HUAWEIの6.95インチ巨漢スマホ「HUAWEI honor Note10」のレビュー後編です。
今回はレビュー後編という事でプリインストールアプリケーションの確認、ベンチマークのスコアはといった基本的な点、そして外に持ち出してカメラを試してみました。
前回のレビューはこちらから。
日本語化
日本語は初期セットアップから入っています。メニュー等含めてほぼ綺麗な日本語になります。
プリインストールアプリケーション
以下プリインストールアプリケーションの一覧です。
Playストアを含めGoogle謹製アプリと、その他HUAWEIアプリ、あとはWPS Officeのみがインストールされています。
ベンチマーク
AnTuTuベンチマーク(ver7)を試してみました。honor Note10に搭載されているKirin 970は少し前までHUAWEI HiSilicon SoC(CPU)の中ではハイエンドでしたが、結果はというと、、、
結果は212,827ポイントで1世代古くなったとは言えまだまだハイエンドの実力はありますが、Snapdragon835のちょっと上で、Snapdragon845には大きく及ばず、これからどんどん発売されるSnapdragon855には大きく負けているという点は、ゲーム等でどんどんCPU負荷が高くなるものを要求されていく中では物足りないという人も居るかもしれません。
以下、過去のベンチマーク結果との比較。
機種名 | SoC(CPU) | AnTuTu Ver7スコア |
---|---|---|
Xiaomi Mi MIX3 | Snapdragon845 | 298154 |
OnePlus 6T | Snapdragon845 | 296894 |
XPERIA XZ2 | Snapdragon845 | 266288 |
Xiaomi Mi MIX 2S | Snapdragon845 | 258741 |
HUAWEI honor Note10 | Kirin 970 | 212827 |
HUAWEI P20 Pro | Kirin 970 | 210380 |
XPERIA XZ1 Compact | Snapdragon835 | 205788 |
honor 10 | Kirin 970 | 204400 |
HUAWEI honor 9 | Kirin960 | 165134 |
ZenFone5 ZE620KL | Snapdragon636 | 139085 |
ZenFone4 | Snapdragon660 | 137253 |
Xiaomi Redmi Note 5 | Snapdragon636 | 115626 |
HUAWEI honor8 | Kirin 950 | 97517 |
Ulefone ARMOR 3 | Mediatek Helio P23 MT6763T | 95055 |
XPERIA XA2 Ultra | Snapdragon630 | 90087 |
HUAWEI nova lite 2 | Kirin 659 | 89273 |
Vernee Active | Mediatek Helio P25 | 79228 |
KOOLNEE K1 Trio | Mediatek Helio P23 | 67080 |
UMIDIGI A1 Pro | Mediatek MT6739 | 45258 |
カメラ
HUAWEI honor Note10を外に持ち出してカメラをテストしてみました。背面カメラは、12MP+12MPのダブルレンズで、Mi MIX2Sとスペック上は余り変わっていないものの、実際の写真はどうなのか試してみました。
以下作例です。(クリックすると大きく見ることができます)
風景も近接写真も細部まで綺麗に撮れています。料理の写真はAIで撮ったにも関わらず若干いまいちですが、窓からの光が強く状況が少し特殊でしたね。
電子書籍漫画リーダーの使い心地
私のメインの使い方である、電子書籍漫画リーダーとしての使い心地です。いつも使っているKindleで試してみました。
さすがに6.95インチは見やすいというだけでなく、片手で持って大画面で読めるギリギリのサイズ感が素晴らしい。左はGalaxy Note9、右がhonor Note10ですが、漫画部分だけ見ると僅かな画面サイズアップとしか見えませんが、このわずかなサイズアップが文字サイズアップになり、読みやすさがアップするのです。逆に6.4インチのGalaxy Note9ですら、これより小さい文字サイズで書かれた漫画(台詞文字多めのやつ)だと、最悪はいちいちズームが必要。
その為、honor Note10では横画面にしてもそこそこちゃんと読める。
もちろん漫画の場合文字サイズが変えられないので、その漫画で使われる文字サイズ次第ですが、見開きでも読めるのはメリットが大きい。
レビューまとめ
honor Note10は「スマホでとにかく大画面が欲しい」「性能もきっちりしてないとダメ」という要求を見事に果たしてくれるスマホです。6.95インチ AMOLEDディスプレイは充分綺麗。最高に綺麗と言えないのはGalaxy Note9と比較しているからなのですが、そういう比較を抜きにすれば不満が出る人は少ないでしょう。
性能面ではKirin970は最新ではないものの、Snapdragon835以上の性能はあり、まだまだ充分ハイエンドです。
私のように漫画リーダーとして期待しているならそれはがっつりと要求を満たしてくれます。ほぼ7インチというサイズ、そして234gという重さは片手で長時間読書するのにギリギリのサイズと重さで、このバランスは絶妙。もちろん良くを言えばもっと軽い方がいいわけですが、それは現時点では無いものねだりでしょう。サイズに関してはちょっとした板チョコぐらいあるわけで、デカすぎるところもありますが、ズルトラ(XPERIA Z ULTRA)が好きですという方には「懐かしいサイズ感」を感じる事ができます。
価格は6GB+64GB版が410ドル(4.6万円)ぐらいで買えるので、スペックを考えればリーズナブル。
HUAWEI honor Note10の価格
価格はETORENでは6GB+128GB版が53,700円です。HUAWEI honor Note10その他ショップですと、Banggoodで6GB+64GB版が409.99ドル(46,609円)で販売中。128GB版は50,020円です。Banggood販売ページ
関連リンク
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