VRの世界を初体験! サムソン『Gear VR』が凄すぎる! 一発で「買う」と決めるレベルの面白さ

先日、Galaxyアンバサダープログラムの企画で「新製品発表イベント」に参加したわけですが、その際一番の驚きは5.7インチスマホのGalaxy A8でもなく、スマートウォッチのGalaxy GearS2でもなかった。

一番の驚きは『Gear VR』の体験でした。

VR初体験は驚きと感動の連続

この新製品発表会で実は「Gear VR」を一番期待していました。
というのも、このVRデバイスはアメリカでは既に発売していたので「日本でも販売して欲しい!」と思いつつ開場入りしたのです。
そして案の定大量のGear VRが置いてあり、わくわく感は既にMAXだった。
そしてこの「新製品発表イベント」では、「体験型」である点に主眼が置かれていて、参加者全員がサムソンの社員の方から説明を受けながら体験出来るイベントとなっていて、当然Gear VRも体験させて頂ける事に。

この体験デモでは、ももクロのライブ映像を見せてもらった。
これがヤバイぐらい楽しい。私はももクロファンじゃないが、カメラ位置がアリーナ席より前でステージ真ん前。

それだけでも迫力があるが、そこから360度あるゆる方向でライブが堪能できる。前には躍動感あるももクロが、後ろを向けば客席の盛り上がりがあり、上を向けば大型ビジョンにライブ映像が流れている。もうライブに行かなくてもこれGearVR一つで充分なんじゃないかというぐらい没入感が凄い。

なおこのももクロ x Gear VR体験は、全国のGalaxy Shopでも体験できる。

只今発売中のBlu-ray&DVD「ももいろクローバーZ 桃神祭2015 エコパスタジアム大会」ライブを360度体感できる「VR桃神祭」が、全国16店舗のGalaxy Shopで明日12月9日(水)より実施されます!

※「VR桃神祭」(VR:バーチャルリアリティ)とは、専用のスコープ「Gear VR」をつけることで「桃神祭」のライブ会場・エコパスタジアムのメインステージやセンターステージの様子をバーチャルに体感することができる360度映像のことです。

この機会にぜひ体験してみてください!
Galaxy Shop

出典 : ももいろクローバーZオフィシャルルサイト

どんな映像かは下記Samsung 360° GearVR Trailerなどが参考になります。

YouTubeでは既に360度動画に対応していて、左上にカーソルマークがついているものが360度動画です。




と、こんなことが、GearVRを使用していると、目の前に迫力ある映像を見ていながら、顔の向きを変えるだけで楽しめる。
あたかも自分がその場に居るかのような錯覚をリアルに得られる。

これがももクロのライブ映像だと、いろんな角度(方向)を向いてライブを楽しめるというわけ。
VRはほぼ初体験でしたが、凄いというよりこんなに映像世界の中に入り込めるものかとショックでした。

デバイスとしてのGearVR

Gear VRの機能的な所を見ていきましょう。サムソンの担当の方にもいろいろと機能性や特徴などを伺ったので、合わせて書いておきますね。

■正面

ここにGalaxy S6/S6 Edgeを差し込む。海外ではGalaxy Note5も対象機種となる。端末はUSB端子がでているのでそこに差し込み、ご覧のように端末をロックして装着完了。一応他社製端末がサイズさえあれば使えるか?という点を聞いてみた。「正式ではないが、Nexusシリーズは使えることが多いですよ。ただそれ以外は全部アプリのインストールで弾きます。S6/S6 Edge/Note5以外は使えません。」との事。

「今日発表されたA8は今後追加される?」という質問には、「かも知れませんね(笑)。サイズ的にはNote5と同様なので装着は可能だと思いますし。」と前向き発言。

「利用可能端末がハイスペックスマホに限定されているのは、CPUパワーなどが必要となるから?」という質問をぶつけると、「それはあります。3Dやポリゴン系のVRではS6でもCPU/GPUパワーの半分以上を使う事があります。ですからギリギリ使えるレベルのスマホはちょっと厳しいのも事実です。」

■側面

左側面にはロゴのみ。Gear VRの文字と、Powered by oculusのロゴがカッコイイ。

右側面には十字キーに相当するコントローラーと真ん中の丸い部分がクリック(決定)ボタン。タッチセンサーになっている。その上には戻るボタンが設置されている。ただこのタッチセンサーは感度が良すぎて初心者の私が操作すると誤動作が多かった。Gear VRを装着時は間違いなくノールックになる為、これは意図した動作をさせるまで少し練習が必要そう。

■上部

焦点(ピント)を合わせる為の調整ダイヤルがある。側面のコントローラーにしても調整ダイヤルにしても、より廉価な(例えばGoogle Cardboard I/O といった1500円程度で買える)ものなどと比べて、調製できる部分や、VRの世界を堪能する為の機能性・操作性が違ってくると説明があった。

また、廉価なデバイスはモーションセンサーをスマホ側に頼っている事が多いが、Gear VRはゴーグル自体に9軸のセンサーを搭載している為、ゴーグルの向きに対して精度よく追従してくれるとの事。

■装着部

前バージョン(Innovator Edition)ではめがねをしているとダメとかあったらしいのですが、この製品版Gear VRではめがね使用も考慮した作りになっている。実際私もめがね使用で装着したが、どこかが圧迫されて痛いとかそういう事は全く無かった。装着感自体も先代に比べて100g以上の軽量化を果たしているそうで、違和感なく装着していられた。もちろん30分、1時間と装着しているほどの時間は無かったので、5分ほどの堪能時間ではあったが、重いとか疲れるといった印象は皆無です。重量は318gです。

Gear VRのファンになった日

Gear VRは12月18日~全国の量販店などで発売される。価格に関しては明言してくれませんでしたが、「アメリカでは$99で販売されているので期待していいんでしょうか?」と聞くと、「はい! もうその価格のまま日本に持ってきたと言っても良いくらいです。15,000円までは行かないと思いますよ」との事。「13,000円ぐらい?」と聞くと「あ。うーん良い所突きますね-。期待しててください」との事でした。期待してます!

今回体験した”ももクロのライブ映像”のような体験をさせて頂いた後、私は一発でGearVRのファンになってしまった。

価格自体もそれほど高いものではないわけで、それこそ一時期日本のTV業界がぞっこんだった3D TV+3Dめがねなんかより断然こちらのほうが面白いし没入感が違いすぎる。私の先入観で「VRはゲームの為のもの」と思い込んでいたが、こういったアーティストの映像やスポーツなどとも相性が良いと思う。サッカーなどのようにボールを持っている人だけでなく、ゴールキーパーやディフェンダーなど、裏方的な動きをする人達を見たりできるのではないかと期待してしまう。

こういったコンテンツは既に100以上が提供され、今後もどんどん増えていくとの事。

えっと。買いますこれ。コレください。もう私の中ではそういうモードになってしまった一日でした。

 

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