3000円台の激安「KOSPET Magic3 スマートウオッチ」レビュー~1.7インチのスクエア型で画面見やすく日本語LINEもしっかり受け取れる良型機

スマートウォッチメーカーKOSPETの廉価なスマートウオッチ「KOSPET Magic3 」をGearbest様から提供して頂きました。

1ヶ月ほど使ってみたのでレビューしていきます。

KOSPET Magic3 の特徴

KOSPET Magic3は1.71インチの大型ディスプレイを搭載して、情報量や見やすさを大幅にアップさせたスマートウォッチ。

先代のMagic2からは、機能的にはSpO2(血中酸素飽和度)と血圧モニタリング機能が付きました。
コロナにかかったり入院すると指先に挟んで付ける機器が同様にモニタリングできますが、スマートウォッチでも可能となっています。96%-99%程度を示していれば健康であるという事が分かります。

その他、心拍測定や歩数/カロリーといったスマートウォッチとしては一般的な機能/データトラックも含みます。
またスポーツモードも20種類をサポート。

 

バッテリーライフはMagic2の200mAhから10%向上して220mAh。
通常使用で7-10日間、スタンバイモードなら35日と充分な持続時間です。

 

普通に使って1週間程度なら、小旅行/出張ぐらいなら充電器要らず。日常でも週末に充電すれば良いだけなのは楽ですね。

Kospet Magic 3 Kospet Magic 2
ディスプレイ 1.71インチ/TFT/3D
解像度 280×320
1.3 インチ/TFT/2.5D
解像度360 x 360
SpO2 (血中酸素濃度)モニター 有り 無し
スポーツモード 20 30
CPU + メモリ nRF52840 HS6620D
RAM:64KB RAM:128KB
ROM:128M ROM:128M
バッテリー 220mAh 200mAh
アプリ言語サポート 21 12
防水レーティング IP68 IP67
バッテリーライフ 通常使用モード : 7-10日間
スタンバイ : 35日間

開梱と本体周り

さっそく開梱していきます。

同梱物はマニュアル、USBのマグネット式充電ケーブルのみ。

マニュアルは英語版ですが、図解も多めなので英語苦手な方でも使える様にするまではできると思います。この手のスマートウォッチは基本的にはアプリインストールができてペアリングさえできれば、ほぼ必要無くなります。

本体右にボタンが1個あり、電源/画面のオンオフボタンとなっています。戻る等は左スワイプ。

裏にはセンサー系と充電端子。付属の充電器でマグネット接続しますが、結構外れ易い。バッテリーライフが10日程度なので、週に1回充電するだけでしかも2時間程度で満充電になります。そのためそれほどイライラすることはないはずです。

バンドも工具入らずで爪で外すだけで簡単に交換できます。

ペアリングとアプリインストール

スマートウォッチはアプリとペアリングしてこそ真価が発揮されるのでアプリをインストールしていきます。

マニュアルか初期起動時に画面にQRコードが表示されていますので、そのQRを読み取るか、Google Play/App Storeで”DaFit“で検索するとアプリが出てくるので、そちらをインストールすればOK。

アプリが起動したら、デバイス追加を選べば自動的にKOSPET Magic3を見つけてくれる。

 

本体は英語のみ,アプリは日本語対応

デフォルトではMagic3の表記言語は英語でしたが、ペアリング後は日本語化されます。

少し怪しい日本語もありますが、あらゆるメニューも日本語化されていますので、とても分かりやすい。

ウォッチフェイスの変更

文字盤はアプリからオンラインにある中から自由に選べます。

個人的には心拍がリアルタイムでグラフ化されていくこのフェイスが好きです。

LINEの通知は可能

通知設定はアプリ側でLINEやSNSをOnにしておけば、通知を受け取る事が出来ます。

LINEでは日本語でしっかりと差出人と内容が確認できるので、通知は読みやすい。

但し通知はLINEやTwitter等プリセットされているものの中からしか選べません。
その他を選べばスマホからの全ての通知を受け取れますが、全部の通知が来るのは実用性という面では厳しいですね。

フィットネストラッカーとして

フィットネストラッカーとしては一般的な心拍/歩数計/睡眠といった基本的なヘルスデータの収集が可能です。

3000-4000円台のスマートウォッチとしては珍しくSpO2(血中酸素濃度)モニタも搭載されています。

また血圧も計測可能です。自宅の血圧器だと118/65でしたので多少誤差ありですが、目安程度に計測が可能。

電池の持ちは10日ぐらい

通常使用で7-10日使用可能ですが、実際はどうかというとほぼ10日でした。

24時間の心拍センサーやSpO2モニタ等をレビューなので結構頻繁に使いましたが、それでもだいたい10日程度。心拍センサーの常時監視しなければ、11日以上伸びそうでした。

ディスプレイは大型で見やすい

1.71インチと大型のディスプレイのおかげで太陽光下でも見やすいです。

若干フォントが荒いので、高精細さとか高級感は無いものの、それでも時計としての視認性は充分だし、日本語のLINE通知の文字も読みやすい。実用性という面ではこれで充分です。

総括

KOSPET Magic3は3000円台で手に入る事を考えると、大型ディスプレイ、10日程度のバッテリーライフ、日本語化されたメニュー、日本語で受け取れるLINEなどの通知、SpO2(血中酸素濃度)モニタや、血圧、心拍といったセンサーなど、「この価格で!?」と呻らされるレベルです。

個人的には難点としては多少安っぽさがある程度。それは3,600円ほどの価格だし仕方ない。ただ価格以上の質感はあります。

とりあえずスマートウォッチを使ってみたい方、Magic3にある機能(血圧やSpO2モニタ等)を使ってみたい方には、廉価でオススメできます。激安系スマートウォッチとしては、このKOSPET Magic3をベンチマークとしても良いと思います。Magic3以下なら買わなくて良いと感じるレベルです。

価格

Gearbestでは、KOSPET Magic3は3,641円でセール中です。

30-40営業日掛かってしまいますが、送料は無料です。

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