【レビュー】「Netac ZX20」こんなに小さく指でつまめるサイズの外付けSSDなのに1000MB/s超の高速転送できる実力派

SSDメーカーのNetacから、USBケーブルで接続する外付けSSD「Netac ZX20」をNetac様よりご提供頂きましたのでレビューしていきます。

私の場合、常に仕事上そこそこ容量の大きいデータの受け渡しがあり、またサブノートPCのバックアップにも外付けSSDを利用しています。現在はBUFFALOのUSB直結型SSDを使っていますが、こいつにも問題はあるのです。

主な特徴

「Netac ZX20」SSDケース、USB3.2/USB Type Cで接続するSSDです。
容量は512GB/1TBがあり、今回レビューするのは512GB版。

USB 3.2 Gen2 x2接続で理論上は読み:2000MB/s / 書き:1700MB/sの転送速度です。私が使っているBUFFALO SSDは実質500MB/s程度とやや遅めなのがネック。Netac ZX20はその点、内蔵タイプのNVMe SSDに近い性能です。

製品サイズは71mm x 43mm x 8mmとコンパクト且つ薄型。重さもたったの23gで、カバンに入れていても全く重さは気にならないほどの軽量さです。

開梱と外観

さっそく開梱していきます。

同梱物は、USB Type-C to Type-Cケーブル、USB Type-C to Type Aケーブル、マニュアル、あとはケースとなっています。

マニュアルはマルチランゲージですが、日本語もあります。ただケーブルで繋ぐだけの外付けSSDですから、読み込むほどの内容でもないですね。

Netac ZX20本体はこのように超コンパクト。右上に赤いホールがありストラップなどを取り付けられる。

本体は傷付くような素材ではないものの、気になる方用としてケースも付属しています。

背面はマットな感じでNetacロゴ等があるだけ。

下部側面にUSB Type-C端子がある。

使用感 : めちゃ速い

あとはPCに接続して使ってみるだけですね。付属のUSB Type-C to Type-CケーブルでLG gram17と接続してみました。

私のLG Gram 17はThunderbolt 3に対応(40Gbps)している為、USB 3.2 Gen2 x2接続で最大転送速度が出せるはず。

速度も体感上はかなり早いのですが、正確を期して実際の速度をCrystalDiskmark 8.0で試してみました。

ちなみに私が普段使っているBUFFALOのUSB SSDとも比較してみました。

Netac ZX20が謳う 2000MB/sの理論値には及びませんが、シーケンシャルリードは1044.84MB/sと外付けSSDとしては爆速レベルでした。SATA3接続レベルのBUFFALO USB SSDは461.22MB/sと半分以下です。

実際3GB弱ぐらいのデータを転送してみましたが、570MB/sぐらいでています。2.79GBのデータは20秒~30秒程度とかなり高速でデータ転送完了です。

価格と総括

価格は定価8,999円ですが、Amazonでは7600円程度となっています。1TBは12,000円程度です。

USB 接続のSSDとしてはBUFFALOのUSB SSDが500GBで7480円ですからほぼ同価格。
それでいて高速。Netac ZX20の良いところは、その小ささと高速性で、BUFFALOのUSB SSDは”USBで直結できる手軽さ”はあるものの、遅い。実は遅さだけでなく赤いUSB端子を出すノッチが緩く、USB端子に挿す際のコネクタの抵抗に負けて端子が引っ込んじゃうトラブルが100%発生している。正直これがなければ「好きな方を買えばいいよ」なんですが、Netac ZX20を使ってからは「USB Type-Cケーブル接続のほうが結局着実」です。

ケーブル接続なので持ち歩くとカバンの中でケーブルが遊んじゃうのが若干の難点ですが、使う際にイライラいしないし、そもそも指でつまめるほどのコンパクトさ軽量さを併せ持っているので、されほどの難点にもならないですね。

関連リンク

公式サイト:  Netac ZX20

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