eMeetから電話会議用ビジネス Bluetoothスピーカー「OfficeCore M2」をeMeet様からお借りしたのでレビューします。
電話会議やSkype等のビデオ通話したこと有る方にはわかると思いますが、PCやスマホで会議すると音質がいまいちなんですよね。そこでこのような専用スピーカーの出番です。
eMeet OfficeCore M2の特徴
eMeetは聞き慣れないメーカーですが、HUAWEIやHarman、TCL等の企業からドロップアウトした人達が作った中国の会社です。
Office Core M2はBluetoothスピーカーでPCだけでなくスマートフォン/タブレットにも接続が可能。無線だけでなく有線(USB)も可能です。
一般的なBluetoothスピーカーはマイクが1つだけのものが殆どですが、OfficeCore M2では4つあり、集音するとその方向がLEDで点灯するようになっています。多数でミーティングなどした際に、(その室内で)誰の発言をマイクが拾っているのかを明示してくれます。
アプリはSkype、Google ハングアウト、Zoom、Webexなどのビデオ通話アプリに対応しています。
eMeetの製品は電話会議スピーカーばかりなのですが、このM2はBluetooth接続のワイヤレススピーカーなので、使用するPC等と事前にペアリングしておけば、会議室や自宅でのセットアップの手間も減るのが良いところ。ただ恐らくは(現実的には)USBで有線接続したほうが、音質の安定ができるはずです。
最近は在宅勤務する方も増えてきていると思いますが、PCスピーカー&マイクでは音声品質が今ひとつなのはやっている方は分かると思います。そこでこういう専用スピーカーを使ったほうがいいと気付くわけです。(私もそうなので)
同梱物と本体周り
同梱物は、キャリングケースとmicroUSBケーブル、AUXケーブル、USBドングル、マニュアルです。
使ってみた
日本と台湾出張中のホテルの双方で使ってみたので、台湾のホテルでの昼白色ライトによる黄色っぽい写真があるのはご勘弁を。
いろんな接続方法があるeMeet M2ですが、今回は一番簡単な付属のUSBドングルを使ってPCと接続しています。というのも私の場合Skype(画面共有とかも使うし)を使う事が多いので、どうしてもPC+Skypeが多くなってしまいます。
PCやスマホ等の通話するデバイスと接続できればあとは簡単。電源が入っていれば真ん中のマイクボタンにタッチして話すだけ。以下画像で手前側のLEDがブルーに点灯しているのは、「こっち側の声拾ってますよ」の合図。私の場合は基本一人での通話ですが、多人数で会議している際などは、どの方向にいる方の声を拾っているかを明示してくれるのは助かります。3mぐらい離れていても(多少大声気味で話せば)ちゃんと声も拾ってくれるので、会議室なんかでも全然平気でしょう。
ただ台湾のホテルで使った際は、ドングル接続=ワイヤレスだと若干ノイズが入る感じがありました。環境の違いと言えばそれまでなのですが、有線接続にすればノイズレスだったので、電波干渉とかが大きいのかも知れません。あまりブチブチと途切れるようなら有線すればOKです。
まとめ
使うまでは少々半信半疑でしたが率直に専用品は良いよねと感じました。会議用スピーカーでは有名なJabra Speakシリーズと遜色ないですし。PC等で遠隔地などの電話会議するなら間違いなく会議専用スピーカーはあった方が良いです。ノイズの少なさ、相手や自分の声の聞きやすさでストレスが少ないです。PCマイク/スピーカーだとどうしても、会議ではガヤガヤしている中の発言とかだと「あーごめんもう一回言って」と言う事があるわけですが、eMeet M2のような専用スピーカーならそれが限りなく少ないです。
接続も簡単、使い方も簡単と良いところばかりなのですが、問題は恐らく価格でしょう。
eMeet M2は2万円越えの製品なのですが、在宅勤務で時々使うという程度だと買うかどうか悩ましい価格帯です。それでも電話会議でストレスを感じているなら一度使ってみると良いですよ。こういうの欲しかったんだよと感じる事が出来ます。
価格はAmaoznで23,900円で、今なら1200円オフクーポンも付いていますね。