【レビュー】「yeedi vac 2 pro+」ちょぅどいい価格と機能の魅力-振動モップパッドでモップ掛け+ゴミ自動回収ステーションで1-2ヶ月ゴミ捨て要らず

振動モップシステムで床掃除、水拭き、ごみ自動収集、全てが全自動のロボット掃除機「yeedi vac 2 pro+」を使ってみました。

yeedi vac 2 pro+ の主な特徴

yeediは2019年に設立されたロボット掃除機界の新鋭であるyeediは、水拭き、吸引、洗浄一体型ロボット掃除機で忙しい日本の皆様の日々から掃除によるストレスを取り除き、ゆとりのある時間を過ごせるよう目指しているロボット掃除機の専門ブランドです。

yeediやその他メーカーでは、ロボット掃除機の機能に加えて、加圧式のモップを装着したロボット掃除機を出していますが、価格が高く、水タンクの関係でステーションがかなり大きいのが難点。

そこまでガチの水拭き機能は要らないが、単に濡らして拭くだけでのロボット掃除機では物足りない。
yeedi vac 2 pro+はそんな期待に応えてくれる水拭き+吸引掃除ロボット掃除機です。

yeedi vac 2 pro+は独自の「前後に振動するモップシステム」を備え、床磨きしつつ掃除をしてくれます。

吸引掃除も3000Paと強力で、カーペットを自動判別して水拭きモードの際は、カーペットを避けて掃除します。
また強力な障害物検知センサーがあり、靴下や衣類などの障害物も巻き込まずに回避しつつ掃除をしてくれます。

掃除後のゴミはステーションがあり、自動回収してくれるので、最大2ヶ月はゴミ捨て要らずという楽ちんさ。

*yeedi様にお借りしてのレビューです。

開梱物と外観

yeedi vac 2 pro+はロボット掃除機本体とステーションで2個口に分かれています。

それでは箱を開けて中身を確認。

同梱物はセルフゴミ収集ステーション一式、電源ケーブル、サイドブラシ、予備紙パック、マニュアル、ドライバー&ネジ、水拭きモップパーツです。

マニュアルは丁寧な図解もあってとても分かりやすい。初めてロボット掃除機を使う人にとってはこうしたしっかりとしたマニュアルは有り難いでしょう。

セルフゴミ収集ステーションは付属のネジとドライバーで固定します。ちなみにロボット掃除機側に入っていた充電器はこのセルフゴミ収集ステーションがある為使用しません。

このセルフゴミ収集ステーションの裏側はこのようになっていて、透明な部分がゴミを回収する通り道となっています。

回収したゴミはステーション上部の紙パックに収納されます。予備が1つ付いているので、2-3ヶ月は大丈夫ですが、将来的なことを考えると年に6-7枚は必要なので買っておいた方が良いでしょう。

本体は一般的な形状で、よくあるレーザーセンサー部分がポコッと出ているような事もなくスッキリとしています。

上部の蓋を開ければダストカップが現れます。但し掃除後はこのダストカップの中身は全てステーションに吸い上げられてしまうので、殆どこのダストカップを確認することはないでしょう。

背面には回転してゴミを吸引口に寄せるサイドブラシと、メインブラシがあります。メインブラシはこのように簡単に取り外せる為、メンテナンスも容易。

上記写真の下部を取り外して、水拭きモップパッドを交換して取り付ける事で、モップ掛けモードに自動的に変わります。

WiFi接続でアプリを使うとより便利に

WiFi接続しなくても使えますが、スマホアプリを入れたほうが格段に使い勝手が良くなります。

アプリはyeediをGoogle Pay(Playストア)かApp Storeで検索してインストールしておきます。

あとはアプリ側の指示に従ってWiFiを繋いでスマホアプリと連動させるのですが、自分で手作業で登録していくパターンとと、QRコードを使って登録できる方法から選べます。QRコードの場合は上記真ん中のように、スマホカメラで本体カバーを開けた中のQRを読ませるとペアリングできるようになります。

WiFiは2.4GHzだけが対応していますので、そちらのアクセスポイントを使いましょう。WiFi接続が完了すると以下のように、アプリが起動します。

こうしてWiFiでアプリとyeedi vac 2 pro+を接続すれば、床拭き時の水量、掃除モードの吸引力、禁止エリアの指定、掃除のスケジュール/タイマー、アクセサリ類の消耗度等の細やかな設定と確認ができるようになります。また掃除中でもアプリでどこを掃除したのかも確認できます。消耗品の状態まで確認できるようになるので、WiFi接続しなくても使えるものの、これは絶対に使うべきでしょう。

