GOOVIS が発売したヘッドマウントディスプレイ「GOOVIS G3X Pro」を使わせていただくチャンスを頂きましたので、レビューしていきます。
GOOVIS G3X Proの特徴
GOOVISが発売した最新のヘッドマウントディスプレイ GOOVIS G3X Proは、たったの200gと軽量ながら、4K有機ELディスプレイで最大800インチの大画面が目の前に広がるヘッドマウントディスプレイ。
ヘッドマウントディスプレイとしては最上位レベルにあり、大画面で映画/動画、ゲームといったエンターテインメントを200gの超軽量デバイスで堪能することができます。
| ディスプレイ | 4K有機EL |
| 解像度 | 3840 x 2160 |
| 視野角 | 52° |
| 重量 | 約200g |
| バッテリー |
内蔵なし（外部電源が必要）
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| 接続端子 | HDMI、USB-C |
| 対応デバイス |
スマートフォン、ゲーム機、PCなど
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| その他機能 |
視度調整、3D映像対応
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視度調整機能付きの為、あらゆる人に調整ができ、メガネの方でも基本的にはめがね不要で利用することができます。
*GOOVIS様からお借りしてのレビューです
同梱物と外観
今回は、GOOVIS G3X Pro本体、パワーバンク+Type Cハブ、Net TVドングル、HDMI to TypeCアダプタのセットでお借りしています。
GOOVIS G3X Proは、このように専用のキャリングバッグに収められています。
同梱物はヘッドマウントディスプレイ本体、キャリングバッグ、ヘッドバンド、USB Type-Cケーブル、クリーニングクロス、マニュアルです。
マニュアルには使い方が詳しく載っています。
上のマニュアルにも載っていますが、瞳孔間距離調節が可能なのがGOOVIS G3X Proの凄い所。
目に合うように左右に動かして調整し、またダイヤルで視度調整機能(+2D～-8Dまで)があり、メガネ/コンタクトレンズを試用している方でも裸眼でヘッドマウントディスプレイを楽しめるという画期的なもの。
これは圧倒的に楽。別の製品だとメガネは利用不可とか、自分専用のレンズを別途費用をかけて作成したりする必要があるなど、快適さとか費用面で厳しいものがあったのですが、GOOVIS G3X Proは誰でも簡単に調整が可能。だから使用者も自分だけでなく家族、友達にも簡単に渡して使って貰うことができます。
上部には輝度/音量の調整ができ、また下記左端には3D/2D切り換えボタンもあります。
右側面にはUSB Type-C端子。反対側には3.5mmイヤホンジャックがあります。GOOVIS G3X Proは単体ではバッテリーを搭載していない為、USB Type-C端子で電源供給と、映像入力をする仕様。
電源供給は他デバイスでも良いが、GOOVIS では、このようなUSB Type-Cハブをオプションで出していて、基本的にはこのように電源供給+USB Type-Cの映像出力が1本でできないと稼働できない。
このGOOVIS USB Type-Cハブは下部がパワーバンク(バッテリー)、上部がハブとなっていて、上部を変えれば他の機能に変更できる優れもの。
例えば、今回のレビューでは他にNet TVドングルというものもあり、こちらはリモコンと、HDMI入力/USB Type-C出力ができるタイプとなっています。(他にmicroSDカードも入ります)
このパワーバンクは満充電で6時間使えるので、映画とかゲームも余裕。
使い方は超簡単
映像を見るのは簡単で、例えばこのようにUSB Type-Cハブにスマホ、ハブからGOOVIS G3X ProにUSB Type-Cケーブルを接続するだけ。*繋げるデバイスのUSB Type-C端子が、Display Alt(DisplayPort Alternate Mode)に対応していれば、PCやスマホからハブがなくてもケーブル1本でOKです。
こうすれば、目の前に800インチの大画面で、ネットフリックスを堪能できる。映像も4K有機ELディスプレイのため、非常に美しい。この手のデバイスは目が普通よりも疲れる事もありますが、解像度の高さと、焦点が裸眼でもぴったりと合っている為、疲れは少なめ。
スマホ画面のミラーリングの為、ゲームなどもプレイ可能。但し画面を触れない(タッチできない)ので、コントローラーをスマホとBluetoothで接続していないと厳しい。映画とかYouTubeは余裕。
800インチかと言われると、そこまでではないものの、充分な迫力は感じます。
リモコンがあれば、更に快適度は上がります。
サウンドも素晴らしく、耳元あたりで音が聞こえる為、映画を見ても大迫力サウンドが楽しめます。
PS5のゲームも楽しめる
HDMI→USB Type-Cにさえ変換できれば、どんなデバイスでも大迫力で楽しめます。
そう例えばPS5も余裕。
PS5のHDMI出力を、このGOOVIS HDMI to TypeCアダプタを使ってUSB Type-Cに変換してGOOVIS G3X Proに繋げるだけ。
PS5が普通に高画質/大画面でプレイ可能。
個人的に、映画/動画も良かったのですが、PS5との接続してのプレイはかなり良かったです。
大画面+ゲームは結構相性良いです。ただ顔を動かしてしまうと酔いますので、椅子に座ったり寝転んでやるのが良いと思う。コツを掴めば、ゲームにかなり没頭できると思います。
また軽いというのも大きな要素。バッテリーとかを外部接続にして頭部を極力軽量にするというのは正解じゃないかと思います。(見た目はケーブルがごちゃつくので悪いですが、使えば良さが分かる)
まとめ
GOOVIS G3X Proは映画、動画、ゲーム等の没入感を圧倒的に高めてくれるヘッドマウントディスプレイ。
- 軽くて装着感が良いから、映像/ゲームに集中できる
- 目の前の大画面は4K有機ELディスプレイで高精細でかなり没頭できる
- 操作性が良く使い勝手良い
- メガネ/コンタクトレンズ不要は圧倒的に楽
とにかく映画/動画を寝ながら見たりするのに心地よい。見たいデバイスにケーブル一本で接続するだけという簡単なスタイルも軽快です。大画面の感覚としては映画館の真ん中より前ぐらいで見ている感覚。
特にユーザーにとって快適な機能/性能が詰まっているのが使うと分かります。その最たるものはメガネ/コンタクトレンズ不要な点。普段メガネ/コンタクトレンズを使用している方は、それが不要というだけでも圧倒的に面倒くささが低められ使いたいと思わせてくれる。
そして軽くて装着感が良いので疲れない。持ち運びも簡単ですしね。
価格は約10万円ですが、こうしたことにしてメリットを感じられれば、GOOVIS G3X Proはコスパのいいデバイスとなるはずです。
