Samsungがペン内蔵型フラッグシップスマートフォン「Galaxy Note10」と「Galaxy Note10+」を発表しました。
公開した発表会の内容をまとめてみました。
Galaxy Note10発表会まとめ
ディスプレイサイズ違い2つのモデル展開へ
Galaxy Note10はNote10とNote10+の2モデル展開となりました。Note10が6.3インチ、Note10+はなんと6.8インチです。
Galaxy S10+でさえ6.4インチですから、Note10が既存のNote9と同様の路線で、追加されたNote10+がかなり大型な事が分かります。ただベゼルは僅かに下に残っているだけで、ほぼ3面ベゼルレスとなったデザインは迫力充分。
フロントカメラは中央上部のパンチホールタイプ。S10+ではダブルレンズカメラでしたが、Note10シリーズではともにシングルです。
カメラ
Galaxy Note10は3眼/Note10+ではToFカメラが追加され4眼カメラとなっています。
背面 12MP (f/2.1)+12MP(f/1.5 & f/2.4)+16MP(f/2.2)
光学2倍/デジタル10倍ズーム
前面 10MP(f/2.2)
参加した機能としては、動画でも背景ボケができる「ライブフォーカス」モードが使えます。
ゲーミングスマホのような液体冷却システムを採用
ゲームプレイで高熱にならないよう、冷却システムが搭載されています。
基本スペック
SoC(CPU)はSnapdragon855。(Exynos版も恐らくExynos9820) これはGalaxy S10シリーズと変わりません。噂されていたSnapdragon855+ではなかったのは残念ですが、このあたりはExynos版との整合性を取るためなんでしょうね。
メモリ+ストレージの構成は、Note10が8GB+256GB(5G版は12GB+512GB)、Note10+が12GB+256GB/12GB+512GB。
個人的に凄いと思うのが、重量です。Note10+は196g。Note9は6.4インチのディスプレイサイズで201gもあり重量級でしたが、Note10は6.3インチで0.1インチダウンとはいえ、33gも軽量化されています。同様にNote10+はインチサイズが0.4インチアップしているにも関わらず、196gと5gマイナスとなっているのもかなりポジティブな点です。
Sペン
Note9ではSペンでカメラのシャッターを切れたりしましたが、Note10ではモーションコントロールが可能となっています。動画の早送りや音量コントロールも可能。更にゲームやアプリ開発者向けSDKも公開されるので、Samsung以外のデベロッパーからも面白い提案がされるかも知れません。
カラー
Galaxy Note10/Note10+のそれぞれのカラーは以下の通りです。グロー、ブラック、ホワイトは共通ですが、Note10にはピンク/レッド、Note10+にはブルーというカラーがあります。このあたりはNote10が女性、Note10+が男性を意識している為かと思います。(サイズ的にも6.8インチは女性では厳しいでしょうし)
基本スペック表
価格
Galaxy Note10が949ドル、Note10+が1099ドルとなっています。それぞれ5Gモデルもあり、そちらは100~200ドルアップの価格です。
発売日は2019年8月23日。2週間後には発売されると言う事で海外SIMフリー版なら8月中に使い始めることも可能そうです。国内版は秋~冬モデルで恐らくは各キャリアから発売されるでしょう。
関連リンク
・Samsung公式ページ:Galaxy Note10 / Note10+