掃除能力を試す

yeedi vac 2 pro+にまずは掃除モードで使ってみました。

我が家にあるルンバ960と比較すると圧倒的に静かです。ただ絨毯とか畳を検知すると吸引力を上げてハイパワーモードになりギュイーーンと結構な音を出します。

段差の乗り越え能力はとても高く、リビングや畳に敷いてあるラグは余裕で超えます。

ボディ高がわずか7.7cmの為、ソファの下に入り込んで、奥までがっつりと掃除してくれます。

対物回避能力も非常に高く、我が家の猫が興味津々でvac 2 pro+の周りでうろつくのですが、そのたびにyeedi vac 2 pro +が、くいっと方向転換して避けてくれます。猫の手が挟まったりするかもと思いながら最初はヒヤヒヤでしたが、そういうことは全く無く杞憂でした。

掃除能力いわずもがなという感じで、抜群。家の隅々までしっかり清掃してくれます。

掃除後はステーションに戻り、ゴミを紙パックに自動回収。その際はちょっと大きな音がするのでオンライン会議中とかは避けた方が良いですが、それ以外はかなり静音です。

またゴミもどれだけ回収されたか紙パックを開けて確認してもみましたが、2日間の掃除でどっさり取れています。体感ですがいつも使っているルンバ960と同等に取れていますし、お菓子のカス、ピーナッツのかけら、重量がある猫砂などもしっかりとかき込んで取ってくれています。

このゴミが1-2ヶ月は余裕で紙パックに溜め込めるとの事なので、人間はゴミ捨てからほぼ解放されたことになりますね。

水拭きモップ掛けで床はツルツル

vac 2 pro+の強みはなんといってもモップ掛けもできる事。

まずモップ掛け用のタンク水を入れます。

あとは水拭きモップを取り付ければモップ掛け開始。モップパッドが細かく振動しながら床を磨いてくれます。
毎分480回の振動をするので、強めの汚れも掻き取ってくれます。

実際モップ掛けはこの振動パッドのおかげで強力に磨かれます。
当然ですが、モップパッドを濡らしてさっと拭き上げるだけのロボット掃除機とは違い、床がピカピカになります。

がっつり床モップ掛けなら回転型のモップを搭載しているロボット掃除機のほうが良いとは思います。それはモップパッドを回転式の場合は洗浄しに何度も戻り、綺麗にしてからまたモップ掛けする為。それよりはワンランク落ちます。
それでも我が家の場合はフローリング面積が多分30㎡ぐらいなので、これぐらいならそこまで要らないのではと思えるほど綺麗になっています。 掃除後はモップパッドは取り外して洗え、次回からはまたクリーンな状態でモップ掛けが可能です。

ちなみにアプリでモップ掛けと掃除の進入禁止を全て指定が可能です。カーペットは自動判別して避けてくれますが、畳とか入ってほしくないエリアを指定できるのは助かりますね。

総括

今回yeedi vac 2 pro+を2週間ほど使ってみました。

結論から言いますと、10万円超の予算をロボット掃除機には使えない方でもモップ掛け機能は重視したいのであれば、このvac 2 pro+は非常にバランスが取れたロボット掃除機としてオススメです。価格としてはタイムセールで6.5万円程度と、10万の予算を考えれば充分手の届く範囲です。

掃除機能自体も手持ちのルンバ960並だし、ゴミも毎日捨てずに済むし紙パックで1-2ヶ月は余裕でゴミ捨て不要。
モップ掛けもカーペット自動回避やアプリで進入禁止指定もできるし、ほぼ全自動で人間が何かをする必要がない。
つまり時間と手間を金で買えるアイテムというわけです。(モップ掛け後のモップパッドは洗う必要があるが)

ゴミ収集ステーションも大きくなく主張が少ないので、リビングに置いても邪魔にならず、日本の家庭においては「これぐらいでいいんじゃない?」を体現しているロボット掃除機じゃないかと思います。

価格 とキャンペーン

yeedi vac 2 pro+は、Amazonのブラックフライデーセールで、64,800円と特価となっています。(通常は89,000円)

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