一時アクセス不可状態が続いていた中国のオンラインストア「Gearbest」ですが、現在では問題無くアクセスでき、無事復活しました。
サイト自体、以前より非常に快適で、単なるサーバートラブルだったのか?とも考えましたが、ずっとアクセス不可でしたので、単に同時アクセスユーザーが少ないだけなのかも知れません。
それにしても以前はこんな記事も書きましたし、一時は閉鎖か?と諦めていましたが、無事復活は意外ではありますが、会社として継続しているのは良いことです。
楽観はできない状況は続く
在庫を売りさばく為だけに再オープンしただけかもしれないですが、なぜアクセス不可になり、なぜ復活したのかの説明がない中、「よっしゃ復活だ。買い物するか」とはならないのが普通でしょう。
このまままたダウンすれば発注しても届かない可能性も高く、返金すら受け付けてもらえない可能性もあります。
既に返金処理中の方には僅かな望み
しかし逆に言えば、9月のアクセス不可で「オーダーしたものが届かない」「サポートとの連絡が途絶えた」方にとっては、リベンジのチャンスがあるかもしれません。既にPayPal経由で返金処理にトライしている方もいるようですし、ゼロチャンスから僅かな望みは見えてきました。
日本向けは正直いろいろ厳しい
いろいろと商品見てみましたが、まず価格が高い。TECLAST M40なんて1万円台~2万円ちょいぐらいで手に入るものですが、34,882円。
価格競争力にも??ですが、配送リードタイムもまずい設定。
日本向け発送は無料なものの、配送時間は15-60営業日配送と最大約4ヶ月待ちです。
その間にまた倒産騒ぎがあれば、発送が止まるどころか、お金すら戻ってこない可能性も高いわけで、、、ハイリスクゼロリターンの可能性は高いです。
また例えばXiaomiのスマホとかの一般的な製品であっても、そもそも日本向け配送不可となるケースも多いし、Lenovoのゲーミングイヤホン などは、価格が3288円と安いものの、配送料が3,175円と製品代とほぼ同額なんてものもあります。
Expedited Shippingなので、DHL等の高い配送会社を使うという事なので、送料が高くなるのは致し方ないのですが、それでしたら8-20営業日掛かる配送のリードタイムはもっと短くなっていないとこの送料かける意味があまりない気がします。※商品によっては以前と同様に300-400円ぐらいの配送もあります。
日本向け配送をいろいろと工夫していたGearbestでしたが、配送面では5-6年前のレベルに戻ってしまったような感覚ですね。想像ですが、経営刷新してリスタートしているのなら今後順次改善していけばいいのかなとは思う。
ですが、直近Gearbestを使うのは避けたほうが良いでしょうね。まぁ価格面でもAliexpressとかBanggoodとかよりも下がる事は無いだろうし、「どうしてもGearbestで買いたい」という事態は少なそうでしょうけどね。
しばらくは生暖かく見守りましょう。