料理に胡椒は欠かせませんが、いままで手動タイプでクルクルと回すタイプを使っていて、それが壊れてしまいました。
改めて買い直すなら、”電動タイプがよくね?”と思うようになり、どうせ電動ならUSB充電できるものがないかと探したらありました。
と言う事で「USB Type-C充電が可能な電動ペッパーミル」を買ってみました。
ささやかなデバイス(?)ではありますが、最高です。
主な特徴
このペッパーミルは、胡椒だけでなく、岩塩や胡麻、唐辛子、山椒とかでも使え、正式にはElectric Grinderという名称です。
使い方は普通のペッパーミルと殆ど同じ。胡椒いれる、粒の粗さ調整する、使うだけ。
ここまでは一般的なペッパーミルですが、ボタン一つで胡椒を砕いて粗挽きにできたりするのが楽という商品です。
また上部には充電用のUSB Type-C端子があり、面倒な電池交換も要らないです。
我が家はいろんなものをUSB Type-C充電できるタイプに統一していて、例えば手洗い用のソープディスペンサーですらUSB Type-C充電できるものにしています。以前はこうしたものがmicroUSBであったり、電池式であったりして、全部私が交換担当でしたが、いまでは妻や娘ですら「スマホと同じ充電方式」というだけで自らやってくれる。
O.M.C TOKYOというメーカーから発売されている「O.M.C TOKYO ソープディスペンサー」を買って使ってみました。 実は以前購入して以下レビューしたCalogyソープディスペンサーが故障してしまい、普通の手動でプッ[…]
その為、私の中で「USB Type-Cに統一すれば、自分が相対的に楽になる」というパブロフの犬状態で、とにかく「どうせ新しいものを導入するなら楽をしたい」とこの電動ペッパーミルを買ってみました。
材質:ABS+PC+食品グレードのステンレス鋼 |
刃:セラミック |
刃軸:ステンレス |
透明パーツ:樹脂 |
電源:Type-C USB充電方式 |
バッテリー容量:500mAh |
充電電圧:DC/5V |
パワー:10W |
充電時間:約1時間 |
重量:約258g |
サイズ:48*169mm |
開梱と外観
同梱物は本体とマニュアル、掃除ブラシとUSB Type-Cケーブルが入っています。
マニュアルは見ての通り中国語のみ。ただ使い方はシンプルなので困る事は無かったです。
本体はこんな感じで、丸い部分が電源ボタン。その上はLEDで充電中に点灯します。
丸い部分を押せば胡椒が出てきます。ただそれだけ。
今回は胡椒を入れるのですが、胡椒の入る部分は透明で、残量が分かるようになっています。
本体を回すと簡単に取れる。
あとはここに胡椒を入れるだけ。
底部は蓋が付いていて、はずすとこのようになっています。真ん中のダイヤルを回せば、粗挽きにしたり、より細かくしたりと微調整が可能。使う時には外す蓋がなにげによく考えられていて、手に持った時にうっかり電源ボタンに触ってしまい「ウィーーーン」と胡椒出してしまうという事故があるのですが、その際にこの”蓋”があることで、下に漏れません。慌てず電源ボタンを押して停め、蓋を外せば、その胡椒をそのまま料理にかけて利用できるわけです。
上部には充電用USB Type-C端子。上にあるので、キッチンに置いたまま、ケーブルだけ挿して充電できる。
使ってみた
早速使ってみました。
まずは充電。規格としては5V-2Aの10Wで、ゼロから満タンは1時間かかる。
ただもう1ヶ月ほど、週に3-4回は使っていますが、まだまだバッテリーローになる事はないですね。
私の使い方なら2-3ヶ月に1回で良いような気がします。
テスト的に胡椒を出してみました。ウィーーーンという音と共に好きなだけ胡椒がでてくる。当たり前だけどやっぱり楽でいい。
手動式のペッパーミルだと、うちの娘では力が足りなくて2-3回しか回せなかったのですが、これなら当然好きなだけ出せる。(そんなに胡椒かけないけども)
やはり便利なのは料理をしている時で、片手で胡椒がかけられるのは便利でしかない。
肉料理とかも楽々です。
総括と価格
ペッパーミルなんて手動であってもそんなに労力がかかっている訳じゃないのですが、それでも電動化したらめっちゃ楽。
妻も娘も購入時は懐疑的で「こんなものまで電動にする意味ある?」ぐらいな事を私は言われていたのですが、いまでは迷い無く電動ペッパーミルを使っています。
ほんのちょっとだと電動化の恩恵は少ないですが、ステーキなど肉の両面にまぶす際、そのふりかける量もさることながら、片手が空くので、片手でペッパーミルでふりかけ、片手で肉をひっくり返すといった技も使える。
またなによりUSB Type-Cの充電は最高に楽。充電もせいぜい月1回程度だし、充電の手間が少なくて済む。
最初のうちは慣れて無くてうっかり電源ボタンを押して胡椒が出ちゃう事もありましたが、それも蓋が受け止めてくれるし、慣れてくればそういうことも少ない。結局、不満点はゼロで言う事ない。もっと早く買えば良かった。
価格は3000円台です。