中国のPC/タブレットメーカーCHUWIが、10.1インチAndroid10 タブレット「HiPad X」を発売しました。
10.1WUXGA解像度ディスプレイ、6GB RAM、Helio P60搭載で軽快動作が期待できそうなAndroid10タブレットです。
HiPad Xの特徴
HiPad Xは10.1インチと使いやすいディスプレイサイズのタブレットで、ディスプレイ解像度はWUXGA(1920×1200)と高解像度です。
OSはAndroid 10で最新。キーボードとスタイラスペンがオプションで用意されています。
ボディはフルメタル製で、中華タブの安物感はなく、むしろ高級そうに見えます。重さは550gで10.1インチタブとしては若干重めですが、その分質感が高くなっています。
SoC(CPU)はMediaTek Helio P60 2.0GHz クアッドコア。これは中華スマホのミドルレンジあたりでよく使われるもので、低価格でありながらそこそこパワフルです。
RAM+ストレージは、6GB+128GBとタブレットとしては余裕のあるスペック。ストレージは低価格帯の定番であるeMMCではなくUFSとなっていて、eMMCの3倍の速度で動作します。
更にスマホと同じCPUを搭載しているため、デュアルSIM構成でLTE通信可通信が可能です。まだCHUWIサイトに対応周波数帯が掲載されていないのでバンドは分かりませんが、恐らくはB1/B3/B8といった、docomoの首都圏、SoftBankのプラチナバンド対応かと思われます。
更にGPSもサポートされるので、ナビ代わりに使うことも可能です。
オプションのドッキングキーボードを接続すれば、PCライクにも使用可能です。
これだけの構成で199.99ドルは正直安いと思いますし、タブレットのSoCとしてHelio P60を選んだ辺りかなり良いと思います。Snapdragon660あたりと性能面ではそう大差ないですし、タブレットにもそこそこのパワフルさがあり、フルメタルボディの高級感もあり、安物感がある低価格帯のタブレットではなく、ミドルレンジのタブレットを求めるなら、HiPad Xはかなり良い選択肢になると思います。
スペック
製品名 | CHUWI HiPad X |
---|---|
ディスプレイ | 10.1インチ WUXGA 1920×1200 IPS |
CPU | MediaTek Helio P60 MT6771V オクタコア 最大2.0GHz |
メモリ | 6GB LPDDR4X |
ストレージ容量 | 128GB UFS |
OS | Android 10.0 |
カメラ | 500万画素 |
ネットワーク | IEEE 802.11a/b/g/n/ac Bluetooth 4.2 LTE通信可 :SIMの対応周波数帯は不明 |
インターフェース | USB Type-C×1、3.5mmヘッドホン、デュアルSIMカードスロット、microSDカードスロット |
バッテリー | 7000mAh /3.8V |
サイズ | 252.54×162.94×9.5mm |
重量 | 550g |
その他 | スピーカー :ステレオ |
価格
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気をつけてほしいのは、HiPad X はCHUWIのオフィシャルサイトの仕様に書かれているようにSingleスピーカーだと言う事です。ステレオではありません。背面の穴のようなものがスピーカーですが、モノラルなのでしかも片方はダミーで音が出ません。最初は故障かと思いましたが、CHUWIとのやり取りで故障ではなく仕様だと言っています。出力には迫力がなく貧弱な音なので聞き取り難くゲームをしようとする方には向いていませんので注意してください。今時こんなスピーカーがあったのかと驚いています。
CHUWI 公式 Twitterへ問い合わせたところ今後『技適』取得予定ありと回答を頂きました。
記事とCHUWI Twitter中の人 とのやりとりの結果、(本体のみ)発注しました。
Twitterとはいえ双方向でコミュニケーションとれる好感度は高いです。
届きましたら3G(B5)でFOMAプラスエリアでの通信可否含めてレポートしたいとおもいます。
HiPad Xはスペック/価格的に良さそうですよね。
報告楽しみにしています。
到着しました。
付属品は説明書 Simピン USBケーブル JP仕様の充電器
2020-09-29でのアップデート(50MB)があったため実行中。
電源を入れると言語設定画面が出てきます。
日本語を選ぶと以降のIME設定も自動で日本語設定されます(感動しました)
画面は若干青みがかった感じがします。
ディスプレイの設定でナイトモードを常時オンにして調整しています。
インストールされているアプリはGoogle標準のもののみ。中国語アプリはなしです。
電源オフからの起動は十数秒とストレスなく早いと感じました。
音はモノラル音声。Youtubeを再生しましたが、聞き取りにくい感じはありません。
音量最大にしましたが、音割れなどもなし。
筐体はアルミのためHi9であったようなギシギシ音はありません。
これからSim設定とアプリインストールとなります。
Sim設定と通信について。
BIGLOBEsimにて通信設定を行いました。
タブレットを介してのテザリング設定は不可。
通信に関して
Band1 Band3での通信が基本。
Band1電波が弱いとBand26(800MHz)での通信を行っていました。
例によって山中までBand6,19のチェックに行ってきました。
結果としては通信不可。
Band26で通信を試みているようですが通信が成立せず
Bans1,3が通信の基本のようです。
LTEでの通信が安定せず(>_<)
LTE通信を観察しているとBand28を掴もうとして音信不通となっていることがわかりました。
ちなみにBand28は700MHz帯。Docomoにも周波数割り当てはあるのですが、どうなっているかは不明。
で
まずは端末のデベロッパーオプションを有効に。
MTK Engeneering modeを呼び出してBAND一覧を表示。
(詳しくは各自でググってください)
Band28と国内では使用しないBANDを無効化
上記の対策をして安定通信中。
この状態で再度山まで行ってくる予定です。
こんばんわ
『通信結果報告』です。
比較元 Chuwi Hipad X
比較したスマホ Xiaomi Note10
使用したアプリ Signal Check
結果
Note10にてBand19(5波 B19以外の受信表示なし)
HipadXにてBand26(1波 B26以外の受信表示なし)
Chromeのスピードテストにて
受信1.9Mbps 送信2.7Mbps
Band19エリアにて送受信確立しました。
但し、受信感度はあまりよくないので、出来たらラッキー程度に思ったほうがよさそうです。
山まで行ったりと確認ありがとうございます!
感度は中華タブだと大抵そんなに良くないことが多いですね。
実機より(CPU-Z , Device info HW)
SOC Hellio P60 793MHz-1.81GHz
Disp 10.55inch(1920*1200 214dpi 60Hz)
Mem 5783MB(6GB)
Rom 112.75GB(120GB)
OS Android 10
Cam Back 8.0Mp(3264*2448 F2.8)
Front 4.9Mp(2560*1920 F2.8)
Batt 7800mAh(4.2v)
LTE Band 1 2 3 4 5 7 8 12 14 17 20 25 26 28 30 38 41 66 71(MTK Engeenering modeで確認)
SOCの実行周波数下げてるのってなんででしょう?
誤差範囲?
このタブレットの売りである高速ストレージについて
Sequential Write(4MB) 191.55MB/s
Sequential Read (4MB) 355.79MB/s
Random Write (4KB) 18.75MB/s
Random Read (4KB) 16.17MB/s
Memory Copy (4MB) 3.72GB/s
測定中にSOCの処理が100%になることがあり、ボトムネックになっている可能性も。