もできます。

上はLINEでテスト的に送ったものを受け取ったものです。文字は読みやすい大きさです。但し本文は表示領域の割に短く17-18文字までしか表示されません。冒頭17-18文字で内容把握ができればいいですが、出来ない場合は厳しい。タッチして全文を読めるような仕様だったら良かったに。

フィットネストラッカーとして

フィットネストラッカーとしては一般的な心拍/歩数計/睡眠といった基本的なヘルスデータ、更に心電、血圧、SpO2(血中濃度)、そして高度計と言ったデータの収集まで可能です。ECG=心電図も測定可能です。
ただどこまで信憑性があるかは分かりません。

ランニングやウォーキング、歩数データといったスポーツデータのトラックも可能。

スマホのGPSとも連動して地図上のどこを走ったかも分かるようになっています。

電池の持ちは4-5日

公式スペックでは通常使用で5日使用可能ですが、実用したところやはり4-5日といったところ。

ただ私のテストでは、毎回同じなのですが、基本輝度MAX、LINEは10-20通/日、24時間心拍測定して日に数回SpO2測定しての結果となりますので、もうすこし伸びるかも知れません。5日を超えれば平日は無充電でOKですから、使い勝手は悪くないです。

総括

DT70+は同社のApple Watch Ultra似スマートウォッチ DT8 Ultra Maxとかのように奇抜な見た目があるわけではなく、いわゆる一般的なスマートウォッチ。

しかし、デジタルクラウンの使用感は快適そのものですし、スピーカーとマイクが内蔵されていてスマホを取り出すことなく通話が可能。防水もIP68,1.45インチは美しく見やすい。機能的にも心拍/カロリー等だけでなく、SpO2/ECG(心電図)も測れます。

しかも価格は25ドル程度でだいたい3,500程度と激安。
基本機能はしっかり、操作性も良いと正直「良く出来てるな」と感心します。
GPSが内蔵ではない点等足りないと思う機能もありますが、それでもこの価格帯としては抜きん出た存在です。

価格

DT70+スマートウォッチは、AliExpressにて、25ドル程度(3500円程度)で発売中。

AliExpress販売ページ

関連リンク

公式サイト : DTNO.1 DT70+

